更新日:2025/04/18
光回線

光回線の「戸建てタイプ」と「マンションタイプ」とは?違いを徹底解説!

光回線の「戸建てタイプ」と「マンションタイプ」とは?違いを徹底解説!

光回線には、戸建て住宅向けの「戸建てタイプ」と、マンションやアパートなどの集合住宅向けの「マンションタイプ」の2種類があり、どちらを選べばよいかは住居の形態やインターネットの利用状況などによって異なります。

そこで本記事では、光回線の戸建てタイプとマンションタイプの違いや選び方を解説します。ぜひ、ご自宅に合った光回線選びにお役立てください。

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目次

光回線には「戸建てタイプ」と「マンションタイプ」がある

光回線には、主に戸建て住宅向けの「戸建てタイプ」と、マンションやアパートなどの集合住宅や複合ビル向けに用意された「マンションタイプ」の2種類があります。

戸建てタイプでは、建物に引き込まれた1本の光回線を占有して利用できるのが特徴です。一方のマンションタイプでは、建物の共用スペースまで引き込まれた1本の光回線を、同じ建物内の複数のユーザーと共有して利用します。

光回線の「戸建てタイプ」と「マンションタイプ」の違い

光回線の「戸建てタイプ」と「マンションタイプ」の違い

では、光回線の「戸建てタイプ」と「マンションタイプ」にはどのような違いがあるのでしょうか。

以下に、主な違いを簡単にまとめました。

戸建てタイプ マンションタイプ
料金 高い 安い
工事内容 屋外工事と宅内工事が必要 すでに光回線を引き込み済みのマンションなどであれば宅内工事のみ
配線方式 光配線方式 光配線方式
VDSL方式
イーサネット方式
通信速度 高速通信を維持しやすい 条件によっては遅くなることも

ここからは、違いごとに詳しく解説します。

違い①料金

光回線の戸建てタイプとマンションタイプでは、料金設定が異なるのが一般的です。戸建てタイプは1本の光回線を独占して利用するため、共有利用のマンションタイプに比べて月額料金が高く設定されるためです。

具体的な料金差は事業者によって異なるものの、戸建てタイプのほうがマンションタイプよりも500〜1,500円程高い傾向にあります。

違い②工事内容

光回線の戸建てタイプとマンションタイプでは、導入にあたって必要な工事内容も異なります。

戸建てタイプの場合、最寄りの電柱などから自宅まで光ファイバーケーブルを引き込む「屋外工事」と、引き込んだ光ファイバーケーブルを室内に通してONU(回線終端装置)を設置する「宅内工事」の両方が必要です。

マンションタイプの場合は、建物の共用スペースに光ファイバーケーブルを引き込み、そこから各部屋へ配線します。しかし建物までの引き込みは事前に完了しているケースが多いため、実際は各部屋での宅内工事のみで済むことがほとんどです。

違い③配線方式

次に紹介するのは、配線方式の違いです。光回線の戸建てタイプとマンションタイプは、配線方式にも違いがあります。

戸建てタイプでは、「光配線方式」が一般的です。電柱から光回線を直接引き込むため、ONUまで光ファイバーケーブルが届きます。

マンションタイプでも建物の共用スペースまでは光ファイバーケーブルで配線されますが、そこから各部屋までの配線方式は、以下の3つのパターンに分かれます。

  • 光配線方式:各部屋まで光ファイバーケーブル
  • VDSL方式: 各部屋までは電話回線
  • イーサネット方式:各部屋まではLANケーブル

違い④通信速度

光回線の通信速度は配線方式と回線の利用状況によって大きく左右されるため、戸建てタイプかマンションタイプかで通信速度も異なります。

戸建てタイプで使われている光配線方式は、途中に電話回線やLANケーブルが挟まれないため、通信速度を維持しやすいのが特徴です。しかし、マンションタイプで使われるVDSL方式のように共用スペースから部屋までは電話回線が使用されている場合や、LAN回線であっても規格の古いLANケーブルが使用されている場合は、通信速度は遅くなってしまいます。

また、戸建てタイプは1本の光回線を独占できるため、回線が混雑しにくく、安定した高速通信が期待できます。一方、マンションタイプは1本の光回線を建物内の複数ユーザーで共有するため、時間帯や利用状況によっては速度が低下することもあるでしょう。

マンションでも戸建てタイプの光回線が契約できる場合もある

マンションなどの集合住宅ではマンションタイプで契約することが一般的ですが、事業者によっては、オーナーや管理会社の許可を得ることでマンションなどでも戸建てタイプの契約ができる場合もあります。そしてその場合は、「集合住宅の自分の部屋に直接光回線を引き込む」という形式となります。

この方法には、光回線を専有することで速度が安定する、またはVDSL方式の建物でも高速通信が期待できる、といったメリットはあるものの、光回線を開通するための工事やそのための許可が必要であったり、利用料金が高くなったりといったデメリットがあるのも事実です。マンションタイプはマンションなどでの利用に合わせて設計された専用タイプであるため、大量のデータを日常的に送受信するようなケースでなければ、やはりマンションタイプでの契約が適していると考えてよいでしょう。

光回線の選び方

光回線の選び方

光回線やプロバイダーを選ぶ際のポイントは、基本的には戸建てタイプでもマンションタイプでも共通しています。

どの光回線を契約するか迷っている場合は、次のいずれかを基準に選ぶのがおすすめです。

  • 提供エリアで選ぶ
  • 回線の種類で選ぶ
  • 回線とプロバイダーが一体か別個かで選ぶ
  • 料金で選ぶ
  • 回線プランやオプション、サポート体制の充実度で選ぶ

ここからは、選び方ごとにそれぞれ詳しく解説します。

選び方①提供エリアで選ぶ

光回線は、事業者によって提供エリアが異なります。そのため、光回線を選ぶ際は、お住まいの地域が提供エリア内かどうかを確認することが重要です。

提供エリアは、各光回線の公式サイトで確認できます。

選び方②回線の種類で選ぶ

光回線は、提供方式に応じて大きく4つの種類に分けられます。なお、「フレッツ光」と「光コラボレーション(光コラボ)」は厳密にいうと同じインフラを使用するものですが、サービスの提供元が異なるために本記事では別の種類として扱います。

フレッツ光 NTT東日本・西日本が提供する光回線サービス
光コラボレーション(光コラボ) NTT東日本・西日本の光回線網を借り受けて、他の事業者が提供する光回線サービス
独自回線 他事業者の回線網を借りずに独自に光ファイバーケーブルを敷設して提供している光回線サービス
電力系光回線 各地の電力会社が設立した通信事業者が、自社の電力線網を利用して提供する光回線サービス

安定した高速通信を求めるなら、独自回線がおすすめです。自社で光ファイバー網の敷設から管理、改善まで行っているため、ユーザー数の増加に合わせて柔軟に回線増強を行うことができ、安定した通信速度を維持しやすいという特徴があります。

選び方③回線とプロバイダーが一体か別個かで選ぶ

光回線は、回線事業者とプロバイダーの契約形態によって「回線・プロバイダー一体型」と「回線・プロバイダー別個型」に分けられます。

現在主流になりつつあるのは、回線・プロバイダー一体型です。契約手続きや料金が一本化されており、料金も別個型より抑えられている傾向にあります。また、一体型のなかでも独自回線と電力系光回線は回線事業者とプロバイダーが同一であるため、通信環境が安定しやすい点もメリットです。

一方の回線・プロバイダー別個型は、回線事業者とプロバイダーを別々に契約する方式です。好みのプロバイダーを自由に選択したい場合は別個型、契約の手軽さや安定した通信環境、料金の安さを重視するなら一体型が向いています。

選び方④料金で選ぶ

光回線の月額料金相場は3,500円〜6,000円と幅があるため、複数の事業者を比較検討することが重要です。ただし、料金の安さだけでなく、回線の安定性や通信速度、サポート体制なども考慮に入れる必要があります。

多くの光回線事業者では、工事費や一定期間の利用料金が割引になるキャンペーンなどを実施しています。また、スマートフォンと光回線をセットで契約することで月額料金が割引になる「セット割」に対応する事業者もあるため、これらも含めて比較検討するとよいでしょう。

独自回線は、月額料金が比較的安く設定されており、キャッシュバックなどのキャンペーンも充実していることが多い傾向にあります。コストを抑えつつ、快適なインターネット環境を求める方におすすめです。

選び方⑤回線プランやオプション、サポート体制の充実度で選ぶ

光回線を選ぶ際は、自身のライフスタイルに合ったプランやオプションを提供している事業者を選ぶことが大切です。用途に合わせて速度プランを選択できるか、オプションで光電話や光テレビが利用できるか、Wi-Fiルーターがレンタル可能かといったことや、サポート体制の充実度などはしっかりとチェックした上で比較検討しましょう。

eo光の戸建てタイプとマンションタイプ

関西で光回線サービスを展開するeo光では、戸建てタイプとマンションタイプの両プランをご用意しています。

戸建てタイプは、インターネットのみを利用するシンプルな「eo光シンプルプラン」と、電話やテレビなどのサービスを組み合わせられる「eo光ネット(ホームタイプ)」の2種類です。

マンションタイプでは、自社で光ファイバーケーブルを敷設している「eo光ネット(マンションタイプ)」と、NTT西日本の光回線網を利用した光コラボ「eo光ネット typeN」のいずれかを選択できます。

光回線の導入をご検討中なら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

光回線を選ぶ際は、戸建てタイプとマンションタイプの違いを理解し、ご自宅の環境やインターネットの使い方に合わせた事業者やプランを選ぶことが大切です。提供エリアや回線の種類などを比較検討し、納得できる光回線を選びましょう。

関西エリアで光回線の導入をご希望される場合は、ぜひeo光にご相談ください。戸建て向け、マンション向けに多彩なプランを用意しており、ニーズに合ったインターネット環境を提供可能です。ぜひeo光で快適なインターネットライフを始めてみませんか。

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