更新日:2024/04/22
回線速度

プロバイダーによってインターネットの速度は変わる?通信速度との関係性

プロバイダーによってインターネットの速度は変わる?通信速度との関係性

インターネットの通信速度が遅く、「プロバイダーを変えたほうがいいのだろうか」と悩んでいる方は多いはず。では実際のところ、プロバイダーを乗り換えると、インターネットの通信速度は本当に改善されるのでしょうか?

本記事では、プロバイダーと通信速度の関係性について詳しく解説していきます。プロバイダーを見直す際のチェックポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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目次

プロバイダーとは?

プロバイダーとは?

「プロバイダー」とは、回線とインターネットをつなげる接続事業者のことです。自宅でパソコンやスマートフォンをインターネットに接続するためには、プロバイダー単体ではなく、実際にインターネット回線を構築・提供している「回線事業者」とも契約する必要があります。

なお、なかには回線事業者とプロバイダーがセットになったサービスを展開しているところもあります。例えば関西圏の光回線サービスである「eo光」は、回線・プロバイダー一体型のサービスです。

プロバイダーによってインターネットの速度が変わることはある?

プロバイダーによってインターネットの速度が変わることはある?

結論からいうと、プロバイダーが通信速度そのものに大きな影響を与えることはありません。

通信速度に直接的に影響するのは、基本的には回線事業者です。プロバイダーが同じでも、契約する回線事業者によって、インターネットの通信速度が変わる場合があります。

しかし、「プロバイダーはどこを選んでも同じ」というわけではありません。プロバイダーは、通信の安定性に影響を与えることがあります。そのため、回線事業者が同じでも、契約するプロバイダーによっては、実際にパソコンやスマートフォンを利用したときの通信速度が変わる可能性があるでしょう。

また、通信速度は回線事業者やプロバイダーだけではなく、利用環境や契約プランなどさまざまな要因の影響を受けます。通信速度を改善するなら、契約する事業者やプランとあわせて、インターネットを利用する場所や時間帯などを総合的に見直す必要があるでしょう。

プロバイダーによって通信速度が遅くなる原因

プロバイダーによって通信速度が遅くなる原因

通信速度が遅くなる原因がプロバイダーにある場合は、次のようなケースが考えられます。

回線が混雑している

プロバイダーの利用者数が多いと、回線が混雑して通信速度が遅くなることがあります。

また、利用者数が増える特定の曜日や時間帯のみ、回線が混雑する場合も少なくありません。例えば、土日や20時~24時ごろはインターネットの利用者数が多い傾向があるでしょう。

設備の処理能力が低い

プロバイダーが保有する設備の処理能力が低いと、回線の混雑などにより通信速度が低下しやすくなります。

また、設備の処理能力は通信障害が起こった場合の対応力にも影響を及ぼすため、プロバイダー選びは非常に重要です。

通信制限を設けている

プロバイダーのなかには、「1日に◯GB以上のデータ通信を行った場合に通信速度を下げる」といった制限を設けている事業者もあります。

インターネット検索やSNSなど、一般的な利用方法であれば通信制限にかかる可能性はほとんどありません。しかし、高画質の動画視聴などで膨大な量のデータをやりとりしたあとに通信速度が低下した場合は、データ通信量の上限に達して速度が制限された可能性も考えられるでしょう。

メンテナンスが行われている

プロバイダーがメンテナンスを行っているときは、通信が不安定になりやすい傾向があります。

突然通信速度が低下したときは、プロバイダーの公式サイトやSNSなどでメンテナンス情報をチェックしてみましょう。

プロバイダー以外で通信速度が遅くなる原因と対処法

プロバイダー以外で通信速度が遅くなる原因と対処法

インターネットの通信速度はさまざまな要因に左右され、プロバイダー以外の原因で速度が低下しているケースも多くあります。

ここからは、プロバイダー以外で通信速度が遅くなる主な原因や、それぞれの対処法を解説します。

周辺機器の問題

ルーターやONUなどの周辺機器の問題も、通信速度が低下する原因のひとつです。

「各種ケーブルはきちんと差し込まれているか」「対応している規格が古くないか」といったポイントを確認し、本体を再起動したり、ケーブル類を差し込み直したりしてみましょう。これらの方法を試しても症状が改善されず、故障が疑われる場合、レンタルした周辺機器であれば、レンタルした事業者に問い合わせるのがおすすめです。

また、本体に問題がなくても、周辺機器の置き場所によって通信速度が低下している可能性も考えられます。例えば、周辺機器の近くに壁や背の高い家具があると、それらが障害物となってWi-Fiの電波が遮られてしまう場合があります。また、近くに家電があると電波干渉を起こし、通信速度が不安定になることもあるでしょう。

思い当たる節がある方は、ぜひ周辺機器の設置場所を見直してみてください。

デバイスの問題

通信速度が不安定になったときは、パソコンやスマートフォンなどのデバイス側に問題が生じている場合もあります。まずは、本体の再起動を試してみましょう。通信速度の問題が一時的な不具合であれば、再起動で解消されるケースは多くあります。

再起動で症状が改善されない場合は、OSやドライバのバージョンは古くないか、メモリの容量が少なくなっていないかといったポイントを確認してみましょう。

利用環境の問題

Wi-Fiなどの無線通信の場合、ルーター本体から離れた場所でデバイスを操作すると、通信が不安定になる傾向があります。例えばルーターが1階のリビングにある場合、2階では1階と比べて通信速度が低下する可能性が高いでしょう。

場所を気にせず快適にインターネットを利用したい方には、中継機やメッシュWi-Fiの導入がおすすめです。

中継機とは、無線の電波の利用範囲を広げる機器のことです。例えば1階にルーターがある場合、階段や廊下などに中継器を設置すれば、2階でも通信速度を安定させることができます。

一方、メッシュWi-Fiとは複数のサテライトルーターを設置することで、網目のように電波を張り巡らせる通信形態です。電波の死角をなくすことで、家中どこでも快適にインターネットを利用できるでしょう。

eo光が提供する「eo光メッシュWi-Fiレンタルサービス」なら、eo光の月額料金に月々550円プラスするだけで、2台のメッシュWi-Fiをレンタル可能です。メッシュWi-Fiを導入するなら、ぜひご検討ください。

回線事業者・プロバイダーを選ぶときのチェックポイント

回線事業者・プロバイダーを選ぶときのチェックポイント

通信速度に不満がある場合は、回線事業者やプロバイダーを乗り換えるのも手段の一つです。

乗り換えの際は、以下のようなポイントをチェックするとよいでしょう。

回線の種類

回線事業者が提供する回線は、主に「光回線」「モバイル回線」「ケーブルテレビ回線」の3種類に分けられます。回線の種類は通信速度にも影響を及ぼすため、それぞれの特徴をしっかり把握することが大切です。

光回線

光回線とは、光ファイバーケーブルを用いたインターネット回線のことです。

データを光信号に変換することで、一度に大容量のデータを伝送することができます。光信号は、従来のインターネット回線で用いられていた電気信号と比べて、1秒間にデータを伝送できる容量が大きいのが特長です。加えて、光ファイバーケーブルは電磁波の影響を受けづらいため、安定的な高速通信が可能です。

近年は、インターネット回線といえばこの光回線が主流になっています。インターネットの速度に不満があり乗り換え先を探しているなら、まずは光回線から検討するのがおすすめです。

モバイル回線

モバイル回線とは、携帯電話向けの電波を用いたインターネット回線のことです。ホームルーターやモバイルWi-Fiなどが一般的でしょう。

  • ホームルーター:据え置き型のWi-Fiルーター
  • モバイルWi-Fi:持ち運び可能なWi-Fiルーター

光回線と比べると通信速度は不安定になりやすいものの、工事不要でインターネットを利用できるというメリットがあります。

ケーブルテレビ

ケーブルテレビとは、大型アンテナのある受信設備でテレビ放送を受信し、ケーブルを用いて各戸に配信するサービスです。テレビの配信に用いる「同軸ケーブル」と光ファイバーケーブルを組み合わせてインターネット回線のサービスを提供している場合が多いです。

この場合すべて光ファイバーケーブルで構成される光回線と比べると、通信速度はやや遅くなりやすいものの、光回線の未対応エリアでもケーブルテレビであれば利用できる場合があります。また、なかには光回線と同じく、全て光ファイバーケーブルで構成されている光回線サービスを提供している事業者もあります。

料金

インターネットの利用料金は、プロバイダーや回線事業者によって異なります。基本料金だけでなく、オプションの有無や料金などもしっかり確認しておきましょう。

「◯ギガコース」など複数のコースが用意されている場合もあるので、インターネットの使い方や求める通信速度に合わせて選ぶことが大切です。例えばeo光ネット【ホームタイプ】では、10ギガコース・5ギガコース・1ギガコースの3つのコースをご用意しており、ライフスタイルに合わせてお選びいただけます。

なお、プロバイダーと回線事業者を別々に契約する場合は、合算した料金を比較しましょう。おトクに利用したいなら、割引キャンペーンもあわせてチェックするのがおすすめです。割引キャンペーンは利用開始後「6カ月」や「12カ月」など一定期間の適用であるケースが多いため、期間終了後の料金についても事前に確認しておきましょう。

回線・プロバイダー一体型かどうか

回線・プロバイダー一体型の事業者なら、インターネットについてトラブルが起きたときの窓口を1本化できるというメリットがあります。また、一体型の事業者のなかでも、独自回線系の事業者は高速通信を実現しやすいとされています。

独自回線系の事業者は、設備を自社で管理できるのも強みです。状況に応じて回線を柔軟に増強しやすく、高品質な回線サービスを安定的に提供できます。

eo光は回線・プロバイダー一体型かつ独自回線系のサービスなので、安定的な高速通信を実現可能です。

まとめ

まとめ

通信速度そのものに影響するのは回線事業者ですが、プロバイダーも通信速度の安定性を左右します。そのため、回線事業者が同じでも、プロバイダーによって通信速度が変わるケースは十分あり得るでしょう。

ただし、インターネットの通信速度はさまざまな要因に左右されます。周辺機器の状態や利用環境をチェックしたうえで、通信の速度や安定性を根本的に高めたい場合は、回線事業者やプロバイダーを見直してみましょう。

回線事業者やプロバイダーを見直すなら、eo光をご検討ください。

関西圏で光回線サービスを展開するeo光では、1ギガに加えて、10ギガ・5ギガの超高速コースを提供しています。超高速コースなら、オンラインゲームや動画のアップロードもサクサク快適に楽しめます。

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