更新日:2024/09/27
光回線

マンションや戸建てで光回線の工事ができない理由とは?対処法も解説

マンションや戸建てで光回線の工事ができない理由とは?対処法も解説

自宅に光回線を導入するためには、開通工事が必要な場合があります。しかし、なかには、なんらかの理由により開通工事ができないケースもあるでしょう。

本記事では、光回線の工事ができない主な原因を住宅タイプ別に解説します。工事ができない場合の対処法も紹介しているので、マンションや戸建てで光回線の工事ができないとお悩みの方はぜひ参考にしてください。

目次

マンションで光回線の工事ができない主な理由

マンションで光回線の工事ができない理由としては、次のようなものが考えられます。

光回線サービスの提供エリア外

光回線サービスの提供エリアは、事業者ごとに異なります。例えばeo光ネットの提供エリアは、大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県・福井県(一部地域)です。

eo光ネットの提供エリアの詳細は、こちらのページからご確認いただけます。

eo光ネット サービス提供エリア

提供エリアに含まれていないと、そもそもサービスを利用することができません。光回線サービスに申し込む際は、自宅が提供エリアに含まれていることをしっかり確認することが大切です。

すでに別の光回線が導入されている

集合住宅では、物件全体で特定の光回線事業者と契約を結んでいるケースも少なくありません。

マンションにすでに別の光回線が導入されている場合、自分の部屋だけ別の光回線を導入するのは難しいでしょう。

集合装置のポートに空きがない

マンションのような集合住宅では、共有部の集合装置から各戸に光ファイバーケーブルやLANケーブルを分配しています。この集合装置のポートがすべて埋まっていると、ケーブルが挿せないため、光回線サービスを利用することができません。

とくに、築年数が経過しているマンションは、ポートに空きがない場合も多いので注意が必要です。

大家や管理会社から許可が下りない

なかには、マンションに光回線を導入する際、部屋の壁に穴を開ける工事が必要なケースもあります。

そのような工事をする場合は、大家や管理会社からの許可が必要です。断られてしまった場合は、工事を断念しなければなりません。

戸建てで光回線の工事ができない主な理由

戸建てで光回線の工事ができない主な理由

戸建ての場合も、マンションと同じく提供エリア外ではサービスを利用することはできません。光回線サービスに申し込む前に、自宅が提供エリアに含まれていることを確認しておきましょう。

また、戸建てであっても、持ち家ではなく賃貸の場合は大家や管理会社から穴あけやビス留めなどの許可が下りず、工事を実施できない可能性があります。

そのほか、戸建てによくある理由としては、次のようなものがあります。

河川や国道、近隣の土地などをまたぐ工事の許可が下りない

河川や国道をまたぐ工事には、国の許可が必要です。国への申請は利用者ではなく事業者が行いますが、許可が下りない場合もあります。また、近隣の土地をまたぐ場合は、土地所有者の許可が必要です。

いずれのケースも、許可が下りなければ工事を実施することができず、光回線の導入を断念しなければならない可能性があります。

近くに光ファイバーを引き込むための電柱がない

戸建てで光回線を利用するためには、近くの電柱から光ファイバーを引き込む必要があります。その際、自宅と最寄りの電柱との距離が離れていると、通常の開通工事よりも光ファイバーの引き込みが難しくなってしまうでしょう。

また、近年は徐々に電柱を地中に埋める「無電柱化」が進められており、そもそも自宅近くに電柱がなく開通工事が難しくなる場合もあります。

光回線の工事ができない場合の対処法

光回線の工事ができない場合の対処法

ここまでご紹介した理由により光回線の工事ができない場合は、次のような方法も検討してみましょう。

ホームルーターやモバイルルーターを契約する

ホームルーターとは、コンセントに差し込むだけでインターネットに接続可能な据え置き型のWi-Fiルーターです。一方、モバイルルーターとは、電源を入れるだけでインターネットに接続可能な持ち運びできるWi-Fiルーターのことです。

どちらもモバイル回線を使ってインターネットに接続するため、工事不要で手軽にインターネットを利用できますが、通信速度が不安定になる場合もあります。

ホームルーター・モバイルルーターについては、こちらの記事もご確認ください。

ケーブルテレビ回線を選ぶ

ケーブルテレビが提供するインターネット回線なら、光回線の提供エリア外でも使用できる場合があります。ケーブルテレビは、もともと山間部などの電波が届きにくい地域へテレビ放送を提供するためにはじまったサービスであり、光回線が通っていないエリアでも対応している可能性があるためです。

ただし、ケーブルテレビ回線も事業者ごとに提供エリアが異なるため、お住まいの地域に対応しているサービスを選ぶことが大切です。

光回線の工事が当日になって中止されることも!その理由は?

光回線の工事が当日になって中止されることも!その理由は?

マンション・戸建てともに工事ができない理由に当てはまらなくても、当日に工事が中止されてしまうケースがあります。その主な原因は、次の3つです。

  • 配管や配線の不具合
  • 悪天候
  • 電気工事事業者の都合

工事が当日中止になった場合は、日程を再度調整することになるでしょう。また、基本的に中止になった分の工事費用を負担することはないので安心です。

配管や配線の不具合

配線や配管の不具合があると、開通工事ができない場合があります。

特に、築年数が経過している物件は、いざ工事を開始しようとしたタイミングで配管や配線に不具合が見つかるケースも少なくありません。

配管や配線が傷んでいる場合は、まず補修工事が必要です。補修工事が大掛かりになる場合は、まず配管工事業者に依頼する必要性がでてくるので、開通工事までに時間がかかってしまう場合があります。

また、工事自体は続行可能でも、予定時間内に工事完了できないと判断されると、当日の工事が中止になってしまう可能性もあるでしょう。

悪天候

光ファイバーを引き込むためには電柱にのぼる必要があります。

そのため、工事当日が強風や雷雨などの悪天候だと、安全確保の観点から工事が中止になる場合があるでしょう。

悪天候で工事が延期になる場合は、事前に電気工事業者から電話がくる場合が大半です。当日中に天気が回復する場合は時間をずらして工事を行える可能性もありますが、難しい場合は日程を調整することになります。

電気工事事業者の都合

電気工事事業者は1日に何件もの工事を請け負っています。そのため、前の工事が長引くと工事開始時刻が遅くなったり、場合によっては工事が延期になったりすることもあります。

この場合も、電気工事事業者から電話がくるはずです。開始時刻を遅らせて当日工事ができるケースも多いですが、立ち会いができないなど都合が悪い場合は別日を指定しましょう。

まとめ

自宅が光回線サービスの提供エリア外に位置している場合や、壁の穴あけなどの理由により大家や管理会社から工事の許可が下りない場合は、光回線の工事を行うことができません。

そのほか、マンションの場合は「別の光回線が導入されている」「集合装置のポートに空きがない」、戸建ての場合は「河川や国道、近隣の土地などをまたぐ工事が必要」「家の近くに電柱がない」などの理由により、光回線の工事ができないケースもあります。

やむを得ない理由により光回線の工事ができない場合は、ホームルーターやモバイルWi-Fiなどの活用も検討してみましょう。

しかし、これらのサービスは光回線と比べて通信速度が遅くなりがちです。提供エリアに含まれていないことが問題なのであれば、自宅が対象地域に含まれている光回線サービスがないか探してみることをおすすめします。

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