更新日:2024/12/06
光回線

光回線とモバイルWi-Fiの違いは?どちらがおすすめか解説

光回線とモバイルWi-Fiの違いは?どちらがおすすめか解説

インターネットの利用を考えたときに

「光回線とモバイルWi-Fiは何が違うのだろう?」

「どちらを使う方が良いのか知りたい」

このように考えている方は多いのではないでしょうか?

そのような方に向けて、本記事では以下の内容についてご紹介します。

  • 光回線とモバイルWi-Fiの違い
  • 光回線がおすすめの方、モバイルWi-Fiがおすすめの方
  • 光回線とモバイルWi-Fiに関するよくある疑問

光回線とモバイルWi-Fiの違いはもちろん、どのサービスがどのような人におすすめなのかがわかる記事になっていますので、ぜひ参考にしてください。

eo光の10ギガコースはとにかく速くて安定!

目次

光回線とモバイルWi-Fiの違い

光回線とモバイルWi-Fiの違い

まずは光回線、Wi-Fi、モバイル回線それぞれの基本について確認しておきましょう。

光回線とは

光回線とは

光回線とは、光ファイバーを利用してインターネット接続を行う通信回線のことです。

回線事業者の収容局から自宅までの間が光ファイバーケーブルによる有線接続であるため、通信速度が安定して速いのが特徴です。パソコンなどと有線で接続するイメージが強い回線ですが、Wi-Fiルーターを利用することで無線接続も可能です。

回線利用のためには開通工事が必要なため、サービス利用の契約からインターネットを使えるようになるまで1~2カ月前後かかります。

以下に、光回線のメリットとデメリットをまとめました。

メリット デメリット
  • 最大通信速度(理論値)が速い
  • 光電話により、通話料が安くなる可能性がある
  • スマホとのセット契約で割引が適用される場合も
  • 立ち会い工事が必要な場合がある
  • エリアや自宅の状況により、利用できないケースがある

Wi-Fiとは

Wi-Fiとは、パソコンやスマートフォン、ゲーム機などを無線でネットワーク接続する通信規格のひとつです。

Wi-Fiの電波が届く範囲であればどこでもインターネットに接続できる便利な仕組みですが、メリットと同時にデメリットも存在します。

メリット デメリット
  • 複数のデバイスを同時接続しやすい
  • 配線が少なく、見た目がスッキリ
  • スマホのデータ通信量を節約できる
  • 電波の届く場所なら、どこにいても利用できる
  • 金属や水に弱く、利用する環境によっては電波が弱くなるケースがある
  • 他の電化製品からの電波干渉を受けることがある

Wi-Fiでインターネットに接続する場合は、以下のような方法があります。

  • 光回線+Wi-Fiルーター
  • モバイル回線+ホームルーター
  • モバイル回線+モバイルWi-Fi
  • モバイル回線+スマートフォン(テザリング)

光回線の場合、ONU(回線終端装置)とWi-Fiルーターを接続することによって、Wi-Fiでインターネット接続できるようになります。

自宅内でスマートフォンを使う際には、光回線にWi-Fi接続することで、スマートフォンのデータ通信量を気にせずゲームや動画視聴などでインターネットを利用できます。ただし、Wi-Fiの電波が届く範囲内となります。

光回線以外でのWi-Fiの利用については、後の章で解説します。

光回線を利用したWi-Fiの特徴

「モバイル回線+ホームルーター」や「モバイル回線+モバイルWi-Fi」などに比べ、光回線を利用したWi-Fiには、以下のような特徴があります。

回線品質が高い

光回線は、光ファイバーケーブルを通して直接建物内まで配線されているため、他の種類の電波(テレビやラジオなど)による干渉や距離の影響を受けにくいのが特徴です。そのため、Wi-Fiで利用する場合でも、通信が速く安定しやすくなっています。

現在モバイル回線を利用していて、速度や安定性に不満がある場合は、光回線に乗り換えることで改善する可能性があります。

通信制限の心配が少ない

光回線では月に数TB~数十TBなど、非常に高いデータ通信容量の制限を設けている事業者が多いです。一般的に家庭で利用されるデータ量がその制限ラインを超えることは少なく、「実質」データ通信容量無制限であるといえます。

モバイルWi-Fiやモバイルルーターでは、契約内容によっては通信速度に制限がかかることも多いですが、光回線ならオンラインゲームや動画視聴などの大容量データ通信も、通信制限をほぼ気にすることなく楽しめます。

光回線でWi-Fiを使う方法

ここからは、光回線を用いたWi-Fiの利用方法について紹介します。

光回線でWi-Fiを使うために必要なもの

光回線でWi-Fiを使うために必要なもの

光回線でWi-Fiを利用するために必要なものには、次の3つが挙げられます。

  • ONU(回線終端装置)
  • 無線LANルーター
  • LANケーブル

光ケーブルを通してやってきた光信号を、ONU(回線終端装置)でデジタル信号に変換することによって、デバイスがデータとして認識できるようになります。このONU(回線終端装置)と無線LANルーターをLANケーブルでつなぐことで、Wi-Fiが利用できるようになります。

光回線でWi-Fiを使う手順

一般的に、光回線でWi-Fiを利用する手順は次のとおりです。

  1. ONU(回線終端装置)と無線LANルーターを、LANケーブルで接続する
  2. ルーターを設定モードにし、初期設定を行う
  3. デバイスでWi-Fiの設定画面を開く
  4. SSID・パスワードを入力する

上記の手順は一般的な流れであり、回線事業者や使用する機器によって異なる場合があります。詳しくは、契約した光回線事業者のホームページなどをご確認ください。

光回線以外でWi-Fiを使う方法

建物の事情や提供エリア外であるなどといった理由により、光回線が利用できない場合もあるでしょう。ここでは、光回線以外でWi-Fiを利用する方法を解説します。

モバイル回線+ホームルーター

モバイル回線用の据え置き型Wi-Fiルーター(いわゆるホームルーター)を利用して、インターネットに接続します。

スマートフォンと同じようにモバイル回線を使うため、開通工事が不要でホームルーターをコンセントにつなぐだけで利用できます。しかし固定回線である光回線のWi-Fiとくらべると、利用環境により通信が不安定になることがあります。

ルーター自体にバッテリーは搭載されていないため、モバイルWi-Fiと違い外に持ち歩いて使うことはできません。コンセントのある場所であれば利用できますが、サービスによっては登録住所以外での利用を禁止しているところもあります。

モバイル回線+モバイルWi-Fi(モバイルルーター)

モバイルWi-Fiは「モバイルWi-Fiルーター」「モバイルルーター」と呼ばれることもある持ち運び可能なWi-Fiルーターです。スマートフォンと同じようにモバイル回線を用いてインターネットに接続します。

小型で軽量、本体にバッテリーが内蔵されていることから、移動時や外出先でも利用できるのが最大のメリットです。

モバイル回線+スマートフォン(テザリング)

テザリングとは、モバイルデータ通信ができる端末を使って、他の機器をインターネットに接続する機能のことです。

テザリングには「Wi-Fi」「Bluetooth」「USB」と3つの接続方法があり、スマートフォンをモバイルWi-Fiルーターなどの代わりにして、モバイル回線を使ってパソコンやゲーム機などのインターネット接続が可能となります。

スマートフォンのキャリアや契約プランによっては、テザリング利用が有料な場合や、オプション契約が必要な場合があります。

また、バッテリーやデータ通信量の消費が大きいため、使用中にスマートフォンの充電が切れたり、通信制限がかかったりする恐れもあります。

「光回線」とその他の「Wi-Fi」の違い

光回線を用いたWi-Fiとその他のWi-Fiには、どのような違いがあるのでしょうか。それぞれの違いを比較してみましょう。

回線の違い

それぞれのWi-Fiでは、利用する回線が異なります。光回線は、光ファイバーによる有線通信です。モバイルWi-Fiやホームルーターは、専用の端末で電波を受信する無線通信です。

光回線 モバイルWi-Fi ホームルーター
回線 光ファイバー LTEや5Gなど LTEや5Gなど

自宅でよくインターネットを利用し、安定した高速通信を楽しみたい方は、有線通信である光回線がぴったりです。一方、自宅ではほとんどインターネットを利用しないという方は、モバイルWi-Fiの方が適しているといえるでしょう。

自宅でもインターネットを利用するものの、回線速度や安定性にこだわりのない方は、手軽に導入できるホームルーターの方がよいかもしれません。

最大通信速度の違い

通信速度には、理論値と実測値という値があります。

「理論値」は技術上での最大通信速度で、最適な条件下における最大通信速度を指します。一方「実測値」は実際の速度を調査した結果であり、回線を比較する際に重要になるのは実測値です。

以下の表で、それぞれの理論値と実測値をまとめました。

光回線 モバイルWi-Fi ホームルーター
データ通信容量
理論値
1Gbps〜10Gbps ~4.2Gbps
(5G対応の場合)
~4.2Gbps
(5G対応の場合)
データ通信容量
実測値
1ギガコースの場合:およそ200~500Mbps
10ギガコースの場合:およそ2~7Gbps
およそ12Mbps~120Mbps およそ40~200Mbs

利用する環境にもよりますが、光回線の一般的な「最大1ギガコース」を契約した場合、実測200~500Mbps程度。「最大10ギガコース」であれば、実測2~7Gbps程度が通信速度の目安となります。

5G対応のモバイルWi-Fiの理論値は4.2Gbpsとなっていますが、実測値の平均は30Mbps台とされています。なお、壁などの遮蔽物があったり電波が届きにくい場所であったりする場合、通信速度が落ちたり、電波の受信自体ができない場合もあるでしょう。

ホームルーターは、回線事業者やプラン、使用環境に左右されますが、実測の通信速度の平均は136Mbpsほどとされています。ホームルーターは電波や障害物の影響を受けやすく、光回線と比較すると通信速度が遅くなる場合が多いでしょう。

データ通信容量や通信速度制限の違い

光回線の場合は、データ通信容量が実質無制限であるため、速度制限を気にせずインターネットが利用できます。一方、モバイルWi-Fiやホームルーターは、一定期間ごとに使用できるデータ通信容量が設定されているのが一般的です。

光回線 モバイルWi-Fi ホームルーター
データ通信容量 実質無制限 月100GBや
無制限など
直近3日間制限、
月30GBなど

※帯域を継続的かつ大量に占有する通信手順を用いて行われる通信については、速度や通信量が制限される場合があります。

「あまり大きなデータを扱うことはない」「通信速度にこだわりはない」という方にはモバイルWi-Fiが向いているでしょう。動画視聴やオンラインゲームなどをよく楽しまれる方は、データ通信容量を気にせず利用できる光回線がおすすめです。

利用開始までの期間の違い

光回線の場合、開通工事が必要な場合があります。基本的には、申し込みから工事〜開通までは1カ月ほどかかるでしょう。工事が混みあっていれば、2カ月ほどかかることもあります。

特に3、4月は工事が混みやすいため、日にちに余裕を持って申し込みをするのがおすすめです。

光回線 モバイルWi-Fi ホームルーター
開通までの期間 1カ月~2カ月程度 即日〜 即日〜

※工事の混み具合や契約内容により、1カ月以上かかる場合もあります。

モバイルWi-Fiやホームルーターは、キャリアショップや家電量販店で申し込むと、最短で当日から利用可能です。オンライン申し込みでも「平日12時までの申し込みで即日発送対応」といったサービスもあります。

利用可能な場所の違い

光回線は固定回線であるため、自宅のみで利用可能です。モバイルWi-Fiは持ち運びが可能なため、かばんやポケットなどに入れて外出先でもWi-Fiが利用できます。

ホームルーターは、契約住所以外での利用が制限されているケースが一般的です。しかし、一部のサービスでは出張先や旅行先などへの持ち出し可とされているものもあります。

光回線 モバイルWi-Fi ホームルーター
持ち運び 不可 不可

(契約住所以外での利用が制限されていることが多い。一部のサービスでは旅行先などへの持ち出し可)

光回線+Wi-FiとモバイルWi-Fiはどちらを選ぶべき?

光回線+Wi-FiとモバイルWi-Fiはどちらを選ぶべき?

光回線+Wi-FiとモバイルWi-Fiのどちらを選べば良いのか迷っている方に向けて、どちらがおすすめか、特徴ごとに紹介しています。どちらを選ぶべきか迷っている方は参考にしてください。

光回線+Wi-Fiがおすすめの人

次のような方には光回線がおすすめです。

  • インターネット利用時にストレスを感じたくない
  • 自宅でインターネットを利用する機会が多い
  • 動画視聴やオンラインゲームなど自宅でインターネットを多く利用する

インターネット利用時にストレスを感じたくない

Wi-Fi接続でインターネットを利用する場合、モバイル回線よりも光回線+Wi-Fiの方が通信速度は比較的安定しています。
例えば「みんなのネット回線速度」で回線自体の平均ダウンロード速度を確認すると、以下のようになっています。

  • 光回線:約70Mbps〜1Gbps以上
  • モバイル回線(大手通信事業者):約50〜130Mbps
  • モバイル回線(格安SIM):約15〜80Mbps
    ※2023年5月27日時点

光回線の場合、あわせて利用するWi-Fiルーターなどの性能によって速度が変動する可能性があるものの、それらを考慮しても十分な通信速度を見込めるでしょう。

また、光回線であれば必要に応じて有線によるインターネット接続ができる点も魅力として挙げられます。Wi-Fi接続と比べると、他の電波や壁などによる影響を受けず、通信速度を安定させやすくなります。

できるだけストレスを感じずにインターネットを利用したい方は、通信速度が安定しやすい光回線がおすすめです。

自宅で利用する機会が多い

光回線は光ファイバーケーブルを建物に引き込み、有線および無線でインターネット接続を行うため、建物内でしか利用できない点が特徴となっています。
一方、モバイル回線と比べて通信速度が速くて安定しており、データ通信量が実質無制限といったメリットもある回線です。

外出先よりも自宅でインターネットを利用する頻度が高いようであれば、光回線のメリットを十分に活用できることから光回線の方がおすすめです。

動画視聴やオンラインゲームなどでインターネットを多く利用する

動画視聴の場合、動画の解像度を高くしたり視聴時間が長くなったりすると、通信時に必要となるデータ量は増えていきます。オンラインゲームの場合は通信速度が安定している方が、タイムラグが少なくスムーズな操作をしやすくなります。
動画視聴やオンラインゲームでストレスを感じないためには、安定した通信速度や大容量のデータ通信量が必要となることから、光回線の方がおすすめといえるでしょう。

モバイルWi-Fiがおすすめの人

次のような方にはモバイルWi-Fiがおすすめです。

  • 外出先でインターネットを利用する機会が多い
  • インターネットを利用できる環境がすぐに必要

外出先でインターネットを利用する機会が多い

自宅よりも外出先でパソコンやスマートフォンを利用する機会が多い方には、モバイルWi-Fiがおすすめです。

外出先でインターネットを利用する際には、スマートフォンのテザリング機能を使う方法もあります。テザリングは便利ですが、

  • スマートフォンの充電を消耗する
  • スマートフォンのデータ消費量が多くなる

といったデメリットもあります。

モバイルWi-Fiを別途用意すれば、スマートフォンのバッテリー消費だけでなく、データ通信量を抑えることも可能です。

「光回線などのインターネット接続先がない外出先で、パソコンを利用することが多い」

「外出中にタブレットやスマートフォンで動画を視聴することが多い」

といった方は、持ち運び可能なモバイルWi-Fiの方が安心してインターネットを利用しやすくなります。

インターネットを利用できる環境がすぐに必要

光回線を利用するためには開通工事が必要となりますが、モバイルWi-FiはSIMとモバイルWi-Fiルーターなどの機器があれば、モバイル回線でのインターネット接続が可能となります。

転勤などの急な引越しで回線契約が間に合わない、一人暮らしを始めたばかりでどれくらいインターネットを利用するかわからないという方には、モバイルWi-Fiがおすすめです。

光回線やモバイルWi-Fiに関するよくある疑問

光回線やモバイルWi-Fiに関するよくある疑問

光回線とモバイルWi-Fiの違いに関係する、よくある疑問をご紹介します。

  • モバイル回線の方が光回線より遅いって本当?
  • Wi-Fiルーターがあれば光回線でインターネットを使える?
  • 光回線に接続できるWi-Fiルーターはどこで購入できる?
  • 光回線でWi-Fiを使うには?
  • 光回線でWi-Fiやインターネットが使えなくなったときはどうする?

それぞれの疑問を詳しくみてみましょう。

モバイル回線の方が光回線より遅いって本当?

光回線では主に1Gbpsから10Gbpsの最大通信速度が出るコースが存在し、契約するプランによって速度が大きく異なります。

一方でモバイル回線の通信速度は近年向上してきており、5G通信であれば理論上は最大10Gbpsで通信可能です。

ただし無線通信であるモバイル回線は天候や利用場所などの外的環境の影響を受けやすいため、必ずしも期待通りの通信速度が出るとは限りません。
その点では、光ファイバーケーブルで物理的に接続している光回線は速度が安定しやすいといえるでしょう。

なお「みんなのネット回線速度」を確認すると、各回線の平均速度は以下のとおりとなっていました。

回線 下り 上り
光回線 373.2Mbps 335.5Mbps
ホームルーター 172.8Mbps 19.2Mbps
携帯キャリア 85.5Mbps 19.0Mbps
モバイルルーター 50.3Mbps 13.0Mbps

※2023年6月8日時点 直近3カ月の平均値
※契約プランや利用環境によって回線速度は大きく変わります。

光回線の速度が遅くなる原因は?どう対処すれば良い?

光回線でWi-Fiの速度が遅いと感じる場合は、以下の5つの原因が考えられます。

  • デバイスが古い
  • Wi-Fiルーターが古い
  • 接触不良
  • 電波干渉
  • 回線の混雑

パソコンやスマートフォンなどの利用端末や、Wi-Fiルーター自体が古い場合、通信規格が古い可能性が考えられます。まずは、現在利用しているデバイスやWi-Fiルーターの通信規格を確認したうえで、新しい規格に対応した機種への交換も視野に入れてみましょう。Wi-Fiルーターを回線事業者からレンタルしている場合は、契約している回線事業者に相談してみるのがおすすめです。

新しい機種を利用しているのに通信速度が遅い場合は、Wi-Fiルーターや周辺機器が接触不良を起こしている場合もあります。とくに、通信速度が急に遅くなったり、不安定になったりした場合は、接触不良を疑ってみましょう。

また、家電との電波干渉が原因で、Wi-Fiの通信速度が落ちることもあります。Wi-Fiとの電波干渉が起こりやすいとされているのは、電子レンジやテレビなどです。これらの家電とWi-Fiルーターの位置が近い場合は、設置場所を見直すことをおすすめします。

特定の時間帯のみ通信速度が遅くなる場合は、インターネットの利用者が増えて、回線が混雑している可能性があります。とくに、自宅でインターネットを利用する人が多い夜間の時間帯は回線が混雑しやすいため、通信速度が遅いと感じたときはインターネットを利用する時間を変えて試してみましょう。

Wi-Fiルーターがあれば光回線でインターネットを使える?

Wi-Fiルーターがあるだけでは、インターネットに接続できません。光回線でインターネットを利用するためには、まず光回線が開通され、回線事業者およびプロバイダー契約が完了し通信できる状態にあることが必要です。

契約した光回線にWi-Fiルーターを接続することで、Wi-Fでインターネット接続できるようになります。

またモバイルWi-Fiの場合は、モバイルWi-FiルーターにSIMをセットすることでインターネットが利用できるようになり、そのルーターのみを持ち歩けば外出先でも利用できます。光回線の場合は、自宅の光回線とWi-Fiルーターが光ファイバーケーブルで接続されていなければ利用することはできません。

光回線に接続できるWi-Fiルーターはどこで購入できる?

モバイルWi-Fiで利用するWi-Fiルーターは契約時に用意されますが、光回線に接続するWi-Fiルーターは自身で用意しなければいけない場合もあります。そこででてくる疑問が、「どこに探しに行けばいいの?」というものです。

光回線のWi-Fiルーターは、家電量販店やネット通販などから購入できます。

市販のWi-Fiルーターを購入する際は、以下の2つのポイントをチェックするとよいでしょう。

  • Wi-Fiの通信規格
  • ビームフォーミング機能の有無

Wi-Fiの通信規格にはいくつかの種類があり、最新のものになるほど通信速度が速い傾向があります。ただし、Wi-Fiルーターの通信規格が最新でも、パソコンやスマートフォンなどの利用端末が最新規格に対応していない場合は、スペックを最大限活用することはできません。Wi-Fiルーターを購入する前に、まずは普段利用しているデバイスのWi-Fiの通信規格を確認してみましょう。

また、Wi-Fiルーターを購入するなら、ビームフォーミング機能がついているものがおすすめです。ビームフォーミング機能とは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスの位置を検知して、その方向にむかってWi-Fiの電波を飛ばす機能です。デバイスに向かって集中的に電波を送信できるため、通信速度の向上が期待できます。

どのような機器を購入するのが良いのかわからないときは、契約している事業者に相談してみるとよいかもしれません。

また、Wi-Fiルーターは、光回線事業者からレンタルできるケースも多いでしょう。

例えばeo光ではeoホームゲートウェイもしくはeo光多機能ルーターのレンタルサービスがあり、月額105円で無線ルーター機能を利用できます。また現在は eo光ネットと無線ルーター機能を同時にお申し込みいただければ、この月額料金が12カ月間無料となるキャンペーンも実施中です。

光回線でWi-Fiを使うには?

光回線でWi-Fiを使えるようにするためには、おおむね以下の手順が必要です。

  1. 光回線を契約する
  2. まずは、利用する回線事業者とプロバイダーとの契約手続きを進めます。このとき、開通工事の手続きも行います。Wi-FiルーターをONU(回線終端装置)に接続する
  3. 工事が完了したら、Wi-FiルーターをONU(回線終端装置)に接続します。Wi-FiルーターもONUも、回線事業者からレンタルするケースが多くみられます。また、回線事業者によってはWi-Fiルーター一体型のONUを提供している場合もあります。その場合はONUにルーター機能が搭載されているため、ONUとWi-Fiルーターを接続する手間がかかりません。利用端末にWi-Fiのパスワードを入力する

スマートフォンやパソコンなどで、利用するSSIDを選択し、Wi-Fiのパスワードを入力します。SSIDとは、スマートフォンやパソコンが、どのWi-Fiルーターに接続すればよいのか認識するための識別情報です。詳しいやり方は機種やOSによって異なりますが、一般的にはインターネット関連の設定画面から利用可能なネットワークを検出すると、自宅に設置したWi-FiルーターのSSIDが表示される場合が多いでしょう。また、SSIDやパスワードは、Wi-Fiルーター本体の背面や底面、または契約書類などに記載されています。

Wi-Fiルーターの接続や設定手順などは機器によって異なるため、付属の説明書を参照してください。

なお、eo光の場合は新規開通時に無料で設定してもらうことも可能です。

光回線でWi-Fiやインターネットが使えなくなったときはどうする?

開通工事があったりWi-Fiルーターの接続設定が必要だったりと、光回線ではインターネット接続できるようになるまでに複雑な手順が必要です。もし突然インターネットが使えなくなったら、どうすればいいかわからなくなりますよね。

インターネットにつながらない原因は大きく分けて3つあります。

  1. 自宅内の通信環境の不具合:LANケーブルが断線している。電波干渉が発生しているためWi-Fiがつながりにくいなど
  2. 端末の不具合:Wi-Fiとの接続が切れている。設定に問題があるなど
  3. 回線事業者側の不具合:事業者側の設備に不具合が発生している

1、2の場合は設定や接続状態を見直したり端末を再起動したりすることで状況が改善する場合があります。3の場合は事業者側の対応が完了するまで待つしかありません。光回線がつながらなくなった場合については以下記事でも詳しく解説しているため参考にしてください。

関西圏で光回線+Wi-Fiでインターネット利用するならeo光がおすすめ

関西圏で光回線+Wi-Fiでインターネット利用するならeo光がおすすめ

本記事では光回線とモバイルWi-Fiの違いについて紹介しました。ここで解説した内容をまとめます。

光回線とモバイルWi-Fiの主な違いは、利用場所と通信の安定性にあります。光回線は光ファイバーを利用した固定回線で、通信速度が安定して速いことが特徴です。一方、Wi-Fiは無線でネットワーク接続する通信規格のひとつで、モバイル回線を利用するモバイルWi-Fiは外出先でインターネットを利用する機会が多い人におすすめです。光回線でもWi-Fiルーターを利用すれば、自宅内でWi-Fiを利用できます。

光回線とモバイルWi-Fiの違いを理解して、自分に合ったサービスを利用しましょう。

関西圏で「自宅内でインターネットを利用する機会が多い」「自宅内でWi-Fiを利用したい」とお考えの方は、この機会に光回線「eo光」との契約を考えてみませんか。

eo光の光回線は、通信速度が安定して速く、サポートが充実している特徴があります。

戸建て向けサービスの詳細は以下ページで紹介しています。関西在住の方で光回線の導入を考えている方はぜひチェックしてください。

※「即割」・「eo暮らしスタート割」・「eo光ネット 最大12カ月間900円割引キャンペーン」・「eoの10ギガ大作戦!キャンペーン」の適用が条件です。

※本サイト内に記載のキャンペーンやサービス内容は、記事の掲載・更新時点のものです。

※キャンペーンやサービス内容は予告なく変更・終了する場合がございます。

RBB TODAYブロードバンドアワード2023

【関西でネット回線をお探しなら】
eo光は17年連続お客さま満足度 No.1!※

※ RBB TODAYブロードバンドアワード2023
キャリア部門 エリア別総合(近畿)第1位(2024年2月発表)
2007年~2023年17年連続受賞

  • facebook
  • twitter
  • line

関連記事