更新日:2025/01/10
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動画視聴の"ギガ消費量"目安は?消費を抑えるポイントを解説

動画視聴の

スマートフォンのデータ通信量を消費することを、「ギガを消費する」と表現する方は多いでしょう。通信容量の上限に達すると、通信速度に制限がかかってしまうため、“ギガ”の消費はなるべく抑えたいところです。

では、スマートフォンで動画を視聴する場合、だいたいどの程度の通信量が消費されるのでしょうか?

本記事では、動画視聴における消費量の目安や、消費を抑える方法を解説します。

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目次

動画視聴におけるギガの消費量はどのくらい?

動画視聴におけるギガの消費量はどのくらい?

今回は、YouTubeで動画を視聴する場合を例にとって、データ通信量の消費量の目安を紹介します。

動画視聴によって消費されるデータ通信量は、動画の画質によって異なります。画質が低い動画はデータ通信量の消費が少なく、画質が高い動画ほどより多くのデータ通信量を消費するのです。

動画の画質は「○p」と表記され、○に入る数字が大きくなるほど画質が上がります。YouTubeにおける動画の画質ごとの消費量目安は、以下の通りです。

画質 1分あたりの
消費データ量
30分あたりの
消費データ量
1時間あたりの
消費データ量
360p 約5MB 約150MB 約300MB
480p 約8MB 約240MB 約480MB
720p 約19MB 約570MB 約1.1GB
(1,140MB)
1080p 約38MB 約1.1GB
(1,140MB)
約2.2GB
(2,280MB)
2160p
(4K)
約150MB 約4.4GB
(4,500MB)
約8.8GB
(9,000MB)

上記のMB(メガバイト)やGB(ギガバイト)はデータ通信量を表す単位で、1GBは1,024MBです。スマートフォンのデータ通信量を「ギガ」と表現するのは、このギガバイトに由来するものです。

ちなみにYouTubeとは異なり、TikTokは画質の調整ができません。TikTokで動画を視聴する場合は、YouTubeの480pの動画と同じくらいのデータ通信量を消費します。

1ギガで視聴できる動画時間はどのくらい?

先ほど紹介した消費量目安に基づいて考えると、1ギガで視聴できる動画時間は以下の通りです。

画質 1ギガで視聴できる動画時間
360p 約3時間
480p 約2時間
720p 約1時間
1080p 約30分
2160p
(4K)
約7分

360pや480pなど比較的画質を抑え目にした動画と比べると、1080pや2160p(4K)などの高画質動画は視聴可能時間がとても短くなることが分かります。

動画を毎日視聴した場合のギガの消費量

1カ月を30日として、1カ月あたりのデータ通信量の消費量を計算すると、以下の通りです。

画質 1日あたりの視聴時間
10分 30分 1時間
360p 約1.5GB
(約1,500MB)
約4.4GB
(約4,500MB)
約8.8GB
(約9,000MB)
480p 約2.3GB
(約2,400MB)
約7GB
(約7,200MB)
約14GB
(約14,400MB)
720p 約5.6GB
(約5,700MB)
約16.7GB
(約17,100MB)
約33.4GB
(約34,200MB)
1080p 約11.1GB
約11,400MB
約33.4GB
約34,200MB
約66.8GB
約68,400MB
2160p
(4K)
約44GB
(約45,000MB)
約132GB
(約135,000MB)
約264GB
(約270,000MB)

画質を360pに抑えたとしても、動画を1日1時間視聴するなら、少なくとも10ギガのプランに加入する必要があります。

なお、これは動画視聴のみの消費量なので、SNSやLINEなどを利用すると別途データ通信量が消費されます。そのため、現実的に考えると、スマートフォンのモバイル通信でのみ動画を視聴するなら、10ギガよりさらに上の大容量プランに加入する必要があるといえるでしょう。

ギガの消費を抑えながら動画を楽しむ方法

ギガの消費を抑えながら動画を楽しむ方法

多くの場合、スマートフォンの料金プランにはデータ通信量の上限が設けられています。上限に達して通信制限がかかると、通信速度が著しく低下するため、データ通信量はなるべく節約したいという方が多いでしょう。

データ通信量の消費を抑えつつ動画視聴を楽しむなら、次のような方法がおすすめです。

画質の設定を変える

動画視聴におけるデータ通信量の消費量は、動画の画質が低いほど少なくなります。そのため、データ通信量を節約したいなら、まずは動画の画質を調整するのが一番の近道です。

どの程度の画質なら満足できるかは人によって異なりますが、基本的には画質が360pあれば、動画を問題なく視聴することが可能です。普段はなるべく360pや480pを選び、映像美を楽しみたいときは高画質を選ぶなど、視聴する動画に合わせて使い分けるとよいでしょう。

YouTubeの場合、デフォルトの設定は「自動」になっており、視聴環境に応じた画質が自動的に設定されます。スマートフォンでYouTubeを視聴する方法としてはYouTubeアプリとブラウザがありますが、今回はアプリの変更手順を紹介します。

  1. 再生画面の歯車ボタンをタップ 
  2. 「画質」をタップ
  3. 「詳細設定」をタップ
  4. 設定したい画質を選ぶ

画質の数値による見え方の違い

動画の画質を低くすればするほど、データ通信量の消費は抑えられ、動画の視聴可能時間はより長くなります。しかし、高画質な動画は映像がクリアで、こまかな部分までくっきりと見えます。画質によって見え方が異なるので、利用シーンに合わせて最適な画質を選びましょう。

画質の数値による見え方の違い
  • 360p:ややぼやけるが、動画視聴には支障ないレベル
  • 480p:映像がきれいに感じられる
  • 720p:映像がくっきり、はっきり見える
  • 1080p:高画質テレビのような、クリアな映像を楽しめる
  • 2160p(4K):1080pよりもさらに細部が繊細で、美しい映像を楽しめる

なお、YouTubeではこれより低い画質も設定できますが、映像がぼやけてしまうのであまりおすすめはしません。

また、4Kはほとんどのスマートフォンの解像度を超えており、実際に4K画質で動画を楽しめるケースは少ないといえます。

動画をダウンロードする

動画をデバイスにダウンロードしておけば、インターネットに接続しなくても視聴でき、データ通信量が消費されることがありません。例えば、外出先で視聴したい動画があるときなどは、あらかじめダウンロードしてから出かけるとよいでしょう。

なお、YouTubeの場合、月額有料プランの「YouTube Premium」に契約している人のみ動画をダウンロードできます。

ただし、動画をダウンロードする際にはデータ通信が発生します。モバイル回線を利用してダウンロードする場合は、その分データ通信量が消費されるため注意が必要です。

また、動画データをデバイスに保存するためには、本体容量も消費する必要があります。この場合も消費される容量を「ギガ」と表現するのが一般的ですが、こちらはデータ通信量ではなく、スマートフォンやタブレットなどのデバイス本体に保存できるデータ容量を表します。例えば、本体容量が128ギガなら、アプリや動画などのデータを128GB分保存できるということです。

自動再生機能をオフにする

YouTubeには、動画視聴後に次の動画が自動的に再生される機能があります。興味のありそうな動画を連続で視聴できる便利な機能ですが、視聴する気のない動画も再生されてしまうので、データ通信量の消費を抑えたい場合はオフにするとよいでしょう。

YouTubeの自動再生機能は、視聴画面の切り替えスイッチでオフにすることが可能です。

また、YouTubeにはホームタブなどで動画サムネイルを画面に表示させると、音声なしで動画が自動的に再生されるという機能があります。この機能をオフにすることでもデータ通信量を節約できるため、オフにしておくとよいでしょう。YouTubeアプリでの変更手順は、以下の通りです。

【iPhoneの場合】

  1. ホーム画面でプロフィールアイコンをタップ
  2. 設定ボタン(歯車アイコン)をタップ
  3. 「動画と音声の設定」から「再生」を選択
  4. 「フィードで再生」をタップし、「オフ」を選択

【Androidの場合】

  1. ホーム画面でプロフィールアイコンをタップ
  2. 設定ボタン(歯車アイコン)をタップ
  3. 「全般」をタップ
  4. 「フィードで再生」をタップし、「オフ」を選択

なお、Wi-Fi環境でのみフィード再生を有効にしたい場合は、「フィードで再生」のあと「Wi-Fiのみ」を選択しましょう。

Wi-Fiに接続して視聴する

Wi-Fi環境なら、データ通信量の消費を気にせず動画を視聴できます。

スマートフォンを大容量プランにするというのも手段の1つですが、プランによっては固定回線を導入してWi-Fiにつなげた方が通信料を抑えられる場合もあるでしょう。

自宅で動画を視聴することが多いなら、固定回線を導入するのがおすすめです。

また、動画をあらかじめダウンロードしてから出かける場合も、Wi-Fiで固定回線に接続した状態でダウンロードすればデータ通信量を消費しません。

動画を快適に視聴するなら光回線がおすすめ

動画を快適に視聴するなら光回線がおすすめ

自宅に固定回線を導入するなら、光回線がおすすめです。

光回線とは、光ファイバーを用いたインターネット回線のことです。通信速度が速く、安定しやすいため、高画質・大容量の動画も快適に視聴できるでしょう。

また、光回線には、基本的にデータ通信量の上限がありません。上限が設けられている場合も、数値がかなり高く設定されているため、使いすぎにより通信制限がかかることはほとんどないでしょう。スマートフォンのモバイル回線とは異なり、通信制限を気にすることなく安心して動画を視聴できます。

ただし、光回線の通信品質は、契約する回線事業者やプランによっても左右されます。例えば4Kや、さらに次世代の8Kの動画を視聴するなら、10ギガなどの超高速プランがおすすめです。

そのほか、月額料金やサポート体制、割引サービスの有無などを確認し、信頼できる回線事業者を選びましょう。

関西圏を中心に光回線サービスを提供するeo光では、月額利用料の割引などのおトクなキャンペーンを豊富に展開しています。サポート体制も充実しているので、万が一トラブルが起きたときも安心です。

まとめ

動画視聴におけるデータ通信量は、動画の画質によって消費量が左右されます。データ通信量を節約したい場合は、動画の画質を抑えて楽しむのも手段の1つです。また、自宅で動画を視聴することが多い場合は、固定回線の導入も検討しましょう。データ通信量の消費を気にせず動画を視聴でき、自宅のWi-Fi環境で動画をダウンロードしてから外出し、オフラインで動画を楽しむという活用方法も可能です。

固定回線を導入するなら、光回線がおすすめです。関西圏で光回線サービスをお探しなら、ぜひeo光ネットをご検討ください。

eo光ネットには1ギガコースに加えて、10ギガ・5ギガの超高速プランをご用意しており、高画質・大容量の動画もサクサク快適にお楽しみいただけます。おトクなキャンペーンも充実しているので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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