更新日:2025/01/24
セキュリティー

スパムメールとは?見分けるポイントや対処方法、対策などを解説!

スパムメールとは?見分けるポイントや対処方法、対策などを解説!

身に覚えのない送信元から大量に送られてくるメールに頭を抱えている方も多いかもしれません。受信者の意思とは関係なく一方的に送られてくる電子メールのことを、スパムメールといいます。

スパムメールは、単なる迷惑メールにとどまりません。なかには、ウイルス感染や個人情報搾取といった深刻な被害をもたらすものもあります。

そこで本記事では、スパムメールを見分けるポイントや対処方法、効果的な対策などをわかりやすく解説します。この機会に、セキュリティー対策にまつわる正しい知識を身につけておきましょう。

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目次

スパムメールの基礎知識

スパムメールの基礎知識

まずは、スパムメールの概要について解説します。併せて、なぜスパムメールが危険といわれているのかも理解しておきましょう。

スパムメールは「迷惑メール」の一種

スパムメールとは、受信者の意思によらず一方的に送られてくるメールのことで、いわゆる「迷惑メール」の一種です。大量かつ一斉に配信されることが多く、内容も受信者にとって不要なものが大部分を占めています。

スパムメールが送られてくるようになるのは、悪意を持つ送信者にメールアドレスを知られたことがきっかけとなるケースが多いといわれます。ほかにも、送信者がプログラムを使用してランダムにメールアドレスを自動生成し、大量送信されるパターンもあるようです。

なぜスパムメールが危険なのか

前提として、スパムメールを受信しただけでは被害につながらないケースがほとんどです。しかし、スパムメール自体や添付されているファイルを開封したり、本文に記載されているURLより個人情報やクレジットカード情報を入力することで、以下のようなリスクが生じます。

  • ウイルスに感染し、情報が漏えいしてしまう
  • 詐欺被害に遭う(架空請求や身代金詐欺、フィッシング詐欺など)

また、上記のような被害を受けなかったとしても、重要な連絡がスパムメールに埋もれてしまうことで、気づきにくくなってしまうでしょう。「電子メールの使い勝手が悪くなる」という点では、ほとんどの受信者が迷惑を被ると考えられます。

【要注意】危険性の高いスパムメール2種

危険性の高いスパムメール2種

スパムメールの多くは広告などを目的としていますが、なかには、受信者に深刻な被害をもたらす危険なものもあります。ここでは注意が必要な2種類のスパムメールを紹介しますので、しっかりと押さえておきましょう。

ウイルス型メール

ウイルス型メールとは、受信者のデバイスにウイルスを感染させることで、情報を窃取したり、データを破壊したりすることを狙うものです。送られてきた電子メールに添付されているファイルを開いたり、本文中に記載されているURLをクリックしたりすることで、ウイルスに感染します。

ウイルス型メールでは、件名や内容が魅力的なものが多いのが特徴です。受信者の興味を引くことで、アクセスやファイルのダウンロードを促す傾向が見られます。

フィッシングメール

フィッシングメールとは、電子メールを釣りのえさのように使って受信者の個人情報を騙し取ろうとするものです。主にユーザーIDやパスワード、クレジットカード情報などを盗み取ることを目的としています。

近年よく見られるのは、巧妙に制作された偽サイトへ誘導する方法です。実在するECサイトや金融機関などを装い、「重要なお知らせです」「振込口座情報を確認してください」といった名目で偽サイトのログイン画面へ誘導する手口が増えてきています。

スパムメールを見分けるポイントは3つ

スパムメールを見分けるポイントは3つ

スパムメールに正しく対処するためには、まずは送られてきた電子メールがスパムメールかどうかを見分ける知識を身につけておく必要があるでしょう。スパムメールを見分けるポイントは、主に以下の3つです。

  • 不審な送信元アドレスではないか
  • 本文の冒頭に記載されている宛先は覚えのあるものか
  • 日本語が不自然ではないか

スパムメールを見分けるために最初に注目したいのは、電子メールの送信元です。心当たりのないアドレスの場合は、スパムメールの疑いがあります。メールソフトによっては送信元で任意に設定された「表示名」のみが表示されていることもあるので、そのような場合は「表示名」をクリックして本来の送信元アドレスをしっかりと確認しましょう。

また、一見既存の大手企業や金融機関のアドレスのように見えるものでも、本物をよそおったなりすましの可能性も捨てきれません。アルファベットを一文字だけ変えているだけ、といったケースも少なくないため、面倒でも送信元アドレスを注意深く確認するよう習慣づけておくことが大切です。

さらに、メール本文の冒頭に記載されている宛先もスパムメールを見分ける重要な手がかりのひとつとなります。

通常の電子メールであれば、冒頭に受信者の名前が記載されていることが多いでしょう。ここに特定の宛名が記載されていない場合は、メールアドレス以外の個人情報を有していない送信者から送られたものかもしれません。

また、スパムメールは海外から送信されることも少なくないため、日本語の表記や言い回しに違和感がある場合もスパムメールの可能性が考えられます。常用漢字以外の漢字や、不自然なスペース・改行なども着目ポイントです。

スパムメールが届いたときはどうする?

スパムメールが届いたときはどうする?

では、実際にスパムメールが届いた際にはどのように対処すればよいのでしょうか。ここでは、スパムメールへの対処方法を3つ紹介します。

電子メールを開かない

スパムメールの疑いが強い電子メールに関しては、「開かない」のが鉄則です。なかには開いただけでウイルスに感染するものもあるため、不審な点がある電子メールは開かず削除するのがベストでしょう。

リンクやファイルを開かない

万が一、スパムメールを開いてしまった場合でも、本文内のURLをクリックしたり、添付ファイルを開いたりはしないようにしましょう。そうすることで、フィッシングサイトへの誘導や、ウイルス感染のリスクを避けられる可能性があります。

PDFやWord文書といった一般的なファイル形式であっても正常なドキュメントを装ったウイルスの可能性があるため、身に覚えがないファイルは開かないことが肝心です。

個人情報を入力しない

スパムメールのなかには、「アカウントの確認が必要」「セキュリティー上の問題が発生」といった緊急性を煽る文面で、個人情報の入力を求められるケースもあります。しかし、心当たりのないものにはすぐに対応しないようにしましょう。

本物の電子メールかどうかの判断がつきにくくなってきている現在、一方的に送られてきた電子メールを介して個人情報をやりとりすることは避けたいところです。判断に迷う場合には、公式サイトや公表されている連絡先を通じて直接問い合わせるとよいでしょう。

スパムメールによる被害を防ぐには?おすすめの対策4選

スパムメールによる被害を防ぐには?おすすめの対策4選

スパムメールが届いた場合の対処方法を知っておくことも大切ですが、被害をより確実に防ぐためには、「スパムメールができるかぎり届かない」ような環境づくりも重要です。

ここでは、おすすめのスパムメール対策を4つ紹介します。

①メールソフトの迷惑メール対策機能を設定する

メールソフトのなかには、特定のドメインやメールアドレスからの受信を拒否できる機能が備わっているものが少なくありません。スパムメールを自動的に別フォルダに振り分けたり、キーワードによるフィルタリングができたりするものもあります。

これらの機能を活用すれば、スパムメールの受信を抑えられるでしょう。

②インターネットサービスプロバイダー(ISP)が提供する受信制限機能を設定する

プロバイダーのなかには、電子メールの受信制限をかけられるところもあります。こういったサービスを活用すれば、サーバーレベルでのスパムメール対策が行えます。

ただし、問題のないメールまで拒否してしまう可能性がある点には注意が必要です。設定して終わりではなく、必要に応じて制限の範囲を調整しながら活用するようにしましょう。

③セキュリティーソフトのフィルタリング機能を活用する

セキュリティーソフトのなかにも、スパムメールのフィルタリング機能が備わっているものが多く存在するため、活用したいところです。搭載されている機能の内容は、ソフトによってさまざまで、一例として、送信元アドレスだけでなく本文や添付ファイルをスキャンして危険性を判断するものなどが挙げられます。

セキュリティーソフトによってスパムメールと判断されたものは、受信者が誤って開封しないようブロックされたり、専用フォルダに自動的に移動されたりするのです。

④メールアドレスを変更する

ここまでに紹介したさまざまな対策を施してもスパムメールが減らない場合は、メールアドレス自体を変更することも視野に入ります。変更する場合には、数字や英字を組み合わせて推測されにくい複雑なアドレスにするとより効果的なスパムメール対策になるでしょう。

スパムメール対策にも有効!eo光ネットの「eoセキュリティーパック」

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効果的なセキュリティー対策をお求めなら、ぜひご検討ください。

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まとめ

迷惑メールの一種であるスパムメールは、受信者の意志によらず一方的に送られてくる電子メールのことです。多くは広告などを目的としていますが、なかには、ウイルス感染や個人情報搾取といった被害をもたらすものもあります。

スパムメールの疑いがあるものが届いた場合は、まず「開かない」ことが重要です。開いてしまった場合でも、添付のリンクやファイルを開いたり、個人情報を入力したりすることは避けましょう。

より確実に被害を防ぐためには、そもそもスパムメールが届かない環境を整えることがおすすめです。関西エリアでお得に、効果的にスパムメール対策を行いたい方は、ぜひお気軽にeo光ネットまでお問い合わせください。

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