更新日:2026/09/15
Wi-Fi

【比較表付き】Wi-Fiの種類・規格一覧|Wi-Fi 4~7の違いや選び方を解説

【比較表付き】Wi-Fiの種類・規格一覧|Wi-Fi 4~7の違いや選び方を解説

Wi-Fiには「Wi-Fi 5」「Wi-Fi 6」「Wi-Fi 6E」「Wi-Fi 7」など複数の通信規格があり、規格によって最大通信速度や利用できる周波数帯、対応する機能が異なります。

現在の最新世代は「Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)」で、従来のWi-Fi 6/6Eと比べて、高速通信や低遅延、複数端末を接続した際の通信効率などがさらに強化されています。

ただし、最新規格のWi-Fiルーターを導入すれば必ず通信速度が速くなるわけではありません。接続するスマートフォンやパソコン側の対応規格や、利用する周波数帯、インターネット回線の速度なども影響します。

本記事では、Wi-Fi規格の種類を一覧で比較し、それぞれの違いや選び方、利用中のWi-Fi規格を確認する方法までわかりやすく解説します。

eo光の10ギガコースはとにかく速くて安定!

目次

そもそもWi-Fiとは?

手に持ったスマートフォンの画面にWi-Fiという文字とWi-Fiのマークが表示されている様子

Wi-Fiとは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスを、無線でローカルエリアネットワークに接続する技術のひとつです。

Wi-Fiにはいくつかの通信規格があり、それぞれ最大通信速度や利用できる周波数帯が異なります。つまり、どの規格を選ぶかで、インターネットの快適さに差が生じる場合があるのです。

世代ごとのWi-Fi規格

Wi-Fiの通信規格は、米国電気電子学会(IEEE:Institute of Electrical and Electronics Engineers)が定めています。通信規格にはいくつかの種類があり、IEEEが定めたものなので「IEEE 802.11+◯◯」という表記が使用されます。

さらに、通信規格の新旧をわかりやすくするために導入されたのが、「Wi-Fi+世代を示す続き番号」という形式の呼称です。たとえば、「IEEE 802.11n」は「Wi-Fi 4」というように、規格名に対応する呼称が使用されています。

以下に、歴代の通信規格の正式名称と対応するWi-Fiの呼称、そして、それぞれの最大通信速度と周波数をまとめました。

世代ごとのWi-Fi規格

世代が新しくなるごとに、最大通信速度が向上していることがわかります。

現在の最新世代は「Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)」です。Wi-Fi 7では、Wi-Fi 6/6Eよりも広い最大320MHzのチャネル幅や、複数の周波数帯を活用する「MLO(Multi-Link Operation)」などの技術が採用され、高速化や低遅延化、通信の安定性向上が図られています。

なお、Wi-Fi 7の機能を利用するには、Wi-Fiルーターだけでなく、スマートフォンやパソコンなど接続する端末側もWi-Fi 7に対応している必要があります。

周波数帯によるWi-Fiの違い

Wi-Fiはそれぞれの規格によって、「2.4GHz帯」「5GHz帯」「6GHz帯」の3つの周波数帯に対応しています。

Wi-Fi 4は2.4GHz帯と5GHz帯、Wi-Fi 5は5GHz帯、Wi-Fi 6は2.4GHz帯と5GHz帯に対応しています。さらにWi-Fi 6Eでは6GHz帯が追加され、Wi-Fi 7では2.4GHz・5GHz・6GHzの3つの周波数帯に対応しています。

同じWi-Fi規格でも、使用する周波数帯によって電波の届きやすさや混雑のしやすさなどに違いがあります。

2.4GHz帯は障害物に強く、壁越しでも電波が届きやすいのが特徴です。対応機器も多く、ほとんどのデバイスを接続できます。

一方、5GHz帯は2.4GHz帯と比べて通信速度が速く、電波干渉を受けにくいため速度が安定しやすい特性があります。

6GHz帯は、「Wi-Fi 6E」の登場によって新たに無線LANで利用できるようになった周波数帯です。

家電など多くの機器で利用されている2.4GHz帯の電波や、航空・気象レーダーなどで利用されている5GHz帯の電波とも異なり、他の用途で利用されている電波の干渉を受けにくい帯域となっています。そのため、従来よりもさらに安定した高速通信が可能になると期待されています。

また、Wi-Fiではそれぞれの周波数帯を特定の帯域幅でさらに細かく区分したものを使って機器を接続しています。この細かく分割したものを「チャンネル」と呼びますが、2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯と新しい周波数帯がWi-Fiで利用可能になるにしたがってこのチャンネル数も大きく増えています。

利用できるチャンネルが増えると、同時に接続する機器が多いときでもチャンネルが重複しにくくなるため、電波干渉が起きにくく、通信品質も安定しやすくなるのです。

快適な通信を支えるWi-Fiの高速化・効率化技術

Wi-Fiの進化は、最大通信速度が速くなっただけではありません。複数の端末を効率よく通信させたり、混雑時の待ち時間を抑えたりするためのさまざまな技術が導入されています。ここでは、代表的な技術を紹介します。

複数のアンテナで同時通信する「MIMO / MU-MIMO」

「MIMO(マイモ)」は、複数のアンテナを使って複数の経路(ストリーム)でデータを送受信し、通信を高速化する技術です。

さらに進化した「MU-MIMO(マルチユーザーMIMO)」では、対応するWi-Fiルーターが複数の端末と同時に通信できるため、家族でスマートフォンやパソコンなどを同時に利用する場合でも、通信を効率化できます。

複数端末との通信を効率化する「OFDMA」

Wi-Fi 6から導入された「OFDMA」は、通信に使う帯域を細かく分割し、複数の端末に効率よくデータを送信できる技術です。複数の端末が同時に通信する際にも無線リソースを効率的に利用できるため、通信効率の向上や待ち時間の低減が期待できます。

特定の機器へ電波を集中させる「ビームフォーミング」

ビームフォーミングは、接続しているスマートフォンやパソコンなどの方向や通信状況に応じて、電波を効率よく届ける技術です。対応する機器では、電波がより遠くまで届くようになり、通信の安定性向上が期待できます。

帯域幅を広げて速度を上げる「倍速モード(チャンネルボンディング)」

複数の無線チャンネルを同時に利用することで通信の帯域幅(道路の幅のようなもの)を広げ、一度に運べるデータ量を増やして通信速度を向上させる技術です。

新しいWi-Fi規格ほど利用できるチャネル幅が広がっており、Wi-Fi 7では最大320MHz幅に対応しています。ただし、実際に利用できるチャネル幅はルーターや端末、利用環境によって異なります。

複数の周波数帯を活用する「MLO」

Wi-Fi 7で導入された「MLO(Multi-Link Operation)」は、2.4GHz・5GHz・6GHzといった複数の異なる周波数帯域とチャンネルでデータを同時に送受信できる技術です。

対応機器では、複数のリンクを活用することで通信速度の向上や遅延の低減、通信の安定性向上が期待できます。ただし、MLOを利用するにはWi-Fiルーターと端末の双方が対応している必要があります。

Wi-Fiの規格と周波数帯の選び方

スマートフォンを手の上に載せている男性とWi-Fiマークのイメージ

ここからは、Wi-Fiの規格と周波数帯の選び方を解説します。次の3つのポイントを軸に、それぞれの家庭に適したものを選びましょう。

デバイスの対応規格をチェック

ルーター側が最新のWi-Fi規格に対応していても、デバイス側が対応していなければその規格での通信はできません。Wi-Fi 6Eに対応したWi-Fiルーターを導入しても、デバイス側がWi-Fi 6Eに対応していなければ、6GHz帯の電波は利用できません。たとえばデバイス側が対応しているのがWi-Fi 5までの場合は、より遅いほうであるWi-Fi 5での通信となります。

Wi-Fiの規格を選ぶ際は、お手持ちのデバイスがどの規格に対応しているか、ルーターとの互換性を含めて確認することが大切です。

電波干渉を避ける

通信に使用している周波数帯と、ルーターの近くにある電化製品や通信機器などの周波数帯が同じだと、電波干渉により通信に影響を及ぼす恐れがあります。たとえば、いくつかの規格で利用される2.4GHzは、電子レンジやBluetoothなどにも利用されています。

電波干渉の少ない5GHzや6GHzを選べば、電波干渉によって通信速度が落ちたり、通信が途切れたりといったリスクを低減することが可能です。

利用目的に合わせて選ぶ

インターネットの利用目的に合わせて、Wi-Fiの周波数帯を選ぶことも大切になります。たとえば、オンラインゲームや大容量ファイルの転送を行うなら、通信速度の速い5GHzや6GHzがおすすめです。5GHzや6GHzは電波干渉に強いというメリットもありますが、障害物には弱いため注意しましょう。

一方、SNSやちょっとした動画再生などがメインの場合は、2.4GHzでも問題なく使用できます。また、2.4GHzは障害物に強いため、ルーターの設置場所から壁を隔てた自室や寝室などでも、快適にインターネットを使用できるでしょう。

Wi-Fi規格だけじゃない!Wi-Fiルーターを選ぶ際のチェックポイント

電卓、スマートフォン、PCのキーボードとマウス、Wi-Fiマークのイメージ

ここからは、Wi-Fiの規格や周波数帯以外に、Wi-Fiルーターを選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。

ストリーム数

ストリームとは、電波の通り道である通信経路のことです。ストリーム数が多いほどデータを運べる経路が増えるため、より安定した高速通信を実現できるようになります。

ルーターにおいては、搭載されているアンテナ1本あたり1ストリームとなるため、メーカーによってはアンテナ数で表記されることもあるでしょう。

たとえば、アンテナ数が「4×4」と表記されている場合は、送信用アンテナが4本、受信用アンテナが4本搭載されているという意味です。この場合、ルーターに搭載されているストリーム数は「4本」となります。

ルーター本体の性能

通信速度や安定性は、ルーター本体の性能によっても左右されます。通信速度を安定させるための便利な機能が搭載されている製品も多く、通信速度を改善したい場合はチェックしたいポイントです。

たとえば、「自宅の特定の場所で通信速度が不安定になる」とお悩みの方には、「メッシュWi-Fi」という通信形態がおすすめです。複数のルーターにより通信経路を網目のように張り巡らせることができますので、これまで電波が届きにくかった場所でも快適にインターネットを利用できるようになるでしょう。

デバイスの接続台数

同時に接続できるデバイスの台数は、ルーターによって異なります。とくに、パソコンやスマートフォンだけでなく、スマート家電を活用している場合は、同時接続台数が増えやすい傾向があるため同時接続台数をしっかり確認しておきましょう。

インターネットの使用環境

戸建てやマンションなど、インターネットの使用環境に合わせて選ぶことも大切です。ルーターの商品説明として、「マンション向け」「ワンルーム向け」といった情報や、想定される間取りが記載されていることもあるため、事前にチェックしておきましょう。

新旧のWi-Fi規格には互換性がある

Wi-Fiマークおよび2.4Gと5Gという文字が書かれた機器の接写のイメージ

Wi-Fiルーターの多くは複数のWi-Fi規格に対応しているため、最新規格に対応したルーターでも、古いWi-Fi規格に対応したスマートフォンやパソコンを接続できます。

ただし、実際の通信ではルーターと端末の双方が対応している規格や機能が利用されます。たとえば、Wi-Fi 7対応ルーターを使用していても、端末がWi-Fi 6までしか対応していない場合、その端末ではWi-Fi 7の機能は利用できません。

Wi-Fiの規格の確認方法

ノートPCの画面にWi-Fiマークが表示されているイメージ

現在使用しているWi-Fiの規格を知りたい場合は、以下の方法で確かめてみましょう。

パソコンの場合

パソコンの場合は、OSの種類やバージョンによって確認方法が異なります。

Windows

まずは、Windowsのバージョンを把握しましょう。わからない場合は、以下の方法でバージョン情報を確認できます。

  1. キーボードの「Windowsキー(Windowsロゴ)」と「R」キーを同時に押します。
  2. 「ファイル名を指定して実行」ウィンドウに「winver」と入力します。
  3. Windowsのバージョン情報が表示されます。

Windowsのバージョンがわかったら、以下の手順でWi-Fiの規格を確認しましょう。

【Windows11】

  1. スタートメニューから「設定」をクリックします。
  2. 左メニューから「ネットワークとインターネット」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
  3. Wi-Fiのプロパティが表示されます。「プロトコル」の部分をクリックすると、Wi-Fiの規格を確認できます。

【Windows10】

  1. スタートメニューから「設定」をクリックします。
  2. 「Windows の設定」から「ネットワークとインターネット」を選択します。
  3. 左メニューから「Wi-Fi」を選択し、「ハードウェアのプロパティ」をクリックします。
  4. 「プロトコル」の部分をクリックすると、Wi-Fiの規格を確認できます。

Mac

お使いのパソコンがMacの場合、「option」キーを押しながらWi-FiマークをクリックするとWi-Fiの規格が表示されます。また、以下の手順でも確認することが可能です。

  1. 画面左上にある「リンゴマーク」をクリックします。
  2. 「このMacについて」をクリックします。
  3. 中央の下にある「システムレポート」をクリックします。
  4. 「ネットワーク」にある「Wi-Fi」をクリックし、PHYモードの部分でWi-Fiの規格を確認できます。

スマートフォンの場合

スマートフォンの場合は、設定画面からネットワーク設定を開くことで、Wi-Fiの規格を確認できる場合があります。ただし、iPhoneなど、端末によっては確認方法がないこともあるでしょう。

端末から確認する方法がない場合は、取扱説明書やメーカーのホームページなどでWi-Fiの規格をチェックしてみるのがおすすめです。

まとめ

Wi-Fiには「Wi-Fi 4」「Wi-Fi 5」「Wi-Fi 6」「Wi-Fi 6E」「Wi-Fi 7」などの規格・呼称があり、それぞれ最大通信速度や周波数帯が異なります。最大通信速度は世代を重ねるごとに更新されているため、通信速度にこだわりたい方はできるだけ新しい規格を選んでみましょう。ただし、Wi-Fiの規格は、ルーター側とデバイス側でそろえる必要があります。また、Wi-Fiルーターを選ぶ際は「ストリーム数」や「ルーター本体の性能」などのポイントを確認することも大切です。

関西で光回線サービスを展開するeo光では、eo光ネットのご契約でご利用いただける無線ルーターのレンタルサービスを提供しています。無線ルーター機能の月額料金(105円/月)が12カ月無料になるおトクなキャンペーンも実施中です。

さらに、eo光ではメッシュWi-Fiのレンタルサービスも行っています。2台のWi-Fi機器で最大370m²までの範囲をカバーし、家中どこでも快適にインターネットを使用できます。また、ご利用環境に応じて機器の台数を増やすことも可能です。

ご家庭で使用するWi-Fiの規格を見直す際は、eo光をぜひご検討ください。

【eo光 10ギガコース詳細・お申し込みボタン】設定サポートも充実!超高速インターネットで快適なWi-Fi環境を実現
【eo光 10ギガコース詳細・お申し込みボタン】設定サポートも充実!超高速インターネットで快適なWi-Fi環境を実現

※ eo光シンプルプランを新規でお申し込み、「eoアプリ登録者限定!eo光シンプルプランスタートキャンペーン」「eo光シンプルプラン 最大6カ月間500円割引特典」「eo光シンプルプラン 3,000円プレゼントキャンペーン」の適用が条件です。

※本サイト内に記載のキャンペーンやサービス内容は、記事の掲載・更新時点のものです。

※キャンペーンやサービス内容は予告なく変更・終了する場合がございます。

RBB TODAYブロードバンドアワード2025

【関西でネット回線をお探しなら】
eo光は19年連続お客さま満足度 No.1!※

※RBB TODAY ブロードバンドアワード2025
キャリア部門 エリア別総合(近畿)第1位
(株式会社イードによる調査、2026年1月発表)
2007年~2025年19年連続受賞。

  • facebook
  • twitter
  • line

関連記事