光回線速度が遅い?平均通信速度の確認から改善方法まで徹底解説
光回線は通信速度が速いといわれています。なぜかというと、光回線が固定回線であり、無線回線よりも通信が安定しやすいからです。しかし、光回線を利用していても通信速度が遅く感じることがあります。
光回線の速度が遅いと感じたとき、一体どのような対策をとればよいのでしょうか?本記事では、快適にインターネットが利用できる通信速度や、通信遅延が起こる原因・改善方法について解説します。速度低下がみられたときの参考にしてみてください。
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快適だと感じる通信速度はどのくらい?
光回線の通信速度は「bps」で表し、数値が大きくなるほどに通信の速度が速いと言われています。通常、データ通信の速度は「上り」と「下り」で確認しますが、特に重要なのは下りです。上りはデータを送信すること、下りはデータを受信することを指します。
Webサイトの閲覧や動画再生、オンラインゲームなどをするには、それぞれのデータを受信しなければいけません。受信速度が遅いと動画やゲームの途中で接続が切れたり、通信遅延が起きたりしてしまいます。
そのため、多くの方は下り速度によってインターネット環境が快適かどうか判断できるのです。動画やゲームのダウンロードなどで通信が遅いと感じる場合は、下り速度を確認してみましょう。
なお、ユーザーが快適だと感じる通信速度は、インターネットの使い方によって異なります。
主な利用シーンで必要な通信速度の目安は以下のとおりです。
利用シーン | 必要な速度 |
---|---|
Webサイト閲覧 | 10~30Mbps |
4K動画再生 | 30Mbps以上 |
オンラインゲーム | 30~100Mbps |
光回線の一般的な速度は?どれくらいが普通?
光回線サービスの多くは、下りで最大1Gbpsのプランを設けています。
ただし、こうした数値は理想的な条件が揃った場合の最大値であり、実際の通信速度は利用環境などさまざまな要因によって変化します。
例えば、マンション・アパートなどの集合住宅の場合、平均速度は下り30~300Mbps程度となる場合が多いでしょう。数値に幅があるのは、共有スペースまで引き込んだ光ファイバーケーブルを各戸まで配線する方式によって、通信速度に差が生じるためです。
配線方式には「光配線方式」「LAN配線方式」「VDSL方式」の3種類があり、それぞれの平均速度は以下のとおりです。
配線方式 | 平均速度(下り) |
---|---|
光配線方式 | 100~300Mbps |
LAN配線方式 | 60~90Mbps |
VDSL方式 | 30~90Mbps |
一方、戸建て住宅の場合、平均速度は下りで100~300Mbpsとなるケースが多いでしょう。戸建ては最寄りの電柱から引き込んだ光ファイバーケーブルを独占して利用できるため、集合住宅と比べて通信速度が安定しやすい傾向があります。
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光回線の速度の測定方法
光回線の速度を測定したい場合は、インターネット回線のスピードを測定するWebサービスを利用するのがおすすめです。「スピードテスト」や「通信速度測定」と検索すると、さまざまなサービスがヒットします。
無料で利用できるものがほとんどなので、気軽に測定してみましょう。
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光回線の通信速度が遅くなる4つの原因
光回線の通信速度が低下する原因には4つあります。- ルーターの性能が低い
- 無線で多くの端末が接続されている
- Wi-Fiの接続先が原因になることも
- 回線側で通信障害が発生している
それぞれどのような状態なのか確認していきましょう。
ルーターの性能が低い
ルーター選びの際は、対応しているWi-Fi規格や通信規格を確認することが大切です。これらの規格が光回線に合っていなかったり、性能が低かったりすると通信遅延が起きる可能性があります。そのため、光回線に合ったスペックや通信速度のルーターを使用するようにしましょう。
また、高性能の光回線やルーターを使っていても、LANケーブルの規格やルーターの位置などが原因で通信速度が低下することがあります。必ずしもルーターの性能が通信遅延を引き起こすわけではないので、原因を一つずつ探っていくことが大切です。
通信速度が低下する理由について詳しくはこちらをご覧ください。
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無線で多くの端末に接続している
光回線に無線ルーターを接続し、さまざまな端末でインターネットを利用している方は少なくありません。しかし、無線ルーターには接続できる端末台数が決まっています。接続している端末台数が多いほどWi-Fiの通信速度が低下するため、ルーターに接続可能な台数や、接続している端末を把握しておくことが大切です。
Wi-Fiの接続先が原因になることも
Wi-Fiの接続先には5GHzと2.4GHzがあります。この2つはWi-Fiのルーターが対応している周波数を指し、Wi-Fi接続の際、どちらに接続するかを端末で選択することが可能です。ただし、ルーターの規格によってはどちらか一方にしか対応していないこともあるので注意しましょう。
5GHzは障害物に弱いものの安定している周波数で、2.4GHzは障害物に強く広範囲に届きやすい周波数です。また、2.4GHzは家電によく使われる周波数なので、家電とルーターの位置が近いと電波干渉を起こし、通信速度の低下につながることがあります。それに対して5GHzは壁や家具などがあると電波が届きにくくなるため、ルーターと端末の距離が長いほど通信速度が低下しやすいです。このように、家具やルーターの位置、障害物の有無などによって周波数が合わず、通信遅延が起こる可能性があるので注意しましょう。
回線側で通信障害が発生している
周辺機器や接続端末に異常がないにもかかわらず、インターネットに接続できなかったり通信速度が低下していたりする場合には、光回線で通信障害が発生している可能性もあります。まずは、閲覧しているWebサイトや機器などで問題が発生していないか確認しましょう。その次に回線事業者のサイトに通信障害の告知がないかを確認し、回線側の問題かどうかを判断してください。
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光回線の通信速度を改善する8つの方法
光回線の通信速度が落ちていたら、以下の8つの方法を試してみましょう。
- ONUやルーターの再起動を行う
- 有線接続に変更する
- ルーターの位置を変更する
- Wi-Fiの接続先を切り替える
- LANケーブルを変える
- ルーターを変える
- 中継機やメッシュWi-Fiを導入する
- 高速回線に乗り換える
これらの方法は今すぐできるものです。それぞれどのような改善方法なのか解説します。
ONUやルーターの再起動を行う
ONUとは光回線終端装置のことで、光ファイバーとパソコンをつなぐように設置されています。光ファイバーからは光信号が送られてきますが、パソコンでは光信号を認識できないため、ONUによってデジタル信号に変換する必要があるのです。また、ルーターは複数の端末をインターネットに接続するために使われます。
ONUやルーターは基本的に常時電源が入っているため、劣化したり熱をため込んだりすると不具合が生じやすくなる機器です。
通信遅延が起こったら、まず以下の手順でONUやルーターを再起動してみましょう。
- ルーターのACアダプターをコンセントから引き抜く
- ONUのACアダプターをコンセントから引き抜く
(ONU一体型ルーターの場合はこの手順は省略) - 5分ほど待つ
- ONU、ルーターの順番にコンセントにACアダプターを差し込む
再び起動させてみて通信速度が改善されるようであれば、通信遅延の原因がONUやルーターであることがわかります。
ONU(光回線終端装置)については、こちらの記事で詳しく説明しています。
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有線接続に変更する
有線接続に比べると、無線接続はどうしても通信が不安定になりがちです。無線ルーターを利用している場合は、一度有線接続に切り替えて試してみましょう。ただし、LANケーブルの規格が光回線に合っていない場合は、有線接続でも通信速度は改善されない可能性があります。有線接続を行う場合は、使用するケーブル選びも重視するようにしましょう。
もし有線接続で快適にインターネットが利用できるのであれば、大容量のデータ通信が必要なときだけでも有線接続に切り替えるのがおすすめです。有線接続の方法は簡単で、ONUや有線接続機能付きのルーターなどにLANケーブルを差し込み、使用したい端末にケーブルをつなぐだけで済みます。
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ルーターの位置を変更する
ルーターを以下のような場所に設置している場合は、ルーターからの電波が届きにくくなっている可能性があります。
- 周りに障害物(壁や背の高い家具など)がある
- 端末を利用する部屋から離れた場所
- 家電製品(電子レンジなど)の近く
- キッチンやお風呂などの水回りや、水槽の近く
まずはWi-Fi接続している端末をいろいろな場所で使ってみましょう。場所によって通信速度に変化を感じるのであれば、ルーターの位置に問題があるのかもしれません。
ルーターの位置が原因で通信速度が低下している場合は、ルーターをできるだけ障害物の少ない場所に設置し、電波を遠くまで届けられるようにしましょう。また、ルーターの位置を変えながらいろいろな条件で通信速度を確認し、最適な位置を探してみてください。
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Wi-Fiルーターの最適な設置場所は?おしゃれに設置する方法も紹介!
Wi-Fiの接続先を切り替える
Wi-Fiの接続先には2.4GHzと5GHzがあります。この2つにはそれぞれ特徴があるため、状況に合わせて2.4GHzか5GHzかを選ぶことが大切です。
【2.4GHz】
障害物に強く、電波が遠くまで届きやすいのが特徴です。ただし、2.4GHzは電子レンジやテレビなどの家電製品が利用するのと同じ周波数帯なので、電波干渉が起こる可能性があります。
【5GHz】
2.4GHzよりも通信速度が速くなりやすく、電波干渉のリスクも少ない周波数帯です。ただし、障害物には弱く、周りに壁や家具などがあると電波が不安定になることがあります。
まずは5GHzに接続してみて、それでも通信速度が遅い場合は障害物による影響が考えられるため、ルーターの位置を変更するなどの対策を行いましょう。
LANケーブルを変える
LANケーブルの劣化によって、光回線の通信速度が遅くなる場合もあります。
LANケーブルの耐用年数は20~30年とされていますが、直射日光・高温・紫外線・湿気などの要因により劣化が速く進むこともあるため注意しましょう。
また、ルーターとLANケーブルの規格が合っていない可能性も考えられます。最新のルーターを導入しても、LANケーブルの規格が古いと性能を十分に発揮できない場合があります。
以下に、LANケーブルの規格と対応する通信速度を表にまとめました。
LANケーブルの規格 | 通信速度 |
---|---|
CAT.5 | 100Mbps |
CAT.5e | 1Gbps |
CAT.6 | 1Gbps |
CAT.6A | 10Gbps |
CAT.7 | 10Gbps |
CAT.7A | 10Gbps |
CAT.8 | 40Gbps |
光回線サービスは下り最大1Gbps以上をカタログスペックとしている場合が多いため、CAT.5では性能を十分発揮できない可能性が高いでしょう。現在、CAT.5やCAT.5eのケーブルを取り扱っている店舗はほとんどありませんが、昔からあるLANケーブルをそのまま使用している場合は、一度規格を確認してみましょう。
ルーターを変える
ルーターは長年使い続けていると不具合が生じ、通信速度に影響を及ぼす可能性があります。
まずは、ルーター本体に不具合が発生しているのかを確かめるため、ルーターを再起動してみましょう。再起動をしても通信速度が改善されない場合はファームウェアのバージョンを確認してみましょう。ファームウェアとは、パソコンやルーターなどのハードウェアを制御するプログラムのことです。ルーターのファームウェアを最新版に更新することで、通信速度の問題が解消される場合もあります。
他の改善方法も含め、ここまでご紹介してきた方法を試してみても改善がみられない場合は、ルーターの修理や交換を検討してみてください。光回線事業者からレンタルしたルーターを使用している場合は、サポート窓口に問い合わせてみましょう。
中継機やメッシュWi-Fiを導入する
ルーターから飛ばしている電波が場所によって届いていない場合は、中継機やメッシュWi-Fiを導入することで改善される可能性があります。
中継機はルーターから飛ばしている電波を拾い、その電波を中継機周辺に飛ばすための機器です。ルーター1台では別の部屋まで電波が届きにくい場合に向いています。
メッシュWi-Fiは、家の中にメッシュ状の電波を張り巡らせることで、どこにいても家族みんなが快適にインターネットを楽しめるようにする機器です。どちらもプロバイダーでレンタルしていたり、比較的安価で手に入ったりするのでぜひチェックしてみてください。
メッシュWi-Fiの機能や特徴については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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メッシュWi-Fiとは?中継器との違いやWi-Fiを強くするメリットについて解説
高速回線に乗り換える
光回線には主に4つの種類があり、より通信速度が速い回線への乗り換えが可能です。高速回線に乗り換えるとデータ通信のストレスが減るだけでなく、プロバイダーによっては月額料金の節約にもつながります。
特に、電力会社が提供する光回線は「電力系光回線」と呼ばれ、使用できる地域が限られているものの、安定した通信や高速通信が利用可能です。ただし、異なる回線から乗り換える場合は、新たに光回線工事が必要になるので注意しましょう。
他社記事のご紹介:関西在住者必見「10ギガ」の「eo光」はどのくらい速い?
光回線の種類や特徴について詳しくはこちらをご覧ください。
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回線の速度が速いか判断するためのポイント
光回線の速度が速いかどうか調べるためには、以下の4点に注目しましょう。
- 実測値を見る
- 上りと下りの両方で平均速度を確認する
- Ping値でタイムラグを調べる
- ルーターの性能を確認する
なぜこれらの項目を調べたほうがよいのか、調べ方も含めて解説します。
実測値を見る
通信速度を確認するときは、速度計測サイトなどで実測値を調べましょう。実測値とは、実際にインターネットを利用したときに測定できる通信速度のことを指します。
各回線事業者が提供するプランの説明にある「○Gbps」という表記は、あくまで「最大通信速度」です。最大通信速度だけでなく実測値も併せて確認することで、光回線の通信速度が速いかどうか判断できます。
上り・下りの両方で平均速度を確認する
インターネットの通信速度には上りと下りがありますが、データ送信は上り、データ受信は下りが重要になるため、できれば両方の平均速度を確認しましょう。しかし、専門的な知識がないと一般的に通信速度を自分で計測するのは難しいです。
そのような場合には、ワンクリックで上り速度や下り速度を調べてくれるWebサイトやツールを使用しましょう。さまざまな時間帯や環境で計測し、平均速度を割り出せば通信速度が遅いかどうか判断できます。
Ping値でタイムラグを調べる
Ping値とは回線のタイムラグを表す指標で、単位はms(ミリ秒)です。Ping値を調べることで、データ通信の際にどのくらいタイムラグが発生しているかわかります。タイムラグが大きいほど「データの読み込みが遅い」と感じやすく、オンラインゲームなど大容量の通信を行う場合は重要な指標です。しかし、Ping値はサーバーや通信経路の混雑度合いパソコンのデータ処理能力も関係するため、Ping値が大きい場合でも光回線の通信速度が遅いとは限りません。他の要因も調べつつ、光回線の通信速度が速いかどうか判断しましょう。
Ping値が35msであればほとんど支障はありませんが、36~50msであればデータ通信量によっては少しタイムラグを感じるでしょう。インターネット検索や動画視聴では100ms以下、オンラインゲームの利用では50ms以下が目安となっています。ただし、動画の画質やオンラインゲームの種類などによってタイムラグが変わるので、あくまでも平均的な目安と考えましょう。
ルーターの性能を確認する
光回線の通信速度が速くても、ルーターの性能が低いと通信遅延が起こります。インターネットにつながりにくいと感じたら、ルーターの性能を確認しましょう。
ルーターの製品パッケージや本体にルーターの規格が表示されているので、その表示でどの規格に該当するか判別してください。Wi-Fi6に対応しているルーターなら「IEEE802.11ax」、Wi-Fi5に対応しているなら「IEEE802.11ac」と記載されています。もしも、光回線とルーターが合わない場合は、ルーターを変更すれば通信速度が改善されるでしょう。
ルーターについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
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無線ルーターの選び方を解説|チェックポイントと便利な機能も紹介
まとめ:通信速度が気になる方はeo光の高速回線やメッシュWi-Fiがおすすめ!
eo光では「10ギガコース」「5ギガコース」「1ギガコース」の3種類のコースを提供しています。なかでも10ギガコースと5ギガコースは超高速回線となっているため、現在の通信速度にお悩みの方におすすめです。
eo光の回線速度
eo光の各コースにおける最大通信速度の理論値は以下のとおりです。
上り最大通信速度 | 下り最大通信速度 | |
---|---|---|
10ギガコース | 約10Gbps | 約10Gbps |
5ギガコース | 約5Gbps | 約5Gbps |
1ギガコース | 約1Gbos | 約1Gbos |
ただし、eo光はベストエフォート型のサービスであるため実際の通信速度はさまざまな要因によって変化します。
例えば、「パソコン工房 大阪店」で10ギガコースの通信速度を計測したところ、実測値は7.8Gbpsとなりました。(2023年12月5日計測)
また、兵庫県宝塚市のお客さま宅(戸建て住宅)にて1ギガコースの通信速度を計測したところ、実測値は750Mbpsとなりました。(2023年5月21日計測)
詳細はこちらの関連記事をご確認ください。
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eo光10ギガコースの実際の速度は?最新の実測値と速度を体感できるスポットをご紹介!
また、家中のインターネット環境を快適にしたいという方には、eoメッシュWi-Fiが向いています。eoメッシュWi-Fiは、障害物に関係なく電波を届けてくれるほか、Wi-Fi6に対応しているので大容量のデータ通信もスムーズなのが特徴です。
通信速度が遅いと感じる方は、最大通信速度だけでなく実測値や平均値、Ping値を計測してみましょう。通信速度が遅かったり、時間帯によって速度低下がみられたりする場合には、プラン変更やメッシュWi-Fiの導入を検討してみてください。
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