更新日:2024/03/29
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光回線のONUやホームゲートウェイのランプがつかない!ランプの種類別の対処法

光回線のONUやホームゲートウェイのランプがつかない!ランプの種類別の対処法

「いきなりインターネットにつながらなくなった」「通信速度が急激に遅くなった」というときは、ONUやホームゲートウェイのランプを確認してみましょう。ONUやホームゲートウェイなど、光回線の周辺機器にはさまざまな種類のランプがあり、それぞれ異なる役割を持ちます。周辺機器の不具合に適切に対応するためには、ランプの種類別の役割を把握するとともに、消灯している場合の対処法を知ることが大切です。

本記事では、ONUやホームゲートウェイのランプの種類や、それぞれのランプが消灯している場合の対処法をご紹介します。故障が疑われる場合の対応方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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目次

ONUのランプの種類と消灯している場合の対処法

ONUのランプの種類や役割は、通信事業者やメーカーによって異なります。

本記事では、eo光ネットで採用している富士製ONU「 ONU3GE/FE2 」を例に、ONUのランプの種類と消灯している場合の対処法をご紹介します。

ONUのランプの種類と消灯している場合の対処法

ONU3GE/FE2 の接続状態を確認するためのランプは次の5つです。

  1. POWER/FAIL
  2. OPT・ OPT/LINK
  3. AUTH
  4. PC
  5. 光電話

※各ランプの名称や点灯色は利用されるONUによって異なります。

POWER/FAIL

POWER/FAIL は、ONU本体の電源状態を表すランプです。

ONUの電源を入れると、起動中は緑色のランプが点滅し、起動完了するとそのまま点灯します。

このランプが消灯しているときは、電源が入っていない状態です。電源ケーブルがONUに差し込まれているか、コンセントからACアダプターが抜けていないかどうか確認しましょう。

なお、ONUに異常が検出された場合は、赤色のランプが点灯します。故障が疑われるため、サポート窓口までお問い合わせください。

OPT・OPT/LINK

OPTランプ、およびOPT/LINKランプは、光回線の接続状況を示すランプです。正常に接続できている場合は、緑色のランプが点灯します。

このランプが消灯している場合は、光回線が正常に接続できていない可能性があります。光ケーブルが抜けていないか、破損していないかをチェックしましょう。

光ケーブルを差し込み直しても改善が見られない場合は、通信障害が起きている可能性も考えられます。通信障害に関する公式発表や、SNSでの投稿をチェックしてみるのがおすすめです。

AUTH

AUTHランプは、光回線の契約者情報を正しく認証できていることを表すランプです。

契約者情報を正しく認証できている場合は、緑色のランプが点灯します。AUTHランプが消灯しているときは、通信障害の可能性が考えられるでしょう。

その場合は、電源プラグをコンセントから引き抜き、再度差し込んでONUの再起動を試みるのがおすすめです。新しいONUをレンタルして接続した直後にAUTHランプが点灯しない場合は、サポート窓口までお問い合わせください。

PC

PCランプは、ONUにつないだネットワーク機器やデバイスが問題なく接続されていることを表すランプです。

正常な場合は、緑色のランプが点灯します。また、緑色のランプが点滅しているときは、データを送受信している状態です。

PCランプが消灯しているときは、ONUがルーターやデバイス(パソコンなど)と接続できていない可能性があります。まずは、LANケーブルが差し込まれているか、破損がないかを確認しましょう。LANケーブルに問題がない場合は、LANポートが故障している可能性があるためしっかり確認しておくことが大切です。

LANケーブル・LANポートがどちらも問題がなければ、ルーターやハブなどの周辺機器に不具合がある可能性もあります。ONUに無線LANルーターをつないでデバイスと接続している場合は、ONUとデバイスを直接つないでPCランプがつくかどうか確認しましょう。それでランプがつけば、無線LANルーター側に問題があると判断できます。

また、接続するデバイスを変えるとPCランプが点灯する場合は、もともと接続していたパソコンやスマートフォンに問題がある可能性があります。

光電話

光電話ランプは、光電話アダプターとの接続状況を表すランプです。eo光ネットと同じ光回線を使った電話サービス「eo光電話」を契約しており、光電話アダプターに接続している場合は、緑色のランプが点灯します。なお、緑色のランプが点滅しているときは、データの送受信中です。

eo光電話を契約している場合にのみ点灯するランプなので、未契約であれば消灯していても問題ありません。また、eo光多機能ルーターを使用して電話に接続している場合は、eo光電話を契約していても点灯しません。eo光多機能ルーターを使用していて光電話ランプが点灯している場合は、配線が間違っている可能性があるので、サポート窓口までお問い合わせください。

ホームゲートウェイのランプの種類と消灯している場合の対処法

ホームゲートウェイのランプの種類と消灯している場合の対処法

ここからは、eo光が提供する「eoホームゲートウェイ【eoGW-100(N)】」を例に、ホームゲートウェイのランプの種類と消灯している場合の対処法をご紹介します。

eo光ホームゲートウェイ【eoGW-100(N)】には、次の10個のランプがあります。

  1. 電源
  2. 状態
  3. eo光ネット
  4. 無線1(2.4GHz)
  5. 無線2(5GHz)
  6. 無線3(6GHz)
  7. eo光電話
  8. 電話1
  9. 電話2
  10. 光リンク

電源ランプ

電源ランプとは、その名のとおりホームゲートウェイの電源の状態を表すランプです。電源ランプが消灯しているときは、ホームゲートウェイ本体の電源が入っていないので、電源プラグがきちんと差し込まれているか確認しましょう。

電源が入り、緑色のランプが点灯すれば正常です。なお、橙色に点滅しているときは、無線LANの接続設定が行われている最中です。点滅が停止し、緑色のランプが点灯したら設定完了となります。

もし、電源を入れたあとに赤色のランプが点灯した場合は、無線LAN接続に失敗したということです。

状態

「状態」のランプは、消灯しているのが正常な状態です。赤色や橙色で点灯または点滅していなければ問題ないので、そのままで問題ありません。

eo光ネット

「eo光ネット」のランプは、eo光が提供する光回線の接続状況を表します。

eo光ネットまたはルーター機能を契約中にもかかわらずeo光ランプが消灯しているときは、LANケーブルが抜けているか、損傷している可能性があるでしょう。

LANケーブルを差し込み直してみて、緑色のランプが点灯したら正常です。一方、赤色のランプが点灯した場合は、接続に失敗したということになります。

無線1・2・3(2.4GHz・5GHz・6GHz)

「無線1(2.4GHz)」「無線2(5GHz)」「無線3(6GHz)」のランプは、それぞれの周波数帯における無線の利用状況を表します。

無線ランプがすべて消灯している場合は、無線ルーター機能(有料)が未契約になっている可能性が高いでしょう。

eo光電話

eo光電話は、eo光ネットと同じ光回線を使った電話サービスです。

eo光電話を契約している場合にのみ点灯するランプなので、未契約であれば消灯しているのが正常な状態です。

電話1・2

「電話1」「電話2」のランプは、eo光電話の利用状況を表します。

それぞれ、eo光電話の1つ目の電話番号と、2つ目の電話番号を利用中の場合に緑のランプが点灯します。

消灯しているときは、それぞれの電話機が待ち受け状態のときです。そのため、電話を使用していないときであれば、消灯しているのが正常です。

光リンク

「光リンク」のランプは、本体の電源が入っていれば基本的に消灯することはありません。

本体の電源を入れて、緑色のランプが点灯すれば正常です。なお、橙色のランプが点灯した場合は、機器の認証に失敗しているので、eo光のサポートダイヤルに問い合わせましょう。

また、赤色のランプが点灯している場合は、光信号を受信していない状態です。光コンセントに光ケーブルがしっかり差し込まれているか、確認してみましょう。

知っておこう!ONUとホームゲートウェイの違い

「自宅にある機器がONUなのかホームゲートウェイなのか分からない」という方に向けて、ONUとホームゲートウェイの違いを簡単に解説します。

ONUとは

ONUとは

ONU(光回線終端装置)は、光信号とデジタル信号を相互に変換する機器です。多くの場合はルーターに接続して使用し、宅内に引き込まれた光回線から見て最も近い場所に設置されます。

ONUの詳細は、以下の記事からご確認ください。

ホームゲートウェイとは

ホームゲートウェイとは

ホームゲートウェイとは、ONUやルーター、光電話などの複数の機能を1台に集約させた機器のことです。なお、ホームゲートウェイの機能は、ホームゲートウェイを提供する通信事業者により異なり、ONU機能がないタイプもあります。

ホームゲートウェイの詳細は、以下の記事からご確認ください。

ONUやホームゲートウェイが故障する原因

ONUやホームゲートウェイが故障する原因

ONUやホームゲートウェイには、それぞれ耐用年数があります。そのため、機器を長年使用している場合は、経年劣化により故障した可能性が考えられるでしょう。

特に、本来点灯するはずのランプがつかないだけでなく、「インターネットにつながりにくい」「通信速度が以前より遅くなった」などの症状が表れた場合は、機器が寿命を迎えた可能性を考慮に入れましょう。

そのほかには、落下や浸水、落雷の影響によりONUやホームゲートウェイが故障する場合もあります。また、機器本体ではなくACアダプターが故障している可能性も考えられるでしょう。

一時的な不具合は再起動で改善する可能性がある

ONUやホームゲートウェイの不具合が一時的なものであれば、再起動で改善する可能性があります。

ONUやホームゲートウェイは、一度電源プラグを抜き、10秒ほど待ってから再度電源プラグをつなぐと再起動できます。

再起動が完了したら、ランプの状態をあらためて確認してみましょう。

ONUやホームゲートウェイが故障したらどうすれば良い?

ONUやホームゲートウェイが故障したらどうすれば良い?

再起動やLANケーブルの抜き差しを試しても症状が改善しない場合は、ONUやホームゲートウェイをレンタルした通信事業者のサポート窓口にお問い合わせください。

通常使用におけるトラブルによって機器が故障した場合は、交換費用は少ない場合が多いでしょう。ただし、ONUやホームゲートウェイの交換に関するルールは通信事業者ごとに異なるため、事前に確認しておくと安心です。

まとめ

ONUやホームゲートウェイの本体には、さまざまなランプが表示されています。それぞれ異なる役割や意味を持つため、「光回線のランプがつかない!」というときは消灯しているランプの名称を確認してみましょう。ランプの種類によっては消灯しているのが正常な場合もあるため、まずは落ち着いて確認することが大切です。

本来点灯するはずのランプが消灯している場合は、ACアダプターやLANケーブルの接続状況を確認したり、本体を再起動したりしてみましょう。それでも改善が見られない場合は、機器が故障している可能性も考えられます。お困りの際は通信事業者のサポート窓口までお問い合わせください。

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