更新日:2025/05/30
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テレビがWi-Fiに繋がらない原因とは?今すぐ試せる9つの対策を紹介

テレビがWi-Fiに繋がらない原因とは?今すぐ試せる9つの対策を紹介

テレビをWi-Fiに接続すると、テレビ画面で各種動画配信サービスを視聴できたり、スマートスピーカーと連携できたりと、さまざまなメリットがあります。

しかし、Wi-Fiの接続がいつもうまくいくとは限らず、急にWi-Fiに繋がらなくなってしまうこともあります。また、機器の扱いに不慣れな方は、設定の段階でつまずいてしまう場合も多いでしょう。

本記事では、テレビがWi-Fiに繋がらないときに考えられる原因や対処法を解説します。お困りの方はぜひ参考にしてください。

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目次

テレビがWi-Fiに繋がらない原因

テレビがWi-Fiに繋がらない原因

テレビがWi-Fiに繋がらない場合は、以下のような原因が考えられます。

ルーターやONUの故障や不具合

ルーターやONUの故障や、一時的な不具合により、Wi-Fiの接続に問題が生じる場合があります。

  • ルーター:複数のデバイスをインターネットに接続するための機器
  • ONU(光回線終端装置):光回線において、光信号とデジタル信号を相互に変換する機器

テレビがWi-Fiに繋がらないときは、パソコンやスマートフォンなどのWi-Fiの接続状況をチェックしてみましょう。テレビ以外のデバイスもWi-Fiに接続できていない場合は、ルーターやONUに問題が起きている可能性が高いと判断できます。

また、ルーターやONUに原因がある場合は、完全にWi-Fiに繋がらなくなる前に「通信が途切れる」「通信速度が遅くなる」などの前兆がみられることもあります。

テレビの設定ミス

テレビがWi-Fiに繋がらないときは、テレビ側の設定も確認してみましょう。インターネット回線の乗り換え時やルーターの交換時など、テレビをあらためてWi-Fiへ接続した際に、設定がうまくできていなかった可能性も考えられます。

また、何かの拍子にテレビのWi-Fi設定をオフにしてしまったというケースもあるでしょう。

ルーターの設定ミス

ルーターの主な役割は、パソコンやスマートフォンなどの端末にIPアドレスを割り当て、複数のデバイスをインターネットへ接続できるようにすることです。

しかし、機種によっては、モードを切り替えることでルーターをWi-Fiのアクセスポイントや中継器として使える場合もあります。そのため、「ルーターを新調したらテレビがWi-Fiに繋がらなくなった」という場合は、誤って異なるモードを設定してしまっている可能性も考えられます。

また、新しいルーターをセッティングする際に、LANケーブルを挿す場所を間違えてしまった可能性もあるでしょう。

ルーターの設置場所の問題

Wi-Fi接続では、目には見えない電波を使用してデバイスを接続します。ルーターの設置場所が悪いと、Wi-Fiの電波強度や安定性が損なわれ、インターネットに繋がらなくなってしまう場合があります。

例えば、ルーターとテレビとの距離が離れている場合や、ルーターとテレビの間に障害物がある場合などです。また、近くにWi-Fiと同じ周波数帯の電波を発する家電があると、電波干渉により通信が不安定になることがあります。

Wi-Fi接続を安定させるためには、ルーターに適した設置場所を選ぶことが大切です。

ルーターに接続されているデバイス数

ルーターは機種によって同時接続できる台数が決まっており、接続台数が上限を超えると通信速度が低下する場合があります。

パソコンやスマートフォン、テレビ以外のIoT家電など、Wi-Fiを同時に利用しているデバイス数が多い場合は、通信が不安定になることがあるでしょう。

接続先のルーターが誤っている

デバイスをWi-Fiに繋ぐ際は、設定画面で接続するルーターのネットワーク名(SSID)を選択します。多くの場合、デバイスのWi-Fi機能をオンにすると近くにあるルーターが自動的に検出されますが、その際に近隣住宅で使用されているルーターのネットワーク名が表示されることがあります。

テレビがWi-Fiに繋がらない場合は、上記の設定の際に誤って近隣住宅のルーターのネットワーク名を選択してしまった可能性もあるでしょう。特に、マンションなどの集合住宅ではそれぞれの居住スペースの距離が近いため、この事象が発生しやすいといえます。

直前にテレビのWi-Fi接続を設定した場合は、選択したネットワーク名が所有しているルーターと同じものか確認してみましょう。

回線側の問題

テレビ以外のデバイスもWi-Fiに繋がらないときは、回線側に問題がある可能性もあります。例えば、何らかのトラブルによって通信障害が発生しているケースや、そもそも回線の通信速度が遅いケースなどが考えられます。

また、モバイルWi-Fiやホームルーターを利用している場合は、以下のような原因によりWi-Fiに繋がりにくくなることがあるでしょう。

  • 契約プランのデータ通信量を使い切ってしまい、通信制限がかかっている
  • 短期間に大量のデータ通信を行い、一時的に通信制限がかかっている

テレビがWi-Fiに繋がらないときの9つの対処法

テレビがWi-Fiに繋がらないときの9つの対処法

テレビがWi-Fiに繋がらないときは、以下のような方法を試してみましょう。

1.テレビの電源を入れ直す

一時的な不具合であれば、テレビの電源を入れ直すことでWi-Fiに再接続される可能性があります。

テレビがWi-Fiに繋がらないときは、まず最初に電源を入れ直してみましょう。

2.ルーターを再起動する

ルーターに原因がある場合は、本体を再起動すると症状が改善される可能性があります。テレビ以外のデバイスもWi-Fiに繋がらない場合は、ルーターを再起動してみましょう。

ルーターは、電源ケーブルを引き抜き、しばらく置いてから差し込み直すと再起動できます。放置時間は30秒ほどで問題ありませんが、ルーター本体に熱がこもっている場合は5分ほど置くとよいでしょう。

また、機種によっては再起動ボタンを備えたタイプもあります。ただし、電源が切れたあとすぐに再起動されるため、本体にこもった熱を逃がしたい場合はおすすめできません。

3.Wi-Fiの設定をやり直す

テレビのWi-Fi接続を設定した直後であれば、設定が正しくできているか確認しましょう。

テレビのメニュー画面を開き、Wi-Fiの設定へと進んだら、接続しているネットワーク名(SSID)が間違っていないことを確認します。ほかのルーターに接続しようとしていた場合は、正しい接続先を選び直しましょう。

接続先が間違っていない場合は、接続しているネットワークを一度オフにして、再度接続を試みます。

4.ルーターの設置場所を見直す

ルーターとテレビの位置関係や、設置場所を見直すことも大切です。可能な範囲でテレビとルーターの距離を近づけ、間に障害物がないようなレイアウトにしましょう。例えば、テレビとルーターが別々の部屋にある場合は、同じ部屋に設置することで症状が改善する可能性があります。

また水槽や、ルーターと同じ周波数帯を利用する家電の近くなどへの設置は避けるべきです。具体的には、電子レンジやIHヒーター、エアコンなどの家電が当てはまります。

Wi-Fiの電波は球状に飛ぶので、なるべく部屋の真ん中、床から1〜2m程度の位置に置くのがよいとされています。ただし、これはあくまで理想であり、ベストな位置に設置するのは難易度が高いといえるでしょう。間取りや家具のレイアウトを考慮しながら、なるべく理想に近い場所を選べば問題ありません。

ルーターとテレビが別のフロアにある場合は、中継機やメッシュWi-Fiの利用も検討しましょう。中継機とは、その名の通りWi-Fiの電波を中継する機器のことです。ルーターと組み合わせて使用することで、ルーターから離れた場所でも電波が届きやすくなります。

一方、メッシュWi-Fiとは、親機となるルーターと子機のルーターを組み合わせて、Wi-Fiの電波を網目(メッシュ)のように張り巡らせる通信形態のことです。メッシュWi-Fiを導入すれば、Wi-Fiの電波の死角がなくなり、家中どこでも快適にインターネットを利用できるようになります。

加えて、メッシュWi-Fiには、その場で最も強い電波に自動的に切り替わる機能が搭載されています。これにより、スマートフォンやタブレットなどを持ったまま家のなかを移動する際、中継機のように接続先を切り替える必要がありません。そのため、テレビ以外についても場所により繋がりにくさを感じている場合は、メッシュWi-Fiの導入がおすすめです。

関西圏を中心に光回線サービスを展開する「eo光」では、メッシュWi-Fiのレンタルサービスも行っています。メッシュWi-Fiが気になる方は、ぜひ検討してみてください。

5.Wi-Fiの周波数帯を変更する

Wi-Fiの周波数帯を変更する

Wi-Fiで使用できる周波数帯は、主に2.4GHzと5GHzの2種類です。それぞれ異なる特徴があるので、状況に合わせて周波数帯を使い分けると、通信状況の改善に繋がります。

  • 2.4GHz:障害物に強いが、電波干渉を受けやすい
  • 5GHz:電波干渉には強いが、障害物には弱い

例えば、ルーターとテレビの間に障害物や壁などがある場合は、障害物に強い2.4GHzがおすすめです。一方、ルーターと家電の距離がどうしても近くなってしまう場合は、電波干渉に強い5GHzを選ぶとよいでしょう。

そのほか、ルーターやデバイスが対応しているWi-Fiの規格によっては、6GHzの周波数帯を利用できる場合もあります。6GHzは電波干渉に強いので、5Ghzと同じような状況に適しています。

6.Wi-Fiの接続台数を減らす

IoT家電なども含め、Wi-Fiを利用するデバイス数が多い場合は、ルーターの接続台数の上限に注意しましょう。

使っていない機器は電源を切るなどして、Wi-Fiの接続台数を減らすと症状が改善する可能性があります。

7.有線接続に切り替える

Wi-Fiの接続が安定しない場合は、有線接続への切り替えも検討しましょう。

有線接続はルーターとデバイスをLANケーブルで物理的に繋ぐので、電波干渉や障害物など外部の影響を受けにくく、通信が安定しやすい傾向があります。Wi-Fiと比べて通信速度が速く、セキュリティーを強化できるのもメリットです。

8.ルーターのファームウェアを更新する

ファームウェアとは、ルーターの基本的な動作を制御するプログラムのことです。ファームウェアは定期的に更新されていますが、古いバージョンのままだと不具合が発生する恐れがあります。

細かな手順はルーターの機種によっても異なりますが、ファームウェアはおおむね以下の手順で更新できます。

  1. Wi-Fiに接続しているデバイスで、ルーターの設定画面を開く
  2. 設定メニューや管理メニューを開く
  3. ファームウェア更新やアップデートなどの項目を選ぶ

9.回線事業者・プロバイダーの状況を確認する

ここまで紹介した方法を試しても状況が改善しない場合は、回線事業者やプロバイダーの状況も確認してみましょう。

例えば、通信障害が発生している場合は、公式サイトやSNSで情報が提供されている可能性があります。また、ほかのユーザーのSNSの投稿から、通信障害の有無を確認できる場合もあります。通信障害が発生している場合は、利用者側で対処する方法はないので、復旧までしばらく待ちましょう。

また、規定のデータ通信量に達して通信制限がかかった場合は、事業者からお知らせのメールやSMSなどが届く場合が一般的です。

なお、回線そのものの安定性に不満がある場合は、乗り換えを検討するのもおすすめです。

まとめ

まとめ

テレビのWi-Fiが繋がらないときは、まずはテレビの電源を入れ直してみましょう。それでも繋がらない場合は、ルーターやONUなどの機器の様子や、各種設定を確認してみるのがおすすめです。

家の中にWi-Fiの死角ができてしまっている場合は、eo光のメッシュWi-Fiレンタルサービスをぜひご検討ください。eo光ネットの月額料金に月々550円プラスするだけで、2台のメッシュWi-Fiをレンタルできます。

回線の通信速度に不満がある場合は、乗り換えも検討してみましょう。関西圏で光回線サービスを提供するeo光では、10ギガ・5ギガの超高速コースを提供しております。おトクなキャンペーンも充実しているので、ぜひチェックしてみてください。

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