Wi-Fiの月額料金はいくらかかる?平均額や費用を抑えるコツを解説
自宅にWi-Fi環境があれば、スマートフォンやタブレットなどでインターネットを快適に利用できます。
しかし、「契約しているプランの値段は適正なのか?」「少しでも費用を抑える方法はないか?」と疑問に思っている方も多いでしょう。
本記事では、自宅でWi-Fiを利用するための主な方法を紹介しつつ、それぞれの月額料金の相場を比較します。費用を抑えるためのコツも解説するので、ぜひ参考にしてください。
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自宅でWi-Fiを使う3つの方法
自宅でWi-Fiを利用したい場合は、インターネット回線の契約や、Wi-Fiに対応したルーターが必要です。代表的な方法としては、次の3つがあります。
- 光回線
- ホームルーター
- モバイルWi-Fi
それぞれの方法について、以下で詳しく解説します。
光回線
光回線はインターネット回線の一種であり、光信号と光ファイバーケーブルを用いてデータを伝送します。ほかの回線方式と比べて、通信速度と安定性に優れているのが特徴です。
この通信品質の高さから、現在、光回線は多くの家庭で選ばれており、インターネット回線の主流となっています。MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所の調査では、自宅用にメインで契約しているインターネット回線は「光回線」が6割以上を占めるという結果となりました。
参照:自宅用にメインで契約しているインターネット回線は「光回線」が65.7%でトップ 光回線契約サービス上位は「ドコモ光」「SoftBank 光」「auひかり」|MMD研究所
また、光回線は基本的にデータ容量の上限がなく、通信制限で速度が低下するということがありません。データ通信量を気にすることなく、家族全員で存分にインターネットを楽しめるのも大きなメリットです。
回線の安定性も高いことから利用中のストレスも少なく、動画視聴やオンラインゲーム、テレワークといった用途にも適しています。
光回線でWi-Fiを利用するには、まず光回線サービスを契約したうえで、Wi-Fiルーター(無線LANルーター)を設置する必要があります。なお、Wi-Fiルーターは回線契約時にセットで貸し出される場合が多いです。
ホームルーター
ホームルーターは、据え置きタイプのWi-Fiルーターです。
自宅のコンセントに差し込むだけで利用でき、開通工事も不要なため、機器が届いたその日からWi-Fi環境を整えられます。
ホームルーターは、スマートフォンと同じモバイル回線(4G/5G)を利用してインターネットに接続します。契約先やプランによっても異なりますが、データ通信量は無制限の場合がほとんどです。光回線と同様、通信制限を気にせずインターネットを楽しめます。
手軽さが魅力のホームルーターですが、契約時に登録した住所以外での利用はできない場合もあります。自宅以外にも持ち運んで利用したい場合は、あらかじめ規約を確認しておきましょう。また、引っ越しなどで設置場所が変わる場合は、住所変更手続きが必要です。
モバイルWi-Fi
モバイルWi-Fiは、持ち運び可能なWi-Fiルーターです。自宅だけでなく出張先や旅行先、カフェなど、外出先でもWi-Fiを利用できます。
モバイルWi-Fiは、ホームルーターと同じくモバイル回線を利用して通信を行います。
データ通信量には制限が課せられている場合も多いですが、それぞれの使い方に合わせてプランを選べる場合が大半です。例えば、インターネットをあまり利用しない方であれば、低容量のプランを選ぶことで、通信費を節約できます。反対に、インターネットの利用頻度が多い方には、大容量プランや無制限プランがおすすめです。
自宅でWi-Fiを使うために必要な費用
自宅でWi-Fiを使うために必要な費用は、主に「初期費用」と「月額料金」の2種類です。
初期費用
Wi-Fiを利用開始するときの費用には、主に契約時の事務手数料や開通工事費などがあります。
光回線を利用する場合は、自宅に光ファイバーケーブルを引き込むための工事費用が必要です。ただし、契約する回線事業者の光コンセントがすでに設置されているなど、開通工事が不要な場合もあります。
一方、ホームルーターやモバイルWi-Fiは工事不要で利用できるため、開通工事費はかかりません。その代わり、ルーター本体の機種代金を支払う必要があります。
工事費用は数万円かかることが多いですが、分割払いにすることも可能な場合もあります。
月額料金
Wi-Fiの月額料金は、光回線・ホームルーター・モバイルWi-Fiのいずれを契約した場合でも、月額制である場合が多いでしょう。
月額料金にはインターネットサービスを利用するための基本料金のほか、追加で契約したオプション料金も含まれます。例えば、光回線の場合、光電話や光テレビなどのオプションが用意されていることがあります。また、回線事業者から貸し出されるルーターなどのレンタル料金がかかる場合もあるでしょう。
なお、光回線では、回線を提供する事業者と、インターネットに接続するためのプロバイダーを別々に契約するケースもあります。この場合は、両方の利用料を合算したものが月額費用です。
一方、モバイルWi-Fiでは、データ通信量が上限に達したあとに容量を追加購入することも可能ですが、その場合は別途費用が発生します。
Wi-Fi 月額料金の平均額は?
Wi-Fiの月額料金をまとめると、以下のとおりです。
| 月額料金の相場 | |
|---|---|
| 光回線 | 戸建て:5,000円〜6,000円 集合住宅:4,000円〜5,000円 |
| ホームルーター | 4,000円〜5,000円 |
| モバイルWi-Fi | 4,000円〜5,000円 |
光回線の場合は、戸建て向けプランと集合住宅向けプランとで費用が変わる場合があります。これは戸建てだと個別に回線を引き込む必要があるためで、より高速で安定した回線が利用できる分、費用が高額になることが多いでしょう。
Wi-Fiの費用を抑える方法
ここからは、Wi-Fiの費用を抑える3つの方法を解説します。
契約プランやオプションを見直す
いずれの方法も複数の料金プランが用意されていることが多いため、プランの見直しにより料金を抑えられる場合があります。光回線なら通信速度に応じたプラン、ホームルーターやモバイルWi-Fiならデータ通信量の上限に応じたプランがラインナップされているケースが多いでしょう。
例えば、光回線で「通信速度はそこまで速い必要はない」と感じたら、高速プランから一般的な速度のプランへ移行するのも手段の一つです。基本的には、通信速度が高いプランほど、月額料金は高額になります。
また、オプションを利用している場合は、不要なサービスを解約することで費用を抑えられます。例えば、光回線と光電話をセットで申し込んでいて、固定電話を不要に感じた場合は、光電話のオプションを解約するとよいでしょう。
回線を乗り換える
光回線を利用している場合、費用を抑えたいなら回線自体を乗り換えるのも手段の一つです。光回線の月額料金は、サービスによって大きく異なります。リーズナブルなプランを提供しているサービスを選べば、月々の費用を大幅に抑えることも可能です。
特に、料金だけでなくサービスや通信速度などにも不満がある場合は、乗り換えを検討するとよいでしょう。
割引サービスやキャンペーンを活用する
事業者によっては、開通工事費や月額料金が割引になるキャンペーンを実施していることもあります。
例えば、関西圏を中心に光回線サービスを提供する「eo光」では、標準工事費が実質無料(平日のみ)になる「eo暮らしスタート割(標準工事費割引)」や、超高速の10ギガコースを最大6カ月間980円(月額)で利用できる「【10ギガコース】ネット月額割引」など、多彩なキャンペーンを実施しています。
キャンペーンごとの適用条件や注意事項については、eo光のキャンペーンページよりご確認ください。
Wi-Fiを選ぶ際に費用以外にチェックしたいポイント
Wi-Fiの乗り換え先を選ぶ際は、次の5つのポイントをチェックすることが大切です。
Wi-Fiの用途
Wi-Fiの利用シーンを具体的に思い浮かべて、自分に合うサービスを選びましょう。
自宅での利用がメインなら光回線かホームルーター、外出先でも利用するならモバイルWi-Fiがおすすめです。
また、オンラインゲームや高画質の動画視聴など、通信速度が求められる用途なら光回線が適しています。光回線は通信の安定性も高いため、大容量の通信が必要な場面でもストレスなく利用できるでしょう。
Wi-Fiの規格
Wi-Fiには8つの規格があり、基本的に新しい規格ほど最大通信速度が速くなります。
| 世代 | 呼称 | 規格名 | 最大通信速度 | 周波数 |
|---|---|---|---|---|
| 第7世代 | Wi-Fi 7 | IEEE 802.11be | 46Gbps | 2.4GHz帯/ 5GHz帯/ 6GHz帯 |
| 第6世代 | Wi-Fi 6E | IEEE 802.11ax | 9.6Gbps | 2.4GHz帯/ 5GHz帯/ 6GHz帯 |
| Wi-Fi 6 | 2.4GHz帯/
5GHz帯 |
|||
| 第5世代 | Wi-Fi 5 | IEEE 802.11ac | 6.9Gbps | 5GHz帯 |
| 第4世代 | Wi-Fi 4 | IEEE 802.11n | 660Mbps | 2.4GHz帯/ 5GHz帯 |
| 第3世代 | - | IEEE 802.11g | 54Mbps | 2.4GHz帯 |
| 第2世代 | - | IEEE 802.11a | 54Mbps | 5GHz帯 |
| IEEE 802.11b | 11Mbps | 2.4GHz帯 | ||
| 第1世代 | - | IEEE 802.11 | 2Mbps | 2.4GHz帯 |
Wi-Fiを選ぶ際は、回線事業者からレンタルするルーターや、ホームルーターまたはモバイルWi-Fiルーターの規格も確認しましょう。どの規格に対応しているかによって、通信速度に差が生じます。
通信速度
光回線サービスの公式サイトなどに掲載されている通信速度は、あくまでカタログスペックであり、実際の通信速度は異なります。光回線を通信速度で選ぶ場合は、こうした理論値だけでなく実測値を比べることも大切です。
通信速度の実測値を調べたいときは、「みんなのネット回線速度(みん速)」というサイトが便利です。回線やプロバイダーなどの名称で検索すると、全国のユーザーが投稿した通信速度レポートを確認できます。
また、以下の記事ではeo光の10ギガコースの実測値を紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
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なお、Wi-Fiの快適性には通信速度だけでなく、ping値も大きく関わっています。ping値とは、ユーザーがサーバーにリクエストを送ってから、再び戻ってくるまでの時間を計測したものです。簡単にいうと、インターネット回線における応答速度のことで、ping値が低いほど通信遅延が発生しにくくなります。
対応エリア
光回線サービスによっては、対応エリアが限られる場合があります。
気になるサービスが見つかったら、自宅がエリア内に含まれていることを必ず確認しましょう。
サポート体制
契約後のサポート体制が充実しているサービスなら、Wi-Fiに不慣れな方も安心です。
例えばeo光では、無料の初期設定サポートを提供しています。訪問や電話、リモートにてインターネットの接続設定やブラウザー設定などをサポートします。
さらに、月額220円の「リモートサポートプラス」なら、ブラウザーやセキュリティー、OSの設定やeoサービスの設定などについて、オペレーターが画面を共有・遠隔操作しながらサポート可能です。
まとめ
Wi-Fiを利用するためには、契約事務手数料や工事費用などの初期費用と、月額料金がかかります。月額料金の相場は、光回線の場合は戸建てで5,000円〜6,000円程度、集合住宅で4,000円〜5,000円程度です。
Wi-Fiの費用を抑えたい場合は、契約プランや回線自体を見直すのがおすすめです。
関西圏で光回線の乗り換えをご検討なら、ぜひeo光をご検討ください。
eo光では1ギガコースだけでなく、10ギガ・5ギガの超高速コースを提供しています。自社で回線を敷設・管理しているため、混雑状況に合わせた柔軟な回線増強により、高速・安定的なインターネット環境をご利用いただけます。
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