更新日:2023/11/10
光回線

光回線を使うために必要なもの5つ|工事の流れと注意点まとめ

光回線を使うために必要なもの5つ|工事の流れと注意点まとめ

自宅でパソコンやスマートフォンをインターネットに接続する際、通信速度の遅さがストレスになってはいませんか。

高速通信には、光回線の導入がおすすめです。光回線なら、アナログ回線(ADSL回線)の20倍以上近い速度での通信が可能になります。

では、光回線を自宅で使うためにはどのような手続きや機器が必要なのでしょうか。

これから光回線を使いたい人に向けて、これだけは知っておきたい「光回線に必要なもの5つ」や、光回線敷設にあたっての注意点を解説します。

目次

光回線敷設に必要なもの5つ

光回線敷設に必要なもの5つ

はじめに、光回線を自宅で利用するために必要なもの5つを解説します。

  • 光回線の契約
  • プロバイダーとの契約
  • 回線・インターネット周辺機器
  • 回線の開通工事
  • 管理会社・大家の許可

それぞれを詳しく解説していきましょう。

※ 契約の仕方や引き込む住宅の状況により、不要なものもあります。

光回線の契約

光回線は、光ファイバー(光を通す細い繊維状の線を束ねたもの)内に光を反射・屈折させてデータを転送する通信回線です。

大きく4種類の事業者が光回線を提供しています。光回線の利用には、下記いずれかの事業者との契約が必要です。

種類 詳細
フレッツ光 NTT東日本および西日本が提供する光回線サービス。日本全国ほとんどの地域で利用可能。光回線と別に、プロバイダー事業者との契約が必要。
光コラボレーション フレッツ光の回線を使い、プロバイダー事業者が独自のサービスと組み合わせ提供する光回線サービス。利用可能エリアはフレッツ光と同一。
独自回線 光回線事業者が、光回線とプロバイダーサービスを一括で提供する形態。光ファイバー網は事業者が敷設する場合と、他社の予備回線を借りる場合とがある。
電力系回線 電力会社の子会社などが提供する光回線サービス。基本的にサービス提供会社の電力網エリア内で展開され、提供エリアが限定される。

光回線の契約先は、サービス提供エリアと料金プランを比較して決めます。

事業者独自のキャンペーンを利用すると、お得に利用できる場合もあります。

プロバイダーとの契約

光回線だけでは、インターネットに接続できません。インターネットを利用するためには、プロバイダーとの契約が必要です。

光回線とプロバイダーは個別契約が必要なタイプと、一括で契約できるタイプがあります。

回線とプロバイダーを別個で契約するタイプでは、個別の契約・支払が必要ですが、一括契約できるタイプを選べば契約申し込みから月額使用料の支払まで一本化できます。

例えば関西圏でサービスを提供する電力系回線「eo光」はプロバイダー一体型で、一度の申し込みで光回線とインターネットが利用できるようになります。

回線・インターネット周辺機器

回線・インターネット周辺機器 光ファイバーケーブルを自宅に引き込み、光回線を経由してインターネットを利用するためには、準備が必要な機器が2つあります。

機器は事業者側が用意するものと、利用者が用意するものとにわかれます。下表を機器の準備にご活用ください。

準備者 機器名 機能
事業者 ONU(光回線終端装置) 光信号とデジタル信号を相互に変換し、インターネットに接続するための装置
利用者 ルーター 一回線に複数端末を接続するための機器。Wi-Fi接続には、Wi-Fi対応ルーターが必要
※ プロバイダーや回線事業者からレンタルできる場合もある

ルーターとパソコン端末を有線で接続したい場合は、LANケーブルも必要です。

回線の開通工事

光ファイバーケーブルはほとんどの場合、電柱を通じて提供エリア内に張り巡らされています。

自宅で光回線を利用するには、最寄りの電柱まで来ている光ファイバーケーブルを宅内に引き込む工事が必要です。

また集合住宅では、共用部分や各部屋まで光ファイバーケーブルが引き込まれていることもあります。

物件管理会社・オーナーの許可

賃貸物件にお住まいの方は、光回線の敷設に管理会社やオーナーの許可が必要です。

光回線の敷設は物件に新しい設備を加えることになります。工事にともなってビス留めや穴あけが必要になるケースも考えられます。

許可なく工事を進めると後々トラブルになる可能性もあるため、事前に管理会社・オーナーに許可を得ておきましょう。

光回線敷設に関する許可は書面で取っておくと安心です。回線事業者が指定する同意書がある場合もありますので確認しましょう。

光回線・プロバイダーとの契約に必要なもの

光回線・プロバイダーとの契約に必要なもの

光回線の契約、また必要な場合はプロバイダーとの契約に必要なものは、次の2つです。

  • 身分証明書
  • 利用料の支払方法
それぞれを詳しく解説します。

身分証明書

光回線およびプロバイダー(別個型の場合)との契約には、顔写真付きの身分証明書が必要です。

<身分証明に利用できる書類>

  • 自動車運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • マイナンバーカード(通知カードは不可) など
契約事業者により、必要書類が異なる場合があります。詳しくは契約事業者に確認しましょう。

支払いに使用する銀行口座・クレジットカード

光回線の契約時には、利用料金の支払方法も必要です。

光回線の利用料を支払う方法は、一般的に以下の通りです。

  • クレジットカード払い
  • 銀行口座からの自動引落し
  • 払込票を使ったコンビニ払い

契約する回線事業者によって違いますので、詳しくは事業者へ確認しましょう。

光回線の利用開始までの流れ

この章では自宅で光回線を利用できるようになるまでの流れを詳しく解説します。

光回線・プロバイダーと契約する

事前に検討し、決定した光回線提供事業者、および必要な場合はプロバイダーと契約します。

身分証明書と利用料金の支払方法も、手元に準備しておきましょう。

光回線やプロバイダーは、Webでの申し込みが一般的です。スマートフォンでも手続きできます。

契約が完了すると、光回線の提供事業者から折り返しの連絡が入りますので申し込み内容の確認や工事日の打ち合わせを済ませましょう。

スケジュール・工事箇所の決定

光回線を新たに室内まで引き込む工事は、契約者の立ち会いが必要です。スケジュールを確認し、確実に立ち会える日に工事日を設定します。

光回線の工事は、申し込みから実施まで1カ月程度以上かかります。週末や繁忙期は工事が混み合い、希望日に予約がとれないケースもあります。

希望する敷設日まで余裕をもって、申し込みを進めましょう。

光回線の工事にともない、事前の現地調査を求められる場合があります。現地調査では住宅にある配管設備の確認や、穴あけが必要になるかどうかなどをチェックします。

事前調査にも、契約者の立ち会いが必要です。

なお場合によっては、工事員による工事が不要となることもあります。詳しくは下記の記事を参考にしてください。

光回線を室内まで引き込む

工事予定日になると、光回線の引き込み工事が行われます。

契約者の立ち会いは必要ですが、工事そのものは工事担当者が手がけます。

戸建ての場合に必要な工事の手順は、以下の通りです。

  1. 最寄りの電柱から住宅まで、光ファイバーケーブルを引き込む
  2. 室内に光コンセント(光回線用のコンセント)を設置する
  3. 外から引き込んだ光ファイバーケーブルを、光コンセントと接続する
  4. ONU(光回線終端装置)を設置し、光ファイバーケーブルを接続する

多くの場合、光コンセントを設置した場所付近に、ONUやルーターも置くことになります。光コンセントを設置する最適な場所を、工事担当者と相談し決めましょう。

マンションの場合は、光回線の提供方式により必要な手順が異なります。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

インターネットに接続する

ONUの設置と光ファイバーケーブルとの接続が完了したら、インターネットに接続します。インターネットへの接続作業は、利用者が行ないます。

用意しておいたルーターとONUを、ルーターに付属のLANケーブルでつなぎ、機器の設定を済ませましょう。

機器の設定を完了し、パソコンやスマートフォンと接続すれば、光回線でインターネットを利用できるようになります。

ONU(光回線終端装置)とルーターの接続方法、またルーターの設定方法に不安がある人は、事業者が提供する設定サポートの利用もおすすめです。

例えば関西圏で光回線を提供するeo光は、開通工事と同時にeo光への接続に必要な機器の設定作業を無料で実施しています。

ONUの設置だけでなく、ルーター・パソコンの接続設定もそれぞれ1台まで無料です。

もし2台目以降のルーターやデバイスとの接続が必要であれば、有料対応も可能です。

ブラウザー(ホームページ等を閲覧するアプリ)の設定は、1回までリモートサポートを無料でご提供します。

詳しくは以下のサービスサイトをご覧ください。

光回線の敷設に注意が必要なポイント

光回線の敷設に注意が必要なポイント

自宅への光回線敷設にあたり、注意が必要なポイントを4つ解説します。

繁忙期は工事までに時間がかかる場合がある

光回線の引き込み工事には、繁忙期があります。

3~5月の新年度に向けた引越しが多い時期や、年末年始(12月~1月)、夏休みは工事の申し込みが混み合う傾向があります。

希望する日に工事の予約がとれず、工事が先延ばしになるケースもあります。

光回線の敷設を決めたら早めに手続きを進め、工事日を確保しましょう。

光回線の引き込み方法は住宅状況により異なる

光ファイバーケーブルを宅内に引き込む方法は、住宅の状況によりさまざまです。

一般的な住宅には電話線などを引き込む配管が設けられており、光ファイバーケーブルも同じ配管を通じて通すことができます。

稀に「電話線の穴や配管がない住宅」「配管があっても利用できない住宅」がありますが、その場合はエアコンダクトなどを利用したり、外壁に小さな穴を開けてケーブルを通します。

またケーブルを引き込む際は、外壁に引留めるための金具をビスで取り付けます。

室内引き込み工事は立ち会いが必要

光回線の工事は、基本的に契約者の立ち会いが必要です。

立ち会いが必要となるケースを、以下にまとめました。基本的に「光ケーブルを室内に引き込む工事が必要」な場合は、立ち会いが必要です。

住宅タイプ 解説
新築戸建て 光回線を新たに引き込む室内工事が必要
中古の戸建て

中古賃貸物件

以下に該当する場合、立ち合いが必要
  • 光回線をはじめて導入する
  • 以前あった光回線が撤去されている
  • 導入する光回線事業者との契約がはじめてである
マンション 以下に該当する場合、立ち合いが必要
  • 宅内工事が必要な配線方法である
  • 光ファイバーケーブルが共用部で止まっている

例外的に、立ち会いが不要となるケースは、以下の3つです。

  • 光ファイバーケーブルと光コンセントの導入・設置が済んでいる
  • 以前利用したことがある光回線事業者のケーブルが残っていて、同じ回線を再度利用する
  • (マンションの場合)工事不要な配線方式になっている

光回線の工事内容や費用、日数、準備事項は以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

光回線の工事には費用がかかる

光回線の工事は、一般的に15,000円~40,000円ほどの費用がかかります。

ただし、光回線事業者やプロバイダーが、工事費が無料になるキャンペーンを行っている場合もあります。

数万円を節約できる可能性もあるため、光回線事業者・プロバイダーとの契約前に公式ホームページでお得情報をチェックしてみてください。

光回線ならeo光がおすすめ

光回線ならeo光がおすすめ

関西圏での光回線なら、eo光がおすすめです。

eo光は2023年オリコン顧客満足度®調査において、インターネット回線部門で「近畿 第1位」の実績を獲得しました(2023年6月発表)。

eo光は関西電力グループの光回線提供事業者で、「通信速度の速さ」「料金のお得さ」で高い評価を得ています。

光回線を独自に敷設し提供しているため、いつでも安定した接続を維持しています。

また回線とプロバイダーサービスを一括して提供するeo光は、万一のトラブルがあっても丁寧にサポートできる体制を整えています。

インターネットに電話、テレビも、まるごとeo光にお任せください。

まとめ

まとめ

光回線の利用には、光回線・プロバイダーとの契約や周辺機器、開通工事が必要です。

光回線工事は立ち会いが必要で、繁忙期は混み合います。希望する開通日まで余裕をもった手続きがおすすめです。

光回線ならではの安定性と充実したサポートなら、関西圏で光回線を提供するeo光にお任せください。

プロバイダーも一体になった光回線で、お手続きも簡便に進みます。

※「即割」・「eo暮らしスタート割」・「eo光ネット 最大12カ月間900円割引キャンペーン」・「eoの10ギガ大作戦!キャンペーン」の適用が条件です。

※本サイト内に記載のキャンペーンやサービス内容は、記事の掲載・更新時点のものです。

※キャンペーンやサービス内容は予告なく変更・終了する場合がございます。

RBB TODAYブロードバンドアワード2023

【関西でネット回線をお探しなら】
eo光は17年連続お客さま満足度 No.1!※

※ RBB TODAYブロードバンドアワード2023
キャリア部門 エリア別総合(近畿)第1位(2024年2月発表)
2007年~2023年17年連続受賞

  • facebook
  • twitter
  • line

関連記事