更新日:2025/03/28
セキュリティー

【リスク別】スマートフォンのセキュリティー対策|トラブルへの対処法も紹介

【リスク別】スマートフォンのセキュリティー対策|トラブルへの対処法も紹介

スマートフォンは、今や私たちの生活に欠かせないツールです。しかし、同時に多くの個人情報が詰まっているものでもあるため、セキュリティー対策が欠かせません。

本記事では、具体的な対策や、トラブル発生時の対処法などを解説します。ぜひ、スマートフォンを安全に利用するためにお役立てください。

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目次

なぜスマートフォンにセキュリティー対策が必要なのか

なぜスマートフォンにセキュリティー対策が必要なのか

ここでは、スマートフォンのセキュリティー対策がなされていない場合に想定されるリスクを紹介します。

OSやアプリの脆弱性を攻撃されるリスク

脆弱性とは、ハードウェア・ソフトウェアにおける設計ミスや不具合に起因するセキュリティー上の弱点のことです。脆弱性を突いた攻撃を受けることで、不正アクセスや情報漏えいなど、さまざまな被害につながる恐れがあります。

マルウェア攻撃やフィッシング詐欺にあうリスク

マルウェアとは、悪意のあるソフトウェアの総称です。スマートフォンがマルウェアに感染すると、スマートフォンやアカウントの乗っ取り、個人情報の流出、不正な課金などの被害につながる恐れがあります。

マルウェアに感染した場合によく見られる症状には、以下のようなものが挙げられます。

  • 動作が重くなる
  • アプリが勝手に強制終了される
  • バッテリーの消耗が激しくなる
  • 不審なポップアップが表示される
  • カメラやマイクが勝手に起動する
  • 身に覚えのないアプリがインストールされる

一方のフィッシング詐欺とは、偽のWebサイトや電子メールを使ってユーザーの個人情報を盗み取る手法のことです。こちらもパソコンだけでなく、スマートフォンも標的となるため注意が必要です。

Wi-Fi経由で攻撃を受けるリスク

公衆Wi-Fi(フリーWi-Fi)などへ接続すると、マルウェア攻撃やフィッシング詐欺被害のリスクが高まります。なぜなら、不特定多数の人に公開されるWi-Fiネットワークは暗号化されていないことが多く、第三者から通信内容が盗み見られる恐れがあるためです。

物理的にデバイスを紛失する・盗難されるリスク

物理的なデバイスの紛失や盗難によっても、第三者に個人情報を閲覧されるリスクは高まります。

スマートフォンは小型なため、ノートパソコンなどほかのデバイスより紛失しやすいといえるでしょう。その反面、内部には個人情報が多分に含まれているため、悪用されると大きな被害につながる恐れがあります。

OSやアプリのセキュリティー対策

OSやアプリのセキュリティー対策

では、安全にスマートフォンを利用するためには、どのような対策を講じればよいのでしょうか。ここでは、OSやアプリの主なセキュリティー対策を紹介します。

OSやアプリを最新バージョンに保つ

OSやアプリのアップデートは、機能を強化したり、使いやすさを向上させたりするだけではありません。セキュリティーの脆弱性を修正するためにも重要な手段です。

アップデートの実行を忘れることがないよう自動アップデート機能を活用し、常に最新の状態に保つようにしましょう。

アプリはできるだけ公式ストアからダウンロードする

公式ストアでは、運営元による安全性の審査を通過したアプリのみが公開されています。審査基準に満たないアプリは排除されていることから、比較的安心してアプリを入手できる場だといえます。

特にAndroidは公式ストア以外からもアプリをダウンロードできるため、極力、公式ストアを利用するよう意識することが重要です。

ただし、公式ストアでも審査をすり抜けた不正アプリが公開されるケースがあるため、ダウンロード前にレビューなどを確認するとよいでしょう。

不要なアプリは削除する

使用していないアプリをインストールしたままにしておくと、脆弱性を突かれて外部から攻撃を受けるリスクが高まります。不要なアプリは定期的に削除し、セキュリティーリスクを最小限に抑えるようにしましょう。

マルウェア攻撃やフィッシング詐欺に有効なセキュリティー対策

マルウェア攻撃やフィッシング詐欺に有効なセキュリティー対策

続いて、マルウェア攻撃やフィッシング詐欺などに有効なセキュリティー対策を紹介します。

不審な電子メールやリンクは開かない

身に覚えのない送信元からの電子メールは、不用意に開かないようにしましょう。また、アプリのメッセージや電子メール内に設置されているリンクについても、不審なものはむやみにクリックしないことが大切です。

パスワードを使い回さない

パスワードの使い回しは避けましょう。複数のWebサービスなどで同じパスワードを使い回していると、一つのサービスから情報が漏えいした際に芋づる式にほかのサービスでも不正アクセスの被害にあう恐れがあります。

2段階認証を活用する

2段階認証とは、2つ以上の認証方法を使って不正アクセスを防ごうとするセキュリティー対策のことです。多くの場合、ユーザーがあらかじめ登録したパスワードと、それ以外の方法を組み合わせて本人確認を行います。

iPhoneではApple IDの「2ファクタ認証」、AndroidスマートフォンではGoogleアカウントの「2段階認証プロセス」を有効にしておくとよいでしょう。

セキュリティーソフトを導入する

セキュリティーソフトは、マルウェアの侵入を検知・ブロックしたり、危険なWebサイトへのアクセスを警告したりするソフトウェアです。万が一、リスクのある行動を取ってしまった場合でも、セキュリティーソフトを入れておけばリスクを回避できる場合があります。

常に最新の脅威に対応できるよう、新たなマルウェアやサイバー攻撃手法に対応できるものを選んでおくと安心です。

Wi-Fi経由での攻撃に有効なセキュリティー対策

Wi-Fi経由での攻撃に有効なセキュリティー対策

次に紹介するのは、Wi-Fi経由での攻撃に有効なセキュリティー対策です。スマートフォン本体や使い方に気を配っていても、Wi-Fi経由での攻撃に対してはあまり意識が向いていないケースも少なくないため、しっかりとチェックしておきましょう。

Wi-Fiルーターのファームウェアをアップデートする

Wi-Fiルーターのファームウェアは、ルーター本体の動作を制御するソフトウェアです。ファームウェアを最新の状態に保つことで、セキュリティーが強化されることがあります。

信頼できるWi-Fi接続を利用する

公衆Wi-Fiの中には暗号化されていないものが多くあり、そうしたWi-Fi接続の利用には第三者によってパスワードなどを盗まれるリスクがともないます。そのため、信頼性に不安が残る公衆Wi-Fiでの個人情報のやり取りは控えるのが無難です。

Wi-Fi設定のネットワーク一覧の画面で、SSID(Wi-Fiにおけるネットワーク名のこと)の横に鍵マークのないネットワークは、暗号化されていないことを意味しています。これらへの接続を極力避け、信頼できるWi-Fi接続を利用することが重要です。

物理的な盗難・紛失リスクに有効なセキュリティー対策

物理的な盗難・紛失リスクに有効なセキュリティー対策

最後に紹介するセキュリティー対策は、スマートフォンの物理的な盗難・紛失リスクにまつわるものです。スマートフォンが盗難されたり、紛失してしまったりした場合に役立つ機能や備えを把握しておきましょう。

画面ロックを設定する

スマートフォン本体から第三者へ個人情報が漏えいするリスクを低減するためには、画面ロック機能が有効です。パスワードだけでなく、指紋認証や顔認証など自身の生体情報に紐づく認証を設定しておくと、さらに安全性が高まります。

スマートフォンを探す機能について把握しておく

スマートフォンを紛失した際に役立つのが、リモートでデバイスを探せる機能です。この機能を活用すれば、パソコンなど別のデバイスからスマートフォンの位置を特定できます。

また、リモートでロックやデータ消去なども可能なため、すぐにスマートフォンを回収できない場合でも、第三者による悪用や個人情報の流出といった被害の発生を低減できます。

定期的にバックアップを取る

物理的なスマートフォンの紛失・盗難に備えて、日頃からデータを定期的にバックアップしておくようにしましょう。クラウドストレージやパソコンへのバックアップを取ることは、データ損失のリスク回避につながります。

スマートフォンのセキュリティートラブルが発生した場合の対処法

スマートフォンのセキュリティートラブルが発生した場合の対処法

たとえ対策を施していたとしても、スマートフォンのセキュリティートラブルが発生することはあります。そこで最後に、万が一トラブルが発生した場合の対処法を紹介しておきます。

スマートフォンをネットワークから切り離す

スマートフォンに不審な挙動が見られたら、まずネットワークから切り離すようにしましょう。機内モードをオンにするか、Wi-Fiとモバイルデータ通信をオフにすることで、マルウェアが外部のサーバーと通信したり、ほかのデバイスに感染を広げたりすることを防げます。

不審なアプリをアンインストールする

インストールした覚えのないアプリや、不審な動作をするアプリを見つけたら、速やかにアンインストールしましょう。

通常はアプリの管理画面からアンインストールできますが、マルウェアの中には管理者権限を取得しており、通常のアンインストールを妨害するものもあります。その場合はセーフモードでスマートフォンを起動してアンインストールを試みるなど、より慎重な対応が必要となります。

警察や携帯電話事業者に相談する

スマートフォンのセキュリティーに関するトラブルが発生した場合は、一人で抱え込まず、最寄りの警察署や警察本部のサイバー犯罪相談窓口に相談しましょう。その際には、問題が発生したWebサイトのURLをメモしたり、画面をスクリーンショットで保存したりして、トラブルの経緯とともに提示するのがおすすめです。

また、契約している携帯電話事業者のセキュリティーサービスに加入している場合は、サポートを受けられる可能性があります。こちらも利用できるか確認するとよいでしょう。

スマートフォンを初期化する

ここまでに紹介した対処法を試しても問題が解決しない場合は、スマートフォンの初期化も視野に入ります。端末内のデータは全て削除されてしまいますが、同時に不審なソフトウェアも消去できます。

初期化によってクリーンな状態になったら、各種サービスのIDやパスワードを変更し、アカウントの安全性を確保してください。

まとめ

まとめ

スマートフォンは便利なツールですが、セキュリティー上のリスクも潜んでいるものであるため、万全な対策が欠かせません。マルウェア感染などのトラブルに備えるためには、セキュリティーソフトの導入がおすすめです。

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