光回線は工事不要で使える?工事が不要なケースや要否を確認する方法を紹介
光回線を利用するには、基本的に開通工事が必要です。しかし、場合によっては大掛かりな工事を行わなくとも光回線を利用できるケースがあることをご存知でしょうか。
本記事では、工事不要で光回線を利用できるケースや、工事が必要かどうかを確認する方法をご紹介します。また、光回線の工事ができないケースや導入時の確認ポイントも紹介しているので、あわせてチェックしておきましょう。
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基本的に光回線の導入には開通工事が必要
光回線を利用するには、基本的に導入の際に開通工事を行う必要があります。なぜなら、光回線は近くの電柱から光ファイバーケーブルを屋内に引き込んだり、部屋に光コンセントを設置したりしなければ利用できないからです。
また、光回線の開通工事を申し込んでから実際に開通するまで、一般的に1~2カ月程度かかります。申し込み日に光回線の利用を開始できるわけではないので、早めの申し込みがおすすめです。
光回線の工事が不要になる3つのケース
光回線の導入には基本的に開通工事が必要だと述べましたが、実は工事が不要になるケースもあります。以下のケースに当てはまる場合は、光回線を工事不要で利用できる可能性があるので確認してみましょう。
光コンセントが既に設置されている
部屋に既に光コンセントがある場合、開通工事は不要なケースが多いでしょう。
光コンセントには、電源用のコンセントと一体になっているものと分離しているものとの2タイプがあり、「光コンセント」や「光」という記載があるかどうかで、普通の電源コンセントと見分けられます。
いずれにも光ファイバーケーブルの挿し込み口があり、ONU(光回線終端装置)からケーブルを繋いで使用しますが、光コンセントがあればすべての光回線が使えるわけではないので注意してください。また、光コンセントは回線事業者によって異なる場合がありますので、設置されている光コンセントがどの回線事業者のものなのか、利用できる光回線はどのサービスなのかをあらかじめ確認することが大切です。
さらに、光コンセントが劣化していたり、光ファイバーだけ撤去されていたりして使用できないケースもあるため、入居時に確認するようにしましょう。
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フレッツ光から光コラボへ乗り換える(転用)
「光コラボ」とは、NTTが提供する「フレッツ光」の回線を借りて、NTT以外の回線事業者と契約できるサービスで、フレッツ光と同じ回線をそのまま利用するため新規で回線工事を行う必要がありません。「光コラボレーション事業者」となっている回線事業者なら、NTTの回線をそのまま活用して光回線を利用できます。
ただし、回線の種別を切り替える「品目変更」を行うときは工事が必要となるケースもあります。回線品目は契約時の書類などから確認できるため、乗り換える際は事業者に確認しておきましょう。
関西エリアの高速インターネットサービス「eo光」を提供するオプテージも「光コラボレーション事業者」となっているため、回線工事なしでの乗り換えができる場合があります。その他の光コラボレーション事業者はこちらのページから確認できます。
「光コラボレーション事業者さま」及び「お取り扱いサービス」一覧
光コラボで別の光コラボ事業者に乗り換える(事業者変更)
既に光コラボを契約しており、別の光コラボレーション事業者に乗り換えるケースも、同じフレッツ光の回線を使うため工事不要で開通できる場合があります。
ただし、転用同様「品目変更」を行う場合は工事が必要になるため注意が必要です。
光回線の工事が必要になる3つのケース
次は、光回線の導入にあたって開通工事が必要になるケースをご紹介します。
以下に当てはまる場合は開通工事が必要になるので、早めに宅内調査や工事日の予約をしておきましょう。
回線を初めて開通させる場合
新築物件のほか、戸建てや集合住宅でも、初めて光回線を導入する場合は開通工事が必要になります。
既にインターネット回線が導入されている集合住宅では、主に「光配線方式」「VDSL方式」「LAN配線方式」のいずれかの方式で導入されているでしょう。このなかで最も回線速度が速く安定しているのは「光配線方式」です。
集合住宅の場合、共有部分から自宅までの開通工事を行えば、光回線を利用することができます。もし既に、自宅に光コンセントも設置されている場合は、工事業者を呼ばずに専用機器を接続するだけで、光回線のインターネットを利用できます(無派遣工事)。
今まで利用したことのない光回線を契約する場合
これまで光回線を利用していたとしても、以下のようなケースでは工事が必要となることがあります。
- 「フレッツ光」「光コラボ」から独自回線に乗り換える
- 独自回線から「フレッツ光」「光コラボ」に乗り換える
- 独自回線から別の独自回線に乗り換える
このように、これまで利用したことのない光回線を契約する場合には既存の設備が利用できないため、開通工事が必要となります。
光回線がマンションの共用部までしか引き込まれていない場合
たとえ光回線導入済みのマンションであっても、共有部までしか光ファイバーケーブルやLANケーブルが引き込まれていない場合は、宅内工事のみならず、共用部から部屋まで回線を引き込むための開通工事が必要になります。
この場合、共用部まで引き込まれている回線事業者がいくつかあれば好きな事業者を選ぶことができるというメリットがありますが、一方で宅内工事のみの場合と比べ、工事費用が追加で発生する場合もあります。
光回線の工事が必要かどうかを確認する2つの方法
ここまで光回線の開通工事が不要なケースと必要なケースを紹介してきましたが、どちらのケースに当てはまるか分からない方もいるでしょう。
そのような方に向けて、光回線の工事が必要かどうかを確認する方法をご紹介します。
オーナーや管理会社に確認する
光回線の開通工事が必要かどうか分からない場合は、物件のオーナーまたは管理会社に連絡して確認するのがベストです。
すでに光回線が導入されている場合は、どの回線事業者と契約しているか確認しておくとよいでしょう。また、光回線が導入されていない場合は導入可能かどうか確認をとり、オーナーまたは管理会社の許可を得たうえで回線事業者と契約するのがおすすめです。
契約する回線事業者に問い合わせる
契約する回線事業者に問い合わせることで、開通工事が必要かどうか確認することも可能です。
関西圏で光回線を提供するeo光なら電話やメールのほかに、チャットや対面での相談にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
光回線を設置するメリット
ケースによっては導入の際に工事が必要となる光回線ですが、光回線の普及率は年々増加しています。光回線の設置には、快適なインターネット環境における大きな2つのメリットがあるからです。
速度制限がかからない
光回線は、実質「データ通信容量無制限」とされています。「実質」がつく理由として、光回線は、一般家庭で利用するデータ容量に十分対応したプランが設定されているからです。
回線事業者と契約する際には必要な通信速度に合うプランを選択しますが、プランによって1日単位や1カ月単位でデータ通信量の上限を設けている場合があります。
たとえば「1日のデータ通信量が30GBを超えた場合、それ以降のデータ通信に制限をかける」といったプロバイダーもあります。契約しているプロバイダーでは通信制限を設けているかどうか、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
ただし、毎日大量のデータを扱い、1日のデータ利用量を上限まで消化してしまう家庭は稀です。そのため、制限が設けられている場合でも「実質」無制限と考えてよいでしょう。
データ通信の容量が一定量を超えると通信速度が遅くなるモバイルWi-Fiやモバイルルーターと比べ、光回線なら、オンラインゲームや動画視聴などの大容量データ通信も安心して楽しむことができます。
通信速度が速い・安定している
光回線は、他の回線に比べ通信速度が速いというメリットもあります。また、光ファイバーケーブルを建物内に引き込むため、通信環境が安定している点もメリットです。
通信速度が速い回線では、動画のストリーミング再生でデータのダウンロードが再生に追いつかず動画が止まってしまったり、オンラインゲームでラグが発生したりといった心配が少なくなります。また、テレワークやWeb会議を自宅で行う際にも、質の良いスムーズな通信が可能です。
光回線を導入する際に確認すべき4つのポイント
ここからは光回線を導入する際に確認しておくべきポイントをご紹介します。スムーズに光回線の利用を開始するために、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。
オーナーや管理会社の許可を得る
賃貸物件にお住まいの場合は、光回線を契約する前にオーナーまたは管理会社の許可を得る必要があります。許可なく工事を始めてしまうと、トラブルになり工事を中断せざるを得ないケースも出てくるので要注意です。
なお、国などから許可を得なければいけない場合は、基本的に回線事業者が許可依頼を行ってくれるため、自分で許可申請をする必要はありません。
工事費用を把握しておく
光回線の開通工事には費用がかかります。費用面で確認しておきたい内容と、お得に工事を完了させるコツを解説します。
開通工事の費用を確認
はじめに、契約予定の光回線事業者では、回線の開通工事にどの程度費用がかかるか確認します。
光回線の開通工事に必要な金額は、回線事業者の公式ホームページに掲載されています。
不明な場合は、回線事業者に問い合わせても構いません。
工事費用が実質無料になるキャンペーンがあるか確認
回線工事にかかる費用が実質的に無料となるキャンペーンを行っている回線事業者もあります。工事費用の大幅割引、工事費用相当額のキャッシュバックなど、還元の形態はさまざまです。
光回線の工事費用は、一般的に1万円~4万円必要です。お得なキャンペーンを活用し、節約しましょう。
例えば関西圏で光回線を提供するeo光では、標準工事費(29,700円)が実質無料になるキャンペーンを実施中です。
申し込みから工事完了までにかかる期間を確認しておく
光回線の開通工事が必要な場合は、回線事業者と契約を交わしてから光回線の開通までに通常1~2カ月程度かかります。
さらに、引越しの繁忙期である3月・4月に申し込んだ場合は、2カ月以上の待期期間が発生することもあります。待期期間をできるだけ短くしたい場合は、できる限り余裕をもって申し込むのがおすすめです。
立ち会いが必要
工事日までに宅内調査を行う場合もあるので、宅内調査の要否を確認しておくのがおすすめです。なお、宅内調査日や工事日には立ち会いが必要な場合もあります。
その場合、基本的には契約者本人または家族の立ち合いが必要となるので、あらかじめスケジュール調整をしておきましょう。本人や家族の時間がとれない場合は、代理人を立てることも可能です。工事のために家具の移動が必要なケースもあるため、すぐに連絡が取れる、親しい親戚や友人がよいでしょう。
なお、回線工事が済んでいる物件の場合は、NTTの通電作業である局内工事(無派遣工事)だけで済むため、立ち会いは不要です。
光回線の工事ができないケースもある
光回線を導入したいと考えていても、提供エリアや物件の構造に問題があり、そもそも工事を実施できないケースもあるので注意が必要です。
ここでは、光回線の工事ができない事例をご紹介します。
光回線の提供エリア外
回線事業者によっては、限られた地域でのみ光回線を提供している場合があります。お住まいの地域が導入したい光回線の提供エリア外だった場合、その光回線は導入できません。
電柱が遠くケーブルが届かない
光回線を利用するには、最寄りの電柱から物件まで光ファイバーケーブルを引き込む必要がありますが、電柱との間に距離がある場合開通工事が難しくなります。場合によっては自宅の敷地内に別途ポールを建てて解決する場合もあります。
また、電柱が地中にある場合も工事が難しくなる場合が多いでしょう。
オーナーや管理会社の許可が得られない
光回線の開通工事では、物件の壁に穴あけやビス留めが発生する可能性があります。そのため、賃貸物件ではオーナーまたは管理会社の許可を得られず、工事を実施できないケースもあります。
ケーブルが土地をまたぐため国や第三者から許可が下りない場合
光ファイバーケーブルが河川や国道、公園などをまたぐ場合は、国の許可が必要です。許可が下りなければ、光回線の工事は実施できません。
また、近隣の住宅の敷地内や所有地などをケーブルが通る場合には、その土地の所有者の許可が必要になります。
マンション共有部の通信装置に空きがない場合
マンションの共有部にある光ファイバーケーブルやLANケーブルを分配する通信装置がすべて埋まっている場合は、光回線の開通工事を行えません。
光回線がなくてもインターネットが使える方法
光回線の開通工事が完了するまでの暫定的な手段として、モバイル通信回線を利用する「モバイルルーター」を借りる方法があります。
モバイルルーターとは、小型で持ち運び可能なインターネット接続機器です。モバイルルーターは自分で借りる方法のほか、光回線の提供事業が行っている無料貸し出しを利用できる場合もあります。
同じくモバイル通信回線を利用する、据え置き型のホームルーターも活用できます。充電が不要で、モバイルルーターよりも同時接続数が多めに設定されているため、家族でインターネットを楽しみたい方には向いているといえるでしょう。
まとめ:光回線は工事不要で使えるケースもある
基本的に光回線を利用するには開通工事が必要ですが、戸建てで光回線のケーブルが残置されている場合や、マンションで利用する場合は工事を行う必要がないときもあります。
工事が必要かどうか分からない場合や、工事できるのか不安な場合は回線事業者に問い合わせてみましょう。
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