更新日:2025/09/05
Wi-Fi

一人暮らしのWi-Fiは必要?おすすめの種類・料金相場・選び方まで徹底解説

一人暮らしのWi-Fiは必要?おすすめの種類・料金相場・選び方まで徹底解説

一人暮らしでもWi-Fiの導入は、多くのメリットがあります。特に、動画視聴やオンラインゲームなど大容量のデータ通信を行う場合、Wi-Fiは快適な通信環境を提供します。

また、複数の端末を同時に接続でき、データ容量の制限を気にせず利用できるため、結果的に通信費の節約にもつながります。

Wi-Fiの導入方法としては、光回線、ホームルーター、モバイルルーターの3つがあり、それぞれ特徴が異なります。選ぶ際は、提供エリア、実質月額料金、通信速度を確認し、自分の利用状況に合ったサービスを選択することが重要です。

この記事では、一人暮らしにWi-Fiを導入するメリットやWi-Fi利用が向いている人・向いていない人の特徴などについて解説しました。

一人暮らしでWi-Fiを利用するべきなのか迷っている方は、本記事をぜひご活用ください。

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目次

一人暮らしにWi-Fiを導入するメリット

一人暮らしにWi-Fiを導入するメリット

一人暮らしにWi-Fiを導入する主なメリットは、次のとおりです。

  • Wi-Fiを使った方が快適に通信できる可能性がある
  • 複数の端末を無理なくインターネットに接続できる
  • データ容量の制限を気にする必要がない
  • 通信費の節約につながる可能性がある

順番に解説します。

Wi-Fiを使った方が快適に通信できる可能性がある

スマホだけでもインターネットに接続することはできますが、光回線やホームルーターなどの回線サービスを契約してWi-Fiを利用した方が、快適な通信を実現できる可能性があります。

例えば、eo光の光全戸フル10ギガ導入マンションにおける通信環境の場合、光回線でのWi-Fiの使用でダウンロード速度が1322Mbpsとなっています。

Wi-Fiを使った方が快適に通信できる可能性がある

※大阪府豊中市の集合住宅で2024年2月28日に計測(iPhone15 ProにてWi-Fi6Eで接続)

※eo光ネットはベストエフォート型サービスのため、実際の使用における一定の通信速度を保証するものではございません

※eo光ネットマンションタイプ「光全戸フル10ギガコース」は各お部屋まで「戸建て向け10ギガサービス」と同等の設備構成で提供しています


一方、携帯キャリアの平均ダウンロード速度は約103.3Mbpsです。
※参照:2025年8月27日 みんなのネット回線速度より

光回線・モバイル回線それぞれのプランや通信環境により違いはありますが、光回線とWi-Fiを活用した方が、より快適な通信環境を得られる可能性があるといえるでしょう。

複数の端末を無理なくインターネットに接続できる

Wi-Fiルーターやホームルーターなどを利用することで、複数の端末を無理なく同時にインターネットに接続できる点も大きなメリットです。

特に、スマホだけでなくタブレットやパソコン・テレビなどのインターネットに接続して利用する機器を多く所有している方におすすめできます。

スマホのテザリングを利用すれば複数端末をインターネットに接続できますが、Wi-Fiルーターやホームルーターを利用してWi-Fi接続する場合と比較して最大接続台数が少なく、接続する端末の数によっては通信速度の低下につながる可能性があります。

安定した速度を保ったまま複数端末をインターネットに繋げたい場合は、回線サービスを契約してWi-Fiを利用すると良いでしょう。

データ容量の制限を気にする必要がない

Wi-Fiを利用するための回線サービスやプランによっても異なりますが、基本的にはデータ容量の制限を気にせずに通信できます。

例えば、光回線を契約してWi-Fiを利用する場合、基本的には月に100GB、200GB使っても速度制限を受けることはありません。

短期間に大量のデータ通信をおこなう行為は、速度制限の対象になる場合がありますが、動画の視聴やオンラインゲームなどの通常の使い方であれば、速度制限を受けることなく通信できます。

一方、月に消費できるデータ容量が決まっているスマホの料金プランを契約する場合、決められているデータ容量を使い切ると速度制限を受けます。

契約するスマホのキャリアによっては、利用できるデータ容量の上限が決められていない無制限プランが提供されている場合もありますが、料金が高額になるためおすすめできません。

通信費の節約につながる可能性がある

スマホでデータ容量が無制限のプランを契約するよりも、無制限に利用できる回線サービスを契約し、Wi-Fiを利用した方がおトクになるケースが多いです。

例えば、大手キャリアのスマホの無制限プランを契約する場合は月額7,000円程度かかりますが、光回線の場合は月額5,000円程度で通信できます。

回線サービスを契約してWi-Fiを利用すれば、大手キャリアの無制限プランを利用する必要がなくなり、月額1,000円~1,500円程度の格安SIMに乗り換えられるため、総合的に見て通信費を安く抑えられます。

Wi-Fi利用が向いている人・向いていない人の特徴

Wi-Fi利用が向いている人と向いていない人の特徴をまとめると、次のとおりです。

Wi-Fi利用が向いている人
  • 普段から動画を長時間視聴する人
  • 大容量のファイルを定期的にやり取りする人
  • オンラインゲームをプレイする人
Wi-Fi利用が向いていない人
  • インターネットをほとんど使わない人
  • スマホの低容量プランで十分な人

基本的に、テレビでの動画配信サービスを含む動画の視聴やオンラインゲームなどの大容量のデータ通信を行う人には、Wi-Fi利用が向いています。

反対に、ほとんどデータ通信をせず、スマホの低容量プランでも十分に足りる人は、Wi-Fiを利用するメリットを感じにくいでしょう。

一人暮らしのWi-Fiの選択肢は3つ

Wi-Fiを利用するためには回線サービスを契約する必要があり、次の3つの選択肢があります。

  • 光回線
  • ホームルーター
  • モバイルルーター

一つずつ回線サービスの特徴を解説します。

光回線

光回線とは、光ファイバーを利用して通信する回線のことです。

短期間に大量のデータ通信を行うようなケースを除けば基本的にデータ容量は無制限であり、通信制限を気にせずに通信できます。

ホームルーターやモバイルルーターなどの他の回線サービスよりも通信が安定しており、動画視聴やオンラインゲームといった一定以上の通信速度が求められるコンテンツも問題なく楽しめる場合がほとんどです。

さらに、複数のデバイスを同時に接続しても安定して動作するため、パソコンとスマホなど異なるデバイスを並行して使いたい方にも向いています。

一方で、開通工事が必要で初期費用がかかる場合があるため、短期間の利用には向きません。長期的に安定した通信環境を求める方に適しています。

ホームルーター

ホームルーターとは、自宅のコンセントに端末を挿すだけでインターネットを利用できるようになる機器のことです。

工事の必要がなく手軽に利用できることから、一人暮らしの方から人気がある回線サービスです。

宅内での据え置き利用が前提であることから外出先では使えませんが、室内専用だからこそ安定した電波を受信しやすいという特徴があります。

モバイル回線を利用しているため環境の影響を受けて速度が落ちる場合もありますが、Webの閲覧や標準画質での動画視聴などであれば、問題なく楽しめる場合が多いでしょう。

モバイルルーター

モバイルルーターは、自宅の中だけでなく外出先への持ち運びも可能な回線サービスです。

バッテリーが内蔵されており、電源がない場所でもWi-Fi接続が可能なため、外出中でもインターネットを利用できます。

そのため、自宅だけでなく、外出先でもWi-Fiでインターネットを利用したい方におすすめの選択肢です。

ホームルーターと同様にモバイル回線であり、また月間の通信容量が定められている場合が多いため、大容量通信には向いていないかもしれません。

一時的ならテザリングも使える

テザリングとは、スマホをWi-Fiルーターの代わりとして利用する機能のことです。

テザリングを使えば、一時的にインターネットを利用する必要が生じた場合でも、スマホの設定を切り替えるだけで手軽に接続できます。

利用には事前申し込みが必要な場合や、キャリアや料金プランによっては有料オプションとなる場合もありますが、基本的には特別な契約や工事の必要はありません。

ただし、スマホの通信速度や通信量の範囲でしか使えないため、契約プランの範囲内での利用に限られます。

また、利用中はスマホのバッテリーを消費するため、バッテリーの残量や劣化に注意が必要です。

そのためテザリングは、「スマホ以外の接続サービスは不要だが、いざというときだけパソコンでもインターネットを使えるようにしたい」という方に向いています。

一人暮らしで回線サービスを選ぶ際のポイント

一人暮らしで回線サービスを選ぶ際のポイント

回線サービスを契約する際に確認するポイントは、次のとおりです。少しでも高速でWi-Fiを利用したい方には光回線の利用がおすすめです。

  • 提供エリア
  • 実質月額料金
  • 通信速度
  • データ容量・通信制限の条件
  • スマホとのセット割
  • 契約期間や違約金
  • 工事の有無など導入のしやすさ

詳しい内容を確認し、自身に最適な回線サービスを契約できるようにしましょう。

提供エリア

まずは、自宅が回線サービスの提供エリア内なのかを確認する必要があります。

とくに、光回線の中には提供エリアが限定されているものが多くあるため、光回線を契約してWi-Fiを利用する場合は、事前に提供エリアを確認することが重要です。

実質月額料金

実質月額料金とは、月額料金だけでなく工事費や契約事務手数料、割引やキャンペーンなどを全て考慮して算出する月額料金のことです。

例えば、おトクなキャンペーンが実施されていても、実質月額料金を算出すると他社の方が安くなるケースがあります。

おトクな料金で回線サービスを契約してWi-Fiを利用したい場合は、月額料金の安さやキャンペーンの割引額にとらわれずに、実質月額料金を算出して比較しましょう。

通信速度

回線サービスによって通信速度は異なるため、オンラインゲームなどの一定の速度が求められるコンテンツを利用する方は、通信速度を重視して契約する回線サービスを選びましょう。

光回線の中でも、契約する回線事業者によっては速度が異なるため、実測値を比較して選びましょう。

実測値はこちらのサイトで確認できます。
※実測値はあくまで投稿者の環境で通信した場合の速度であり、必ずしも投稿されている速度で通信できるわけではありません。

データ容量・通信制限の条件

Wi-Fiの回線サービスには、通信量に制限があるものと、無制限で利用できるものがあります。

インターネットの使い方や時間は人それぞれ異なるため、契約前に各回線サービスのデータ容量や通信制限の条件を確認し、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。

通信量制限のある回線サービスは、制限がある分比較的安価に利用できる傾向にあります。

一方、無制限の回線サービスはやや料金は高くなるものの、データ量を気にせずパソコンやスマホを使える点がメリットです。

テレビでの動画配信サービスの利用が増えている昨今、高画質動画を長時間視聴したいというニーズも増加しています。

しかしその場合、これまでよりも多くのデータ量が必要とされるでしょう。

そのため、動画をよく見る方や、大容量通信をストレスなく使いたい方には、無制限の回線サービスがおすすめです。

スマホとのセット割

スマホとセットで契約できる回線サービスでは、通信費を節約できるのがメリットです。

おトクにインターネットを利用したい方は、契約前にセット割の有無を確認するとよいでしょう。

例えば、関西で光回線サービスを展開するeo光では、auやUQ mobile、mineoのスマホとセットで契約すると毎月のスマホ利用料金が割引になるキャンペーンを実施中です(auやUQ mobileとセットの場合は、eo光電話の契約も条件に含まれます)。

セット割を活用することで、通信費を抑えつつ、快適なインターネット環境を維持できます。

契約期間や違約金

Wi-Fiの回線サービスには、契約期間が定められているものと、期間の縛りのないものがあります。

契約期間が定められている場合、途中で解約すると違約金が発生するケースも見られます。

また、機器代などを分割払いで契約している場合、契約途中で解約すると残債を一括で請求されるケースがあるため注意が必要です。

回線事業者によって契約期間や違約金の条件は異なるため、契約前に必ず確認しておくようにしましょう。

工事の有無など導入のしやすさ

Wi-Fiの回線サービスを選ぶ際には、工事の有無や申し込みから利用開始までの期間を確認することも重要です。

光回線は安定したネット環境を構築できる一方で、開通工事が必要で、契約や工事完了までの期間はインターネットが利用できない点に注意が必要です。

また、賃貸物件の場合には、新たな回線工事の許可が得られないこともあります。

引っ越しや回線の乗り換え後すぐにインターネットを使いたい場合には、ホームルーターやモバイルルーターといった工事不要で導入しやすい回線が選択肢となるでしょう。

ただし、ホームルーターやモバイルルーターは利用場所の電波状況によって通信の快適度は変わるため、まずは通信エリアを確認したうえで判断することが大切です。

一人暮らしのWi-Fi料金の目安

代表的なWi-Fiの回線サービスの料金目安は以下のとおりです。

Wi-Fiの種類 月額料金目安 工事費用目安
光回線 3,000~5,000円台 20,000~30,000円
ホームルーター 4,000円台 -
モバイルルーター 1,000~4,000円台 -

ホームルーターやモバイルルーターは工事不要で導入できるため、光回線よりも初期費用を抑えやすく、手軽に利用できます。

光回線は月額もやや高めですが、マンションなどの集合住宅では、一戸建てよりも安くなるケースが多いでしょう。

また、光回線の工事費はキャンペーンで実質無料になる場合もあるため、契約を検討する際には各事業者のホームページをこまめに確認することをおすすめします。

まとめ

長時間の動画視聴や定期的な大容量ファイルのやりとりなど、大容量のデータ通信をおこなう方は、一人暮らしでも回線サービスを契約してWi-Fiを利用することをおすすめします。

Wi-Fiを利用できる回線サービスはいくつもありますが、ストレスのない通信環境を得たい方は光回線が最適です。

光回線のなかでも通信速度にこだわりたい方には、独自回線のeo光がおすすめです。

eo光は独自で光ファイバーを敷設しています。回線が混雑してきた場合も柔軟に自社で回線の増強ができるため、安定した通信を実現できます。

月額料金の割引や工事費の割引などのキャンペーンも実施しているため、リーズナブルな料金でWi-Fiを利用したい方にも向いています。

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