更新日:2025/03/21
セキュリティー

インターネット詐欺の種類や手口は?対処法や対策を徹底解説!

インターネット詐欺の種類や手口は?対処法や対策を徹底解説!

インターネット詐欺は、日常生活に潜む深刻な脅威です。巧妙な手口で個人情報や金銭を騙し取る詐欺師から身を守るには、手口を知り、適切な対策を講じる必要があります。

そこで本記事では、代表的なインターネット詐欺の種類や手口、そして具体的な対策方法などを徹底解説します。ぜひ、安全にインターネット利用を楽しむための自己防衛にお役立てください。

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目次

インターネット詐欺とは?

インターネット詐欺とは?

インターネット詐欺は、インターネットを利用した詐欺の総称です。ユーザーがインターネットを利用する過程で金銭を騙し取ったり、個人情報を抜き取ったりするような犯罪行為を指します。

スマートフォンの普及や、幅広い年齢層のユーザーがインターネットを利用するようになったことを背景にインターネット詐欺被害は増加傾向にあり、その手口も多様化してきています。

インターネット詐欺の種類や手口

インターネット詐欺の種類や手口

はじめに、インターネット詐欺にはどのようなものがあるのか、その手口や特徴などと併せて確認しておきましょう。

フィッシング詐欺

フィッシング詐欺

フィッシング詐欺とは、実在する企業や機関、サービスなどを装って電子メールやSMSで偽サイトへ誘導し、クレジットカード番号や銀行口座番号といった個人情報を騙し取る詐欺のことです。

緊急性や不安を煽る表現が多用されるなど、電子メールや偽サイトは巧妙化の一途を辿っており、ユーザーが一目見ただけでは本物かどうかの判断がつきにくくなってきています。

ワンクリック詐欺

ワンクリック詐欺とは、Webサイトや電子メールなどに記載されているURLにアクセスしたユーザーに対して一方的に「会員登録完了」「購入完了」といった画面やポップアップ広告などを表示し、料金の支払いを求める詐欺のことです。

サイト閲覧や動画視聴だけでメッセージが表示されるケースが多いのが特徴で、閲覧・視聴の事実を周囲に知られたくないという心理を突いて不当に金銭を支払わせようとします。

偽警告詐欺

偽警告詐欺とは、ユーザーがWebサイトを閲覧している最中に「ウイルスに感染しました」などの偽の警告メッセージを表示し、偽のセキュリティーソフトの購入やダウンロードを促す詐欺です。あたかもOSやブラウザーからの警告であるかのように装い、ユーザーの不安を煽る傾向にあります。

偽のセキュリティーソフトの購入・ダウンロードだけでなく、ウイルス駆除費用などの名目で金銭を要求するケースも存在します。また、ユーザーが偽のセキュリティーソフトをダウンロードしてしまうと、マルウェアに感染させられて個人情報を抜き取られることがあります。

通販詐欺

ここでいう通販詐欺とは、インターネット通販の購入客に対して代金を前払いさせた上で商品を送らなかったり、別の商品を送りつけたりする詐欺のことです。偽の通販サイトへの誘導だけでなく、正規ECサイト内に偽のアカウントで出店するケースも存在します。

通販詐欺では、人気商品の割引などを謳って集客する手口が多く見られます。

架空請求詐欺

架空請求詐欺とは、ユーザーに身に覚えのない請求メールを送るなどして、実際には発生していない料金の支払いを求める詐欺のことです。請求メールに「法的処置」「裁判」といった言葉を記載してユーザーの不安を煽り、支払いを促す手口がよく見られます。

身代金詐欺(ランサムウェア)

ランサムウェアとは、パソコンやスマートフォンをロックして使用不能な状態にした上で、ロック解除のために金銭を要求する不正プログラムのことです。データの解除と引き換えに身代金を脅し取る様子から、身代金詐欺とも呼ばれます。

身代金詐欺は近年被害が活発化しており、警視庁の資料によると令和6年上半期におけるランサムウェアの被害報告件数は114件と高水準で推移しています。

参考:警察庁サイバー警察局|令和6年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について

SNS詐欺

SNS詐欺は、SNSを介して行われる詐欺の総称です。代表的な手口としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 投資詐欺:「必ず利益を得られる」といった言葉を用いて投資話を持ち掛け、最終的に金銭などを騙し取る
  • ロマンス詐欺:SNSを通じて知り合ったユーザーと直接会うことなくメッセージをやりとりする中で恋愛感情や親近感を抱かせ、最終的に金銭などを騙し取る
  • 情報商材・副業詐欺:「好条件の在宅ワークの求人情報」や「簡単にお金を手に入れる方法」といった謳い文句でターゲットを見つけ、高額な初期費用の支払いを求めたり、情報商材を売りつけたりする

これらの詐欺は、個別のWebサイトやソフトウェアを通じて実行されることもありますが、近年ではSNSを媒体とするケースが増加傾向にあります。

【対処法】インターネット詐欺の被害に遭ってしまったら

【対処法】インターネット詐欺の被害に遭ってしまったら

もしインターネット詐欺の被害に遭ってしまったら、どのように対応すればよいのでしょうか。ここでは、被害に気づいてからの対処法を紹介します。被害に応じて適切な対応が取れるよう知識を身につけておしましょう。

すぐにクレジットカード会社や金融機関に報告する

金銭の不正利用を防ぐために、インターネット詐欺の被害に気づいたらその事実を速やかにクレジットカード会社や金融機関に報告しましょう。その後、不正利用を防ぐために、クレジットカードや口座の凍結、または不正取引のキャンセル手続きを行う必要があります。

まずは、関係機関と連携しながらインターネット詐欺被害の拡大を最小限に抑えることが大切です。

IDやパスワードを変更する

インターネット詐欺の被害に気づいたら、不正ログインを防ぐためIDやパスワードを直ちに変更しましょう。特に詐欺師にログイン情報を渡してしまったことが明白な場合には、より迅速に対応する必要があります。

また、同じパスワードを他サービスで使い回している場合は二次被害の危険性も考えられます。そのため、各サービスでのパスワード変更も必須です。

警察に通報する

インターネット詐欺被害に遭った事実を、最寄りの警察署やサイバー犯罪専門の相談窓口に通報しましょう。この際には、警察から法的対応を取ることをアドバイスされるケースもあります。

被害が少額の場合は戸惑うかもしれませんが、警察のアドバイスに従うことで、社会全体での被害拡大の抑制につながります。

【対策】インターネット詐欺に遭わないためにできること

【対策】インターネット詐欺に遭わないためにできること

ここまではインターネット詐欺の被害に合った場合の対処法を紹介しましたが、まずは未然に被害を防げれば理想的です。そこでここからは、ネット詐欺に遭わないための対策について解説します。

怪しいWebサイトを利用しない

インターネット詐欺の多くは、不正なWebサイトなどを通じてターゲットを探しています。そのため、まずは怪しいWebサイトを利用しないことが重要です。

怪しいWebサイトの特徴には、以下のようなものが挙げられます。

  • URLに不自然な点がある(見慣れないドメインなど)
  • 運営会社情報や問い合わせ先が明記されていない、もしくはわかりにくい
  • 極端な安売りをしている
  • 日本語が不自然 など

こうしたWebサイトの利用は極力避けるようにしましょう。

インターネット上で過剰に個人情報を入力しない

詐欺師による個人情報の悪用を防ぐため、オンラインプラットフォームへの個人情報の入力は必要最低限に抑えましょう。アカウント情報やクレジットカード番号、住所、電話番号、電子メールアドレスなどの取り扱いには注意が必要です。

不審な添付ファイルやリンクは開かない

知らない送信元からの電子メールに添付されているファイルやリンクなどは、開かないのが無難です。行動を急かしたり、不安を煽ったりする文言が記載されていても、冷静に対応するよう心がけましょう。

日頃から、検索から公式サイトへアクセスして情報の真偽を確認するよう習慣づけておくことがおすすめです。

パスワードを強化する

オンラインアカウントを安全に使うためには、強力でユニークなパスワードを使用する必要があります。パスワードはアカウントごとに異なるものを設定し、使い回しは避けましょう。

多要素認証を活用する

多要素認証とは、認証時に複数の認証形式を用いるセキュリティー対策のことです。一般的には、認証の3要素である「知識情報」「所持情報」「生体情報」のうちから2つ以上を組み合わせて認証を行う「2段階認証」が用いられます。

多要素認証を活用すれば、パスワードのみで認証した場合よりも安全性が高まります。

OSやファームウェアを最新の状態にしておく

OSやファームウェアの脆弱性を突いたサイバー攻撃は、インターネット詐欺被害を招く恐れがあります。そこで脆弱性を修正するために、サービスや商品の提供元から更新が行われることがあります。

安全なインターネット利用のためには、更新が行われるタイミングでOSやファームウェアをアップデートし、常に最新の状態を維持することが重要です。

セキュリティー対策ソフトを導入する

インターネット詐欺に遭わないためには、セキュリティー対策ソフトの導入も有効です。

セキュリティー対策ソフトには、主に以下の機能があります。

  • 外部からのウイルスの侵入を防ぐ
  • 偽サイトへのアクセスをブロックする

セキュリティー対策ソフトは単独で購入することも可能ですが、プロバイダーなどからセット価格で提供されるものもあります。機能や価格を比較しながら、ニーズを満たすものを選ぶとよいでしょう。

インターネット詐欺を未然に防ぐなら「インターネット サギウォール for eo」がおすすめ!

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関西で光回線サービスを展開するeo光が提供する「インターネット サギウォール for eo」は、ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺など、インターネット詐欺の危険性があるサイトを瞬時に検知して防御するインターネット詐欺対策ソフトです。ほかのセキュリティー対策ソフトの検知をすり抜けるような巧妙な詐欺サイトの手口にも対応しています。

日本人をターゲットにした日本語の詐欺サイトにも最適化されているため、国内で安全にインターネットを利用したい方や、海外製のセキュリティー対策ソフトに不安があった方などは、ぜひ導入を検討してみてください。

まとめ

近年、インターネット詐欺は手口が巧妙化してきており、誰もが被害に遭う可能性があります。しかし、正しい知識と対策を身につけることで、被害を未然に防ぐことは可能です。

関西で安全にインターネットを活用するなら、eo光ネットの「インターネット サギウォール for eo」がおすすめです。詐欺サイトを瞬時に検知・防御し、安全なインターネット利用を強力にサポートします。

ご興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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