更新日:2025/02/14
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家のWi-Fiの電波が悪い原因は?対処法も解説!

家のWi-Fiの電波が悪い原因は?対処法も解説!

「家のWi-Fiの電波が悪い」とお悩みの方はいませんか?電波は周辺環境による影響を受けやすく、家のなかにある意外なものが原因で弱まってしまうことがあります。また、Wi-Fiの接続機器に原因が隠れている可能性もあるでしょう。

本記事では、家のWi-Fiの電波が悪くなる主な原因や対処法を解説します。家の電波状況を根本的に改善する方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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目次

家のWi-Fiの電波が悪くなる主な原因

家のWi-Fiの電波が悪くなる主な原因

家のWi-Fiの電波が悪い場合は、主に次のような原因が考えられます。

Wi-Fiルーターやデバイスの不具合

Wi-Fiルーターの不具合によって、電波状況が悪くなり、通信状況が悪化する場合があります。また、パソコンやスマートフォンなど、Wi-Fiに接続しているデバイス側に不具合が起こっている可能性もあるでしょう。

Wi-Fiルーターの置き場所の問題

Wi-Fiの電波が弱い場合は、Wi-Fiルーターの置き場所が問題になっている可能性も考えられます。

Wi-Fiの電波は障害物に弱く、壁や天井などに当たると減衰してしまいます。Wi-Fiルーターとは別の部屋やフロアでWi-Fiに接続しようとすると、デバイスに届く電波が弱いことがあります。また、Wi-Fiルーターとデバイスの距離が遠すぎる場合も、電波が弱まり通信状況が不安定になることがあります。

ほかには、水槽の近くなども避けるようにしましょう。Wi-Fiの電波が水に吸収され、通信の妨げになる場合があります。なにかの拍子にWi-Fiルーターに水がかかってしまう可能性もあるので、安全面を考えてもおすすめできません。

電波干渉

電波は空間を伝わる電気エネルギーの波であり、この波の振動数を周波数、周波数の領域を周波数帯といいます。電波を使用する製品やサービスにはそれぞれ周波数が割り振られており、Wi-Fiでは主に2.4GHzや5GHzの周波数帯が使われます。また、近年登場した比較的新しいWi-Fi規格では、6GHzの周波数帯も使用可能です。

これらのような、Wi-Fiルーターと同じ周波数を使うものが近くにあると、電波同士がぶつかり合って干渉してしまいます。なかでも、2.4GHzは電子レンジやテレビなどの家電でも用いられることが多いので、Wi-Fiルーターやデバイスの近くに家電がある場合は、電波干渉により通信が不安定になることがあります。

家のWi-Fiの電波が悪い時の対処法

家のWi-Fiの電波が悪い時の対処法

家のWi-Fiの電波が悪い場合は、次のような対処法を試してみましょう。

  • Wi-Fiルーターやデバイスを再起動する
  • Wi-Fiルーターのファームウェアをアップデートする
  • Wi-Fiルーターの設置場所を見直す
  • Wi-Fiの周波数帯を切り替える
  • Wi-Fiの接続台数を減らす
  • 有線接続に切り替える

それぞれの対処法について、以下で詳しく解説します。

Wi-Fiルーターやデバイスを再起動する

Wi-Fiの電波が悪い原因がWi-Fiルーターやデバイス本体の不調である場合は、それらの機器を再起動することで症状が改善する可能性があるでしょう。

Wi-Fiルーターやデバイスなどの機器は熱に弱いので、長時間起動していると本体に熱がこもって不具合が生じやすくなります。とくに、Wi-Fiルーターは長期間起動したままにすることが多いので、いつの間にか本体に熱がこもっていることがあります。

Wi-Fiルーターに熱がこもっているようであれば、再起動する際にコンセントを抜いたら、5分程度放置してから差し込み直すとよいでしょう。放置時間の間に本体にこもった熱が放出され、不具合が解消される可能性があります。

Wi-Fiルーターのファームウェアをアップデートする

Wi-Fiルーターのファームウェアとは、Wi-Fiルーターを制御するソフトウェアのことです。ファームウェアは、セキュリティーの向上や不具合の解消などを目的に更新が提供されることがあります。

ファームウェアを更新せずバージョンが古いまま使用していると、Wi-Fiルーターになんらかの不具合が発生するなどして、その結果電波が悪くなるケースもあります。

ファームウェアに新しいバージョンが登場している場合は、アップデートを適用して様子をみてみましょう。

Wi-Fiルーターの設置場所を見直す

障害物や電波干渉など、Wi-Fiルーターの周辺環境に原因がありそうな場合は、本体の設置場所を見直すことが大切です。

例えば、Wi-Fiルーターの周りには、電波の妨げになるような背の高い家具はなるべく置かないようにしましょう。もし、Wi-Fiルーターの近くに、大きな本棚やクローゼットなどがある場合は、設置場所を移動させるのが得策です。同様に、壁の近くに置くのも避けたほうが無難です。

なかにはインテリアの邪魔にならないよう、Wi-Fiルーターを棚の中におくなどして隠すご家庭もありますが、インターネットを快適に利用するという観点ではあまりおすすめできません。Wi-Fiの電波は球状に飛ぶので、Wi-Fiルーターの周りが囲われていると電波が届きにくくなってしまいます。収納ケースを用いている場合や、本棚の間に置いている場合なども同様です。

また、電波干渉を避けるため、Wi-Fiルーターの周りには家電を置かないようにしましょう。具体的には、以下のような家電や機器は、Wi-Fiと同じ周波数帯を利用しているので注意が必要です。

  • 電子レンジ
  • テレビ
  • インターフォン
  • IHクッキングヒーター
  • Bluetooth機器

そのほか、水槽や花瓶の近くなど、水気のある場所も避けるようにしましょう。

なお、Wi-Fiルーターの設置場所としては、家の中央付近、床から1mの高さがベストといわれています。しかし、これら全ての条件を満たすのはなかなかハードルが高いものです。また、現実的には生活動線の邪魔にならないよう壁際に置かざるをえないケースも多くあります。

必ずしも理想通りである必要はありませんが、Wi-Fiルーターにとってなるべくベターな場所を探して設置しましょう。

Wi-Fiの周波数帯を切り替える

Wi-Fiの電波で使用される周波数帯には、それぞれ異なる特性があります。

例えば、2.4GHzは家電製品にも多く使われているため、電波干渉を受けやすいというデメリットがあります。その反面、障害物には強く、Wi-Fiルーターの周りに家具や壁などがあっても電波が届きやすいのが特徴です。

一方、5GHzは2.4GHzとは反対の性質を持ちます。つまり、電波干渉には強い反面、壁や家具などの障害物には弱いのが特徴です。6GHzは5GHzよりもさらに電波干渉を受けにくいものの、5GHzよりも障害物に弱いという特徴を持ちます。

このように、Wi-Fiの周波数帯にはそれぞれ得意・不得意があるので、周辺環境に合わせて周波数帯を切り替えるのもおすすめです。

例えば、Wi-Fiルーターをどうしても壁際に置かなければならない場合は、障害物に強い2.4GHzを選択するとよいでしょう。一方、テレビとWi-Fiルーターを同じ位置にまとめたい場合は、電波干渉を受けにくい5GHzや6GHzが適しています。

Wi-Fiの接続台数を減らす

Wi-Fiルーターには、接続できる機器の台数に上限があります。

パソコンやスマートフォンなどのほかに、IoT家電などを導入している場合は、上限に達しないよう注意が必要です。使用していない機器がある場合は、Wi-Fiの接続を解除しましょう。

有線接続に切り替える

Wi-Fiは、電波を使用した無線接続です。

無線接続の調子が悪い場合は、Wi-FiルーターとデバイスをLANケーブルでつないで、有線接続に切り替えてみるのもおすすめです。

有線接続は物理的な接続方法なので、無線接続と比べて通信が安定しやすい傾向があります。

家のWi-Fiの電波状況を根本的に改善する方法

家のWi-Fiの電波状況を根本的に改善する方法

ここまで紹介した方法を試してもWi-Fiの電波がよくならない場合は、家の電波状況を根本的に改善する必要があるでしょう。具体的には、以下のような対策を講じるのがおすすめです。

中継機を導入する

中継機とは、Wi-Fiの電波が届く範囲を広げるための機器のことです。その名の通り、Wi-Fiルーターから発せられる電波を中継し、Wi-Fiの電波が届きにくい場所でもインターネットを快適に利用できるようにする役割があります。

家の特定の場所でのみ電波が悪くなる場合は、中継機を導入することで状況が改善する可能性があるでしょう。

メッシュWi-Fiを導入する

メッシュWi-Fiとは、親機となるメインルーターと、子機となるサテライトルーターを組み合わせて、Wi-Fiの電波を網目(メッシュ)のように張り巡らせる通信形態のことです。

メッシュWi-Fiは中継機と同様、電波が届きにくい場所でもインターネットを快適に利用するために用いられますが、メッシュWi-Fiの方がより利便性が高いのが特徴です。

中継機は接続先の切り替えが自動で行われないので、デバイスを持って家の中を移動する際に、Wi-Fiルーターと中継機のどちらに接続するのかを手動で設定する必要があります。

一方、メッシュWi-Fiはデバイスの接続先(親機と子機)が自動で切り替わるので、デバイスを持って部屋やフロアを移動した場合もシームレスにつながります。

Wi-Fiルーターを交換する

Wi-Fiルーターが劣化していると、不具合が起きやすくなるなど電波状況にも悪影響が及ぶ可能性があります。

古いWi-Fiルーターを使い続けている場合は、新しく高性能なものへ交換するのも手段のひとつです。

まとめ

まとめ

家のWi-Fiの電波が悪い場合は、Wi-Fiルーターやデバイスを再起動する、接続台数を減らすなどの方法で症状が改善する可能性があります。また、障害物や電波干渉の影響で電波が弱まっている場合もあるので、Wi-Fiルーターの設置場所を見直すことも大切です。

家の電波状況を根本的に改善したい場合は、中継機やメッシュWi-Fiの導入も検討してみましょう。

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