光回線はいらないって本当?光回線が必要な人の特徴を解説
いまやインターネット回線といえば、光ファイバーケーブルを用いた光回線が一般的になりつつあります。しかし、なかには「光回線は本当に必要なの?」と疑問に感じている人もいるでしょう。
光回線が必要かどうかは、その人のライフスタイルやインターネットの利用状況によって異なります。そこで本記事では、「光回線はいらない」と言われる理由や、光回線が必要な人の特徴を解説します。光回線以外の選択肢も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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光回線を利用している人の割合は?
総務省が実施した「令和4年通信利用動向調査」によると、光回線を利用している世帯は60.7%、モバイル回線を利用している世帯は56.8%、ケーブルテレビ回線を利用している世帯は15.7%となりました。(複数回答可)
スマートフォンも宅内ではWi-Fiを用いてインターネットに接続するケースが多いため、自宅でインターネットを楽しむために光回線を導入している世帯が多いといえるでしょう。
「光回線はいらない」と言われる4つの理由
光回線は広く普及していますが、一方で以下のような理由から光回線以外の選択肢をとる人もいます。
- 1人暮らしだとコストパフォーマンスが悪い
- 自宅で過ごす時間が短い
- 引越しのときに手間が増える
- 光回線以外でも不便がない
1人暮らしだとコストパフォーマンスが悪い
インターネット回線の料金は、利用人数によって変化するわけではなく、契約する回線事業者やプランによって決定されます。例えば、1人暮らしでも3人暮らしでも、契約しているプランが同じなら、支払う料金も同じです。
家族で一緒に暮らしている場合などは、複数人でひとつの回線を共有できますが、1人暮らしの場合はコストパフォーマンスが悪いと感じる人もいるでしょう。
自宅で過ごす時間が短い
仕事などで外出している時間が長い人は、自宅でインターネットを利用する時間が短い傾向があります。
自宅にいる時間が短いなら、スマートフォンでインターネットを利用できれば、とくに生活に支障がないケースもあるでしょう。
引越しのときに手間が増える
光回線を導入すると、引越しの際には手続きが必要になります。引越し先の状況や、引越し先で契約する回線事業者によっては、開通工事も必要でしょう。そのため、転勤が多い職業の人や、賃貸住宅に住んでいて引越しの回数が多い人は、光回線を選ぶと引越しの際になにかと手間が多く、面倒に感じるかもしれません。
一方、スマートフォンやモバイルルーターなどは、引越し時に面倒な手続きや工事は不要です。
光回線以外でも不便がない
インターネットを使うのはスマートフォンがメインという人や、ケーブルテレビやモバイルルーターなどで十分事足りている場合は、光回線の必要性を感じにくいかもしれません。
それぞれ光回線とは異なるメリットがあり、便利なポイントも多いため、「あえて光回線にする理由がない」と感じる人もいるでしょう。
光回線が必要な人の特徴
インターネットの利用方法やライフスタイルによっては、光回線が不要に感じる人もいるでしょう。
しかし、以下のような条件に当てはまる人は、自宅に光回線を導入したほうが快適にインターネットを楽しめます。
- 複数人で暮らしている人
- インターネットの利用頻度が多い人
- オンラインゲームを楽しんでいる人
- 宅内にもともと光コンセントがある人
複数人で暮らしている人
家族などと一緒に暮らしている場合は、モバイルルーターやホームルーターのみを多くの端末でシェアしていると通信速度が不安定になる場合があるでしょう。
複数人で共有するなら、通信速度が安定しやすい光回線がおすすめです。家族全員分の通信費用として考えれば、1人あたりの利用料金も低くなります。
インターネットの利用頻度が多い人
仕事や趣味などでインターネットの利用頻度が多いなら、通信速度の速さや安定性に定評のある光回線がおすすめです。
また、頻繁にスマートフォンをモバイル回線で利用したり、パソコンをテザリングでインターネットにつないだりしていると、通信量がかさんでしまいます。すると、早々に通信制限がかかるか、料金がどんどん上乗せされてしまうため、光回線やケーブルテレビなどの固定回線を契約したほうが快適にインターネットを利用できるでしょう。
オンラインゲームを楽しんでいる人
オンラインゲームは処理する情報量が多く、快適に楽しむためには高速・大容量の通信が必要です。
とくに、ちょっとした遅延が命取りとなる対戦型ゲームなどでは、通信の安定性にこだわりたい場面も多いでしょう。
宅内にもともと光コンセントがある人
入居した賃貸住宅にもともと光回線が引き込まれている場合は、面倒な工事不要で光回線を利用できることもあります。例えば、宅内に「光コンセント」と呼ばれる光回線用のコンセントが設置されている場合は、工事不要となるケースも多いでしょう。
ただし、前の入居者と別の光回線を利用する場合は、別途工事が必要です。
光回線が不要な人の特徴
以下の条件に当てはまる人は、光回線以外の選択肢を検討してもよいでしょう。
- インターネットの利用頻度が少ない人
- 通信速度に不満がない人
- データ通信量がスマートフォンのプラン内におさまる人
インターネットの利用頻度が少ない人や、現在利用している回線の通信速度に不満がない人は、光回線を導入してもあまりメリットを感じられないかも知れません。
また、普段モバイルデータ通信のみを使用していて、データ通信量が契約プランの容量におさまっている場合も、光回線を導入するメリットは薄いといえるでしょう。
光回線以外の選択肢
光回線以外にも、パソコンやスマートフォンをインターネットに接続する手段はさまざまあります。例えば、ケーブルテレビやモバイルルーター、ホームルーターやテザリングなどが代表的です。
光回線サービスの提供範囲外にお住まいの人や、自宅でインターネットを利用する機会が少ない人などは、以下のような選択肢を検討してもよいでしょう。
ケーブルテレビ
ケーブルテレビ事業者が、インターネット回線のサービスを提供しているケースもあります。もともと、ケーブルテレビは電波が届きにくい山間部などにテレビ放送を提供するためにはじまったサービスなのです。そのため、光回線の設備が整備されていない地域でも利用できる可能性が高いでしょう。
ただし、ケーブルテレビは光回線と違い、通信速度が下がりやすくなる場合もあります。
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光回線の対応エリアに居住しており、通信速度にこだわりたい場合はぜひ光回線を検討してみてください。
モバイルルーター
モバイルルーターとは、持ち運び可能なWi-Fiルーターのことです。
カバンの中やポケットにすっぽり入るサイズ設計の製品が多く、外出先にもらくらく持ち運べます。Wi-Fi設備のないカフェや公共の場など、インターネットの利用環境が用意されていない場所でも、モバイルルーターさえあればいつでもどこでも端末をインターネットに接続できます。
「外出先でも通信量を気にせずスマートフォンを使いたい」「出先でのちょっとした空き時間に、パソコンで作業を進めたい」など、外出先でインターネットを利用することが多い人におすすめです。
ただし、モバイルルーターはモバイル回線を利用したサービスであり、あくまで外出先での利用を前提としたもの。自宅内でも利用できますが、光回線と比べると通信が安定しにくい傾向があります。
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ホームルーター
ホームルーターとは、自宅のコンセントにつなぐだけで利用できる据え置き型Wi-Fiルーターです。開通工事不要で利用開始でき、モバイルルーターと比べて広範囲で安定的な通信を実現できます。また、コンセントさえあれば家中どこでも設置できるため、設置場所の自由度が高いのもメリットです。
手軽さが魅力のホームルーターですが、モバイルルーターと同じくモバイル回線を利用したサービスであるため、光回線と比べると通信は安定しづらいとされています。オンラインゲームなどの大容量通信を楽しみたい場合は、やはり光回線が向いているといえるでしょう。
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テザリング
テザリングとは、スマートフォンをモバイルルーターのように使用し、パソコンやタブレットなどをインターネットに接続する仕組みです。
ただし、テザリングはスマートフォンのデータ通信を使用するので、データプランの上限を超過してしまうリスクがあります。
光回線のメリット・デメリット
ここからは、光回線の利用を検討している人に向けて、光回線のメリット・デメリットを解説します。
光回線のメリット
光回線を導入する主なメリットは、以下の3つです。
- インターネットを快適に楽しめる
- 実質的に通信容量制限がない
- オプションとして光テレビや光電話を利用できる
インターネットを快適に楽しめる
光回線なら、ケーブルテレビやモバイルルーターと比べて、高速・大容量の通信を実現できます。
複数の端末を接続しても通信速度を維持しやすいため、家族みんなで快適にインターネットを楽しめるでしょう。
実質的に通信容量制限がない
光回線にも通信容量制限が存在する場合もありますが、通常想定される利用では使い切れないほどの通信容量が設定されているケースがほとんどです。そのため、ホームルーターやモバイルルーター、スマートフォンのモバイルデータ通信と比べると通信容量制限に達する可能性が低く、実質的に通信容量無制限のように活用できます。
オプションとして光テレビや光電話を利用できる
回線事業者によっては、オプションとして光テレビや光電話などを利用できる場合もあるでしょう。インターネット回線とのセット契約で割引が適用されることもあるため、興味のある人はぜひ検討してみてください。
例えば関西圏で光回線サービスを展開するeo光では、「eo光電話」や「eo光テレビ」といったオプションをご用意しています。eo光ネットとのセット契約でeo光電話の電話基本料金が無料となったり、eo光テレビの月額料金が実質1年間無料となったりするお得なキャンペーンも充実しています。
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光回線のデメリット
光回線にはさまざまなメリットがある一方、以下のようなデメリットも存在します。
- 回線工事が必要
- 料金がやや高い
- 外出先では利用できない
導入後に後悔しないためには、メリット・デメリットを両方把握したうえで光回線を導入することが大切です。
回線工事が必要
光回線を利用するためには、回線工事が必要になる場合も少なくありません。しかし、これまで利用したことのある光回線と再度契約する場合など、工事が不要になるケースもあります。
工事の要不要はご自宅の状況によりますので、詳しくは回線事業者に問い合わせてみましょう。
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料金がやや高い
光回線は、そのほかのインターネット回線と比べると、利用料金が高くなりがちです。
しかし、光回線サービスを提供する事業者のなかには、割引キャンペーンを展開しているところも多くあります。各種キャンペーンを上手に活用すれば、通常よりもおトクに光回線を利用できるでしょう。
外出先では利用できない
スマートフォンのモバイルデータ通信やモバイルルーターとは異なり、光回線を利用できるのは宅内に限られます。そのため、自宅でインターネットを利用することがほとんどなく、外出中の利用がメインの人には不向きであるといえるでしょう。
まとめ
インターネットの用途や家族構成によっては、光回線が不要なケースも十分考えられるでしょう。
しかし、光回線は高速・大容量の通信を実現でき、実質的に通信容量制限を気にせず利用できるというメリットもあります。インターネットの利用頻度が多い人や、家族みんなで快適にインターネットを利用したい人などは、ぜひ光回線の導入を検討してみてください。
なお、光回線の通信速度は回線事業者やプランによっても左右されるので、通信速度にこだわりたい人はしっかり吟味しましょう。
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